モロッコ・マラケシュ空港から国際線を利用する場合、プライオリティパスを使えるラウンジは1つだけ、「パールラウンジ」です。
僕にとって、初めてのアフリカ大陸旅行であり、アフリカの空港ラウンジ利用でもあったのですが、ヨーロッパのプライオリティパスが使えるラウンジよりワンランククオリティは高かったと思います。
今回はそんな、マラケシュ空港のパールラウンジの利用記録をまとめました。
ラウンジの場所は2階、エスカレーターを上り終えた後の反対方向
マラケシュ空港の出国手続きは導線がややこしくて、
チェックインカウンター(地上)→出国カード記入(地上)→保安検査(地上)→出国審査(地上)→2階に上がる→フライトによって、2階から出発(フラッグキャリア)or地上階にまた戻る(LCC)
という風になっていました。
出国審査を終えてすぐにゲートに向かう場合、2階に上がってからそのまま前進して、右折(フラッグキャリア)か左折してエスカレーターで地上に降りる(LCC)のですが、パールラウンジは、「2階に上がったらすぐに180度反転したところ」にあります。
この看板が目印。
受付で搭乗券とプライオリティパスを見せます。ゲートはバーコードリーダー式になっていましたが、受付で搭乗券をスキャンしたらそのまま自動で開いて入れるようになりました。
ラウンジというより、どことなくオフィス感がある室内です。食事が置かれているテーブルは奥にあり、手前に椅子とテーブルが沢山。
食事の量とテーブルの数がぱっと見アンバランスだった(テーブル多すぎ)なので、恐らく満席になることは考えていないのでしょう。
テーブルや椅子の形状も5種類ほどあって、好みや気分によって選べます。
食事は、しっかりした料理が3種類と、タルトなどのスイーツが20種類ほど。飲料は、イスラーム圏なのでアルコールはありませんがソフトドリンクと水のバラエティは多かったです。
マラケシュ市内から空港に向かったのが午後2時頃、フライトが午後6時手前に出発し、4時間ほど乗るので、このラウンジでの食事は貴重。しっかりと頂くことにしました。
左側は、茄子と鶏の挽肉の炒め物。右は鶏肉のカレー風?の料理でした。
スイーツはパンケーキとタルトを頂きました。他にも美味しそうなものが10種類以上あったので、こちらメインで食べてみるのもありかもしれません。
こちらはベジタリアン向けの、ご飯と野菜の炒め物。オリーブが酸っぱくて口に合いませんでしたが、他の野菜は美味しかったです。ただ、お腹には物足りないかな。
このラウンジが嬉しいのは、搭乗口まで徒歩5分くらいでいけること。制限区域は割とコンパクトに収まっていて、ラウンジ内の掲示板で「搭乗中」の案内が出るまでゆっくり過ごせるのも、このラウンジとマラケシュ空港の良さかもしれません。
ラウンジは24時間営業で、Wi-Fiはパスワードなしの、ラウンジ用のものが用意されていました。
なお、窓の向こうには飛行機が駐機していますが、窓に飾りが付けられていてはっきりと見えるわけではありませんでした。
マラケシュ空港のパールラウンジは、これまで利用してきたラウンジの中ではサービスの良さと快適性が上位に入るラウンジです。
プライオリティパスについては、以下の記事で詳しくまとめています。
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