シャウレイ十字架の丘までタクシーだといくら?ロシア語での値切り方も覚えよう!
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日本人に有名な、リトアニアのシャウレイにある「十字架の丘」。ここへの一般的な行き方は、シャウレイバスターミナルから本数の少ない路線バスに乗ってDomantaiというバス停で降り、そこから徒歩20分程歩く、というものです。

 

今回バルト三国を旅したときに、僕は最初バスで行くことも考えていたのですが、駆け足での旅だったこともありタクシーをチャーターすることにしました。ネットを見ていても、十字架の丘までのタクシーの利用方法があまりまとめられていないので、この記事でまとめておくことにします。

 

目次

十字架の丘までバスとタクシー、どっちがいいのか

タクシー情報をまとめる前に、すごく素朴な疑問について答えておくことにします。

まず、バスとタクシーのどちらがいいのか、ということですが、

・安さを取るならバス
・快適性を取るならタクシー

を選ぶといいでしょう。そんなの当たり前じゃないか、と思うかも知れませんが、バックパッカーの方でも、財布に余裕があるのであればタクシーを使ってもいいと思います。というのも、

・最寄りバス停(Domantai)から十字架の丘までは2キロ近い距離があり、
・なおかつ太陽や雨をよける場所がない

ので、シーズンによっては余計に体力を消耗してしまう恐もあります。また、シャウレイのバスターミナル近くに大きなコインロッカーもないため、バックパックをバスターミナルに預けてバスで移動、というのも現実的に厳しいです。

 

その点、タクシーをチャーターすればバックパックなどの大型に持つもトランクに預けられますし、バス停から十字架の丘までもそのまま移動してもらえるので、非常に快適です。

 

僕が十字架の丘を訪れたのは5月中旬の午後3時頃で、この時期は日照時間も非常に長く(ビリニュスでの日没が21時頃)、天気も良い日が多くて、無防備で炎天下の中を大きな荷物を担いで移動するのは少し大変です。

 

また、バスは本数が少なく、時間帯によっては十字架の丘で十分な滞在時間を取ることもできません。タクシーの場合、往復+1時間強の滞在を含めたサービスとなるので、路線バスの時間を気にせずに十字架の丘を見て回ることができます。

 

ある程度お金に余裕のある方はもちろん、節約しながら世界を旅するバックパッカーの方も、必要に応じてタクシーを使ってみるといいでしょう。複数の旅行客と一緒に行けば、タクシーを相乗りして安く済ますこともできますしね。

 

タクシーの料金はいくらくらい?

僕は最初、バスの時刻表を確認してからタクシーを使おうかと考えていました。

ちなみに、バスの時刻表は2017年5月中旬時点のもので、以下の通りです。

・シャウレイバスターミナル発:7:25(日曜運休)、8:25(日曜運休)、10:25、11:00、12:15、13:10、14:15、15:40、17:30、20:30

(約12分で到着するDomantaiというバス停で下車)

・Domantaiのバス停の通過時間:7:33(日曜運休)、8:50、9:32(日曜運休)、10:43、12:12、13:03、14:03、15:02、17:27、19:03

 

Domantaiのバス停から十字架の丘までが片道徒歩30分、そして滞在時間で1時間ほどは欲しいので(もっと短くすることもできますが、じっくり見ながら写真を撮って…と仮定すると、1時間は欲しいです)、バスを使う場合は、シャウレイのバスターミナルを出発して戻るまで、2時間くらい欲しいところです。

 

僕は14:45分にビリニュスからバスターミナルに到着して、15:40のバスに乗ろうかとは思ったのですが、それだと17:27分のバスに乗らないとリガ行きのバスに間に合わず、更に夕食を調達する時間がなさそうなので(リガには当日22時頃の到着予定だったので)、タクシーにしようか、それともバスにしようか…とターミナルをうろついていると、運ちゃんがやってきて「十字架の丘まで行きますよ」という紙を見せに来てくれました(笑)

 

その紙には、十字架の丘までの地図と「1 hour 30 Euro」と書かれていたので、約1時間の滞在+往復(合計で20分くらい)を30ユーロでどうか?というわけです。

 

さすがにちょっと高いかなあ、と思ったので、25ユーロにまけてもらいました。ただ、ネット情報を見ていると20ユーロに値切ってもらった、というものもあるので、下限が20ユーロと考えてもよさそうです(個人的に、一気に10ユーロまけてもらうのは気が引けたので25ユーロにしました)。

 

※ちなみに、シャウレイのバスターミナルにタクシー乗り場が併設してあるので、ここから乗ることができます(下の写真の左に停まっています)。

 

リトアニアで値切るならロシア語ができた方が無難

僕が乗ったタクシーの運ちゃんは、聞くところによるとご両親がアゼルバイジャンの出身で、今は移住なのか出稼ぎなのかで、この運ちゃんはリトアニアに住んでいるらしいです。で、アゼルバイジャンと言えば旧ソ連なので、当然この運ちゃんも英語は話せず…。

 

僕は大学の第2外国語がロシア語だったので、値切りの時も数字をロシア語で伝えて、車内でも簡単なロシア語を使って話をしていました(とは言っても、ほとんど何も伝えられていませんし、相手の話も理解できませんでしたが…)。

 

リトアニアも一時期旧ソ連だった関係もあり、バルト三国ではロシア語の普及率も高いです。この運ちゃんのように英語がからっきしダメ、という方もいるので、(値切りの数字だけでも)ロシア語で伝えられるほうが、お互いに安心できるのではないかと思います。

 

ロシア語では、20はдвадцать(ドゥヴァーツァッチ)、25はдвадцать пять(ドゥヴァーツァッチ ピャーチ)と言います。シャウレイ~十字架の丘のタクシーチャーターはこの範囲の金額で大丈夫だと思うので、相手が料金を吹っ掛けてきた場合はこの言葉を伝えて下さい。ちなみに15はпятнадцать(ピャトナーツァッチ)と言うので、20ユーロより更に下げることができそうなら、この数字を伝えてみてもいいかもしれません。

 

また、「ありがとう」はСпасибо(スパシーバ)、「とてもありがとう」はспасибо Большое(スパシーバ バリショーイ)と言うので、十字架の丘に着いたときと、バスターミナルに帰ってきた時には伝えてみましょう。

 

※バルト三国を旅するときは、「旅の指さし会話帳(ロシア語)」を持っておくと何かと便利でしょう

旅の指さし会話帳 26ロシア (ここ以外のどこかへ!)

まとめ

いかがでしたか。シャウレイ~十字架の丘をバスで移動する場合は本数が少ないのと、バス停から歩く必要があるので、滞在時間が短い場合や、重い荷物を持っている場合はタクシーの利用も一向に値します。ここで紹介したロシア語の単語を使うだけでも値切りと感謝の気持ちを伝えることができますので、ぜひタクシーの利用をお考えの方は参考にしてみて下さい。

 

 

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