クロアチア旅行の最終日は、ドブロブニク空港から帰国の途へ。
ドブロブニク空港を18時頃に出発する、クロアチア航空4432便(ドブロブニク→ミュンヘン)を利用して、ミュンヘンからは関空行きのルフトハンザに乗り継ぐ計画でした。
空港には、16時過ぎに到着したのですが、なんとこのタイミングで、クロアチア航空から、「フライトの出発時間が2時間遅れます」という連絡がメール宛に…。
これなら、ドブロブニク市内でもっとゆっくりしておけば良かった…と思いつつ、ハイシーズンは市内から空港までの移動も大変だったので、こればかりは仕方ないかな、と思いつつ。
※今回は、ピレ門近くのタクシースタンドで、定額44ユーロのきちんとしたタクシーを利用して空港まで移動しました。クロアチアはUberも使えるのですが、ダイナミックプライシングで刻一刻と値段が変わるので、現地のSIMカードを使っている場合は、定額タクシーとUberのどちらが安いかを比較して決められるといいと思います。
ドブロブニクから空港に向かうとき、Uberを使おうとも思ったけど、ダイナミックプライシングで常に金額が変動するので、タクシー(固定料金で44ユーロ)を使った方が安いのでそっちを使った。
けど、こういうダイナミックプライシングこそ、市場が生きてる感じがして好き。 pic.twitter.com/uK9RO0FUjg
— Tatsuya YABUUCHI (@TYashf7) July 26, 2023
ドブロブニク空港自体はコンパクトで、チェックインカウンター(地上階)で荷物を預けて紙の搭乗券をもらい、そのまま保安検査に進んで制限エリア(2階)に行きます。ここに免税店がいくつかと、カフェがいくつかありますが、ラインナップは良くないです。
ところで、今回の帰路のドブロブニク→ミュンヘンは、クロアチア航空運航便をルフトハンザのコードシェアで予約したのですが、この場合、オンラインでの事前チェックインができないようでした。
このため、ドブロブニク→ミュンヘンはチェックイン時の座席指定が事前にできず、ミュンヘン→関空は有料の座席指定を使っていたから良かったものの、チェックイン時の座席指定をするつもりでいたら、痛い目に遭っていたかもしれません。
※ルフトハンザの座席指定については、こちらの記事で詳しく解説しています。
目次
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スターアライアンスラウンジは3階にあるが、利用制限が厳しめ
さて、ドブロブニク空港のシェンゲン圏エリアには、スターアライアンスラウンジが1つあるのみで、プライオリティパスで使えるラウンジや、ワンワールド、スカイチームのラウンジはありません。
写真を撮り忘れているのですが、「Lounge」の案内に沿ってエスカレーター/階段を上っていくと、駐機場が見える位置にラウンジがあります。
入室条件は、スターアライアンスゴールド/スターアライアンス運航便のビジネスクラス利用者、なのですが、
・スターアライアンス航空会社系列のLCC(ユーロウィングスやジャーマンウィングス)の搭乗者
・スカンジナビア航空の搭乗者
は、スターアライアンスゴールドであっても入室できないという厳しさ。特に、なぜ後者のように、スカンジナビア航空利用者だけが対象外になっているのかは分かりませんが、もしこのブログを読んでいる方で、ドブロブニク~コペンハーゲン~羽田をスカンジナビア航空利用で移動する予定の方は、注意してください。
さて、ラウンジの中は比較的小ぶりで、約30名のキャパかな、といったところ。
座席は基本的に全てがソファ席で、4名掛けのテーブルでした。
乳製品と果物のテーブル。
利用したのは夕刻ですが、朝食のようなラインナップのままでした…
こちらは、ソフトドリンクと軽食類のコーナー。品揃えは限りなく質素ですね。
こちらがメインの軽食類。とはいうものの、パンだけだと本当に気持ち程度の食事ですが…。
ワインが用意されているのは良かったです。私は飲んでいませんが、恐らくクロアチアワインでしょう。
フライトの出発が遅れに遅れていたので、結局3時間くらい滞在したのですが、さすがに時間を潰すには小さすぎでしたw
ラウンジサービスの規模は、関空の飛鳥ラウンジと同程度かなあ、と思いました。
※飛鳥ラウンジは、行きの関空→ミュンヘンのフライトを使ったときに、ANAラウンジの代わりに使いました。詳しくはこちらの記事で。
まとめ
ドブロブニク空港のスターアライアンスラウンジは、サービスの質がとてもいい、という感じではありませんでしたが、制限エリア内で高額なサービスを利用する(2023年から、クロアチアにユーロが導入された、というのもあります)よりは良いかな、と思いました。
※なお、クロアチアは2023年からシェンゲン協定に加盟したため、今回利用したラウンジは実質的に、ルフトハンザ、オーストリア航空、スイス航空、ブリュッセル航空、クロアチア航空を利用する際にのみ使えるラウンジです。
非シェンゲン圏エリアにラウンジがあるかどうかまでは調べられていませんが、スターアライアンスラウンジの場合、当てはまる航空会社がターキッシュエアラインズとユナイテッド航空(繁忙期のみ?運航のアメリカ直行便)のみなので、ラウンジがなくても文句は言えないかもしれません。
<合わせて読みたい>
利用したことがある他のスターアライアンスラウンジについては、以下の記事でそれぞれまとめています。
・ミュンヘン空港のセネターラウンジ(@サテライトターミナル)
・仁川空港アシアナビジネスラウンジ
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