マルタにあるルア国際空港は、国内唯一の空港であり、マルタに訪れる人の99%が必ず使う場所。
このマルタ国際空港にも、プライオリティパスで使えるラウンジが1つありました。そしてこのラウンジは、今まで僕が使ってきたプライオリティパスラウンジの中でも特に満足度の高いものでした。
今回は、そんなマルタ空港にあるLA VALETTEラウンジを取り上げたいと思います。
目次
LA VALETTEラウンジへの行き方
マルタ国際空港は小さく、LA VALETTEラウンジは保安検査を超えて免税ショップエリアを過ぎたすぐの場所にあります。
これが、免税ショップエリアの最後の部分。
このすぐ左手に、ラウンジに行くための通路があります。
ラウンジは3階にあります。エレベーターを使って上がることができます。
広々とした空間とバラエティ豊かな食事が待っている
さて、フロントで手続きをしてラウンジの中に入ってみると…
これまで使ってきた、ヨーロッパの中にあるプライオリティパスラウンジの中では屈指の広さと明るさ!
食事も、ハラール食を含むラインナップが豊富で、「本当にプライオリティパスで使っていいのか?」と思えるほど。
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ミールはハム、チーズ、サラダ、野菜スティックに主食、そしてデザートまで
マルタでハムやチーズが取れるのかはよく分からないのですが、北のイタリアでもよく目にする組み合わせがまず目に留まりました。
こちらは穀類?を使った主食。フライトの時間が15時と中途半端だったので、こういう食事は口にしませんでしたが、食事の時間帯に利用すると一食分浮かすことができますね。
ヨーロッパには珍しい、野菜スティック。ドレッシングもなぜか種類があって、フライトの3時間ほど前からじっくりと味わってみたくもあります。
チーズのフライ(?)や焼き鳥のようなメニューまで。プライオリティパスで使えるラウンジの中で、ここまで食事のラインナップがあるのはこのマルタが初めてです。
野菜スティックとは別に、野菜サラダも。果物も口にすることができました。
食事にひけを取らないドリンク類の品揃え
飲み物類も、僕は水しか飲んでいませんがフルーツジュースにアルコール、ソフトドリンクと様々。パーソナルスペースも十分に広いので、回りをそこまで気にせずお酒もたしなめるのはありがたいですね。
コーヒーメーカーも2つスタンバイされていました。
マルタのワインも置かれていました。
広々としたラウンジ内。展望スペースや仮眠スペースもあり
続いては、ラウンジ内の様子を写真で案内します。
ラウンジが広い割に座席数は少なく、ゆったりと時間を過ごせます。
ソファが多かったです。
ラウンジは空港の駐機場に面していて、座席によっては離着陸する飛行機をいつまでも楽しむことができます。
また、屋外スペースもあって、天気のいい時期には外でお酒や食事を楽しむことも。
室内から駐機場が見えるラウンジは多くあれど、窓を通さずに見られる場所はなかなかないのでないでしょうか。くれぐれも飛行機の乗り遅れにはご注意を。
屋外スペースとは逆の側には、仮眠を取れるスペースも。カーテンがないのとフルフラットにはなれませんが、フライトの出発時間によってはここを利用してみるのもいいかもしれませんね。
なお、Wi-Fiも無料で利用可能。ラウンジの中にパスワードも表示されていました。
ラウンジ名と同じパスワードですね。
なお、お手洗いは出入り口の隣に、出発案内の掲示板はラウンジの中央に1つだけあります。アナウンスは入らなかった(ように記憶している)ので、時間に余裕を持って搭乗口に行くようにしましょう。
一点補足をしておくと、中東経由で日本に戻る場合などでは、ラウンジエリアから搭乗口に行くまでに出国審査を受ける必要があります。出国審査を受けてからはこのラウンジを利用できないことと、出国審査を受ける場合は、搭乗開始時刻の30~15分前にはラウンジを出て出国審査の列に並ぶようにしましょう。
まとめ
マルタは旅行先としてもどちらかと言えばマイナーな国に属するため、ラウンジ利用者はそこまで多くない印象でした(利用したのは2019年8月の、日本のお盆の時期の平日)。ヨーロッパの旅行のピークシーズンは6月と7月なので、これらの月に利用する場合はもう少し混雑するかもしれません。
今回紹介したように、マルタ空港のプライオリティパスラウンジは、他のヨーロッパのたいていの空港にあるラウンジよりクオリティが高いです。淡路島の半分ほどの大きさであるこぢんまりしたマルタを楽しんだ最後の日は、このラウンジで旅を締めくくるのもいいのではないでしょうか。
空港ラウンジが利用できるプライオリティパスについては、こちらの記事で解説をしています。
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