2018年の11月末に、羽田~ミュンヘン~ブダペストを、ルフトハンザのフライトで利用しました。今回はそのうちの、大陸横断フライトであるルフトハンザ715便・羽田→ミュンヘンのフライト利用記です。
目次
ダブルデイリーの羽田~ミュンヘンをルフトハンザで利用
2019年6月現在、羽田~ミュンヘン間には、ANAとルフトハンザがそれぞれ毎日1便ずつ飛行機を飛ばしていて、ダブルデイリーでの運航となっています。当然ながら、ルフトハンザはミュンヘン起点の、羽田発が折り返し便、ANAは、羽田起点のミュンヘン折り返し便です。
僕がこのとき利用したのは、ブダペスト~ミュンヘン~羽田、の往復航空券で、ミュンヘンから羽田へはANAのボーイング787フライト、羽田からミュンヘンへはルフトハンザのエアバス350フライトでした。
出発の3時間ほど前に羽田空港に到着
僕は関西在住で、出発の前日に東京で仕事関係の予定があり、前日は羽田近くのカプセルホテルに投宿。朝早く目が覚めたので、9時頃には羽田空港の国際線ターミナルに到着しました。
関西から、スーツケースは楽天プレミアムカードの手荷物宅配サービスを利用したので、国内の移動は最低限の荷物で済ませ、空港に到着したら専用カウンターで荷物を受け取りました。
楽天プレミアムカードの手荷物配達サービスについては、こちらの記事にまとめています。
空港に着いたときにはチェックインが始まっていなかったので、少し時間を潰して、カウンターが開いたらすぐに並んで、チェックインと預け荷物の手続きを行いました。
ルフトハンザ・ANAは、近年のヨーロッパ路線での競争力強化によって、エコノミークラスでもスーツケースを2個まで無料で預けられるようになりました。海外で暮らしながら、毎回スーツケース2つに荷物を詰め込んでいるので、こういうサービスは非常に助かります。
ルフトハンザは、事前に公式サイトからオンラインチェックインもできたのですが、スマホからの操作が面倒なのでカウンターですることにしました。
プライオリティパスラウンジのない羽田空港。カフェで時間を潰す
さて、羽田空港にはプライオリティパスで利用できるラウンジがないので、登場口近くのカフェでコーヒーを買って、本を読みながら時間を潰しました。ラウンジを利用できれば快適に過ごせるのですが、首都の玄関口となる国際空港でこの塩対応は正直辛いですね。
出発は12時15分でしたが、11時40分頃には搭乗開始ということだったので、早めにゲートに向かってちゃっちゃと搭乗しました。
離陸後のサービスなど
モニターで選べる言語の数がとても多い。なかなか、ここまで選べるフラッグキャリアもないのではないでしょうか(僕は見たことない)。
ルフトハンザに限らず、エアバス350にはイヤホンジャックとUSBコンセントが付いているので、スマホの充電がそのままできてしまうのがありがたいですね。
座席の配置は2+4+2。エアバスはこの偶数配置で、ボーイング787は、航空会社によってこの2+4+2か3+3+3かが違うようです。
離陸してからの、モニターの飛行案内画面。
普段、拠点にしているポーランドやハンガリーに住んでいると、帰国のために使うフライトの所要時間は
・ヘルシンキ~関空で9時間半
・ワルシャワ/ブダペスト~北京で8時間半(+北京~日本で2時間ほど)
と、大陸横断での10時間をしっかり切る所要時間になるので、どうしても日本~西欧の、10時間を超える移動時間は苦手です。
ぶれてますがおしぼりも配られました。おしぼりが配られる航空会社=中国系とカタール航空、というイメージなので、これは驚き。日本線ならではのサービスなんでしょうか。
昼食、夕食メニューもきちんと日本語で用意されています。
昼食前の軽食+ドリンクでは、ドイツビールを頂きました。
ヨーロッパにはもう10回以上行っていますが、実はルフトハンザを利用するのはこれが初めて。ドイツビールはやっぱり美味しかったです。
こちらが昼食のカツ丼。だいたい、日本を離れるときは日本食が恋しくなるので日本食を食べるようにしています。
これに小さなお寿司が付くという。ここまでご飯で押さなくても、って感じですが。
ヨーロッパに入る頃の、フライト案内。ヘルシンキの南からバルト海を越えてポーランド、チェコと超えてミュンヘンを目指すルートのようです。
ルフトハンザでは、昼食と夕食の間におにぎりのサービスがありました。こういう心意気は非常に嬉しい。
到着の2時間前くらいから夕食。こちらもご飯を頂きました(基本、ヨーロッパに住んでいるときはご飯は食べないんですけれど)。
ポーランド上空に入る頃の様子。ルフトハンザって「紺色」のイメージがあるので、機内照明が明るみのあるオレンジ色になったのはやや意外でした。
到着1時間前頃の案内。この案内画面、動画のように動くんですけれど目まぐるし過ぎで、周りにどんな街があるのか全然確認できずに終わってしまいました。
結局、定刻よりやや早く到着。入国審査を済ませてそのままブダペスト行きのフライトに乗り換えました。
ミュンヘンにもプライオリティパスラウンジがなかったので
実は、ミュンヘンにもプライオリティパスで利用できるラウンジがない(厳密に言うと、ルフトハンザが乗り入れているターミナルBにはない)ので、ブダペストの到着時間が夜遅くになることもあって、ミュンヘン空港のレストランで泣く泣く食事をしました。
KAEFER BISTROという名前のレストランでした。ビールと肉の煮込み料理で23ユーロ(当時のレートで3000円)。空港価格とは分かりながら、やっぱり高く感じますね…。
まとめ
今回は、ルフトハンザ715便の羽田→ミュンヘンの利用記をまとめました。これまでに、日本に飛んでいる主要な欧州フラッグキャリア(KLM、フィンエアー、エールフランス)は一通り利用してきましたが、このルフトハンザ便のサービスの高さはトップに思えました。
関西の人間なので、なかなか羽田発着の国際線を利用することはないのですが、年に1度、東京近辺で仕事関係の予定が入ってそれに合わせて帰国することもあるので、その際は積極的にルフトハンザを使いたいなあ、と思いました。
※今回のフライトで貯まったANAマイル:1759(予約クラス・K)
※ルフトハンザの機内では、有料のインターネットサービスも使うことができます。その内容や申し込み方法については、こちらの記事で解説しています。
※往路(ミュンヘン→羽田)で利用したANA便の搭乗記はこちら。
ミュンヘン空港に到着して市内を目指すときの、移動方法についてはこちらの記事に詳しく解説しています。
※2019年の秋には、ルフトハンザのビジネスクラスを使ってミュンヘン→関空を移動しました。その記事はこちら。
スポンサードリンク
ちと被害妄想ではないですか。物価目当てで訪れる日本人が増えても最初のきっかけにす…