チェンストホヴァではヤスナ・グラ修道院で「黒い聖母」のアイコンを見よう
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ポーランド中部、シロンスク県チェンストホヴァはポーランド屈指のキリスト教の巡礼地。毎年1千万人を超えるカトリック信者が、世界各地から訪れる街です。今回はそんなチェンストホヴァで訪れたいヤスナ・グラ修道院を紹介します。

 

目次

チェンストホヴァはどこにある?

チェンストホヴァはポーランド南部にある街で、ワルシャワからだと列車で2時間20分程。同じシロンスク県のカトヴィツェや南の観光地・クラクフからのほうがアクセスは簡単です。

 

チェンストホヴァ駅は街の真ん中に位置していて、コンパクトにまとまっていました。

駅構内のコンコース。この写真を撮ったのは出発の日曜朝8時くらいだったので、人はほとんどいませんでした。

チェンストホヴァ駅はホームが3つほどありますが、ワルシャワなどの北に向かう列車か、カトヴィツェ、ビエルスコビヤワの南に向かう列車のどちらかしか通らない中間駅なので、駅の案内を見ていれば迷うことはありません。

 

チェンストホヴァ屈指の名所であるヤスナ・グラ修道院とは?

ヤスナ・グラ修道院は聖母マリアに捧げられたカトリック教会の修道院で、カトリック教徒が大多数のポーランドにおいて、多くのポーランド人の心の拠り所となっています。ヤスナ・グラ修道院には「黒い聖母」と呼ばれるマリアのアイコンがあり、このアイコンが奇跡的な力を持っているとされていて、強力な信仰の対象となっているのです(ちなみに僕はカトリック教徒ではありません)。

 

例えば、17世紀にスウェーデンからポーランドが侵攻された時に、ヤスナ・グラ修道院はスウェーデン軍に包囲されたにも関わらず陥落を免れたのは、この「黒い聖母」のおかげだ、と言われています。

 

ヤスナ・グラ修道院はチェンストホヴァ鉄道駅から歩いて20分くらいで行けるところにあります。

 

駅に着いたら、西側出口を通って外に出ると、すぐトラムと道路が併走している道があります。

道路を横断して右折をして少し歩いて行くと、真ん中に歩行者専用道路がある路肩の広い道と交わる交差点に到着します。

 

その交差点を左に向くと、

遠くにヤスナ・グラ修道院が見えます。

 

あとは、ひたすら修道院に向けて歩いていくだけです。

修道院の手前で道路を横切ると、いよいよ修道院の敷地に突入です。

 

ヤスナ・グラ修道院の中の様子

修道院の姿が現れたら、左側に入口があるのでそちらに歩いて行きます。

↑これが修道院への入口。

入口近くはこんな感じ。

 

以下は修道院の中の様子。フラッシュをたかなければ撮影はできます。が、信者が大勢いるのでほどほどにしておきましょう。

肝心の「黒い聖母」はどこにあるのか?

実は、僕はこの修道院で「黒い聖母」を見ることができませんでした。というのも、黒い聖母の存在を知ったのはチェンストホヴァへの旅行を終えて帰ってきてから、ワルシャワで友人に教えてもらったからですね(笑)

 

ネットの観光情報(英語)によると、ヤスナ・グラ修道院には5つの祭壇があって、その中の1つ(メインではない祭壇)にあるらしいのですが…

随時公開というわけではなく、毎時00分から少しだけ公開される、という風になっているようです。

 

修道院の裏側も見て回れます

裏側にも門がありますが、この門を出て行くと駐車場に続きます。車やバスで来る人はこちらから訪れるんですね。

大砲跡もありました。

裏側からの写真。こちらにあまり人はいません。

 

まとめ

いかがでしたか。チェンストホヴァは名前が発音しづらい街ですが、以前から「キリスト教徒の巡礼地」という話だけは知っていて、事前に何も調べずに行って来ました(ヤスナ・グラ修道院について知ったのは、出発前日に少しだけググっていた時です)。

 

次回行く際は、きちんと「黒い聖母」のアイコンも目に焼き付けてこようと思います。

 

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