ポーランドに来るなら、とりあえず冬だけはやめておけ
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ポーランド関係のブログを書いていると「ポーランドに来るのにオススメの時期はいつですか?」という質問を受けることが多いです。

 

これまでの僕の回答は「春か夏がいいんじゃないでしょうか」というものだったんですが、今(2016年11月9日)の時点で、はっきりと言えることがあります。それは

 

ポーランドに来るなら、悪いことは言わないから冬だけは来ない方がいい

ということです。

 

今回は、そのように僕が考える理由をまとめました。

 

目次

理由その①:日照時間が短い(特に、日没が早い)

ポーランドの冬は、日が出ている時間が短いです。極夜を迎える北極圏ほどではありませんが、日本よりも北に位置するポーランドはどうしても冬の時期は太陽が出ている時間が短くなります。

例えば、11月上旬の日の出日の入りを調べると、日の出は7時前、そしてなんと、日の入りが15時50分頃です(!!) 冬至の頃になると、日の出が7時20分、日の入りが15時30分頃になってしまいます(!!) これだと、せっかく観光で来ているのに、太陽が出ている時間帯が短すぎて回れないですよね…。

 

そして、ポーランドはUTC+1(日本と時差がマイナス8時間)のヨーロッパの国の中では、一番東に位置するため、日の出はまあ早いんですが、こんなに日没が早いんですよね…。17時頃にはもう真っ暗になってしまって、観光で来ていると外を散歩するのも厭になってしまうと思います(生活していても気が滅入ります)。

 

もし冬期にポーランドにお越しの場合は、日照時間がものすごく短いことを念頭に置いて計画を立てて下さいね。

 

理由その2:冴えない天気の日が多い

ポーランド全域に言えることではないと思いますが、少なくともワルシャワは、冬の期間の7割は雨、雪、曇りのいずれかの天気です。晴れているのが本当にレアですし、朝は晴れていても昼前から曇りがちになって、後はずっと優れない天気だった…ということなんてザラ。日照時間の短さに加えて、ここにも「気が滅入る要素」がありました。

 

そして、雨の日は雲が地上近くまで降りてきて、高層ビルのてっぺんは雲で隠れて見えないことが普通です。ここ標高いくらなんだよ…って話なんですが、とにかく、観光するにはディスアドバンテージが多いのがポーランドの冬です。

 

理由その3:気温が低い

もうお分かりでしょう、冬に雪が降るポーランドでは、気温もなかなか低いです。このブログを書いている11月9日現在で、日中の気温が2℃(!!)。10月末でも7℃くらいでしたが、いよいよ冬本番を迎えるとなると、冷え込みが一層きつくなります。この調子でいくと、12月、1月は氷点下の日が多くなりそうですね。

 

正直言って、この時期にポーランドに旅行に来るなら、スペインやポルトガルといった南欧に脚を伸ばした方が精神的にも肉体的にもいいんじゃないかと思います。求む、スペインorポルトガル在住者の現地情報!

 

※それでも冬に訪れたいならクリスマスシーズンを狙おう

とは言っても、休みの都合やなんやらかんやらで、どうしても夏期にポーランドに来づらい方もおられるとは思います。

そこで、ポーランドに冬に訪れるのであれば、クリスマスシーズンを狙うのがいいです。12月24日、25日はポーランドは祝日で、レストラン等は軒並み閉まっていると思いますが、その前後でワルシャワやクラクフのクリスマスマーケットに足を運ぶのは、価値があることだと思います。

あるいは、ポーランドに友人がいるのであれば、相談をしてクリスマスを地方で過ごしてみるのもいいかと思います(今年のクリスマスは、僕はそういう風に過ごすつもりです)。

 

なお、ポーランドでは日本のように、1月1日に新年を祝う行事は特に行われません(街中で花火が上がったり爆竹が打たれるので、そういうイベントはありますが)。そして、12月31日、及び年明けはこれまたお店が軒並み閉店しているので、観光で訪れても特に美味しい食事も食べられなかった…ということになりかねません。

 

まとめ:やっぱりポーランドに来るなら夏!

というわけで、翻ってポーランドに来るならやっぱり夏です。この時期は気温も高いですし、日照時間も長いので(逆に感覚がおかしくなりますが)、街全体に漂う高いエネルギーを味方に付けて外を歩きまわりましょう!

 

僕も、冬は部屋に籠もって粛々と過ごそうと思います。

 

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