
2026年9月、ヨーロッパ・韓国出張の最後に利用したのが、アシアナ航空のOZ1145便、ソウル金浦発・関西国際空港行きのビジネスクラスです。
今回のフライトは、自分にとって少し特別なものでした。
アシアナ航空は大韓航空との統合が進んでおり、これまで親しんできたアシアナ航空というブランドも、いずれ姿を消すことになります。
今回の旅行では、往路でも羽田から仁川までアシアナ航空を利用しましたが、このOZ1145便が私にとって文字通り最後のアシアナ航空搭乗となりました。
そんな節目のフライトを、ビジネスクラスの座席や機内食を中心に、写真とともに振り返ってみたいと思います。
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1.OZ1145便のフライト概要
今回利用した便の概要は以下のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 航空会社 | アシアナ航空(Asiana Airlines) |
| 便名 | OZ1145便(ANAコードシェア便:NH6958) |
| 区間 | ソウル金浦(GMP)→関西国際空港(KIX) |
| 利用時期 | 2026年9月下旬 |
| 出発時刻 | 8:10 |
| 搭乗クラス | ビジネスクラス |
| 使用機材 | エアバスA321-200 |
韓国と関西を結ぶ短距離の国際線で、飛行時間は約1時間半です。
今回は早朝の便で、韓国での滞在を終えて日本に戻ります。
2.ホテルから金浦空港まで
今回の韓国出張では、江南地区に宿泊しており、早朝のリムジンバスが運行されていないので、Uberを予約して金浦空港まで向かいました。空港には6時10分頃には着きたかったので、5時10分頃の配車予約を前日にしておいて、当日は5時前に起床しました。
江南地区から金浦空港までは、40分ほどで到着しました。料金は、配車料含めて37,300ウォンほどだったので、日本円だと4000円程度になると思います。
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3.金浦空港でのチェックインと手荷物預かり
空港到着時点では、まだチェックインカウンターが開いていないので、少し待ちぼうけを食らいました。セルフ荷物預け機もあったのですが、荷物が大きいのと、チェックインの時間が前日まで取れなかったので、有人カウンターで行いました。
さて、この金浦空港で面白かったのは、荷物を預けてコンベアーに載せてから、自分の目で、荷物が荷さばき場に行くかを確認する必要があることでした。荷物の検査をコンベア上でするからなのですが、保安検査上に行くまでに少し時間がかかるのは予想外でした。
保安検査・出国審査の後は、アシアナラウンジに入室して、出発までの時間を潰しました。
※金浦空港のアシアナラウンジのレビューは以下の記事でまとめています。
4.金浦国際空港から搭乗

出発はソウルの金浦国際空港です。
今回の搭乗ゲートは36番。出国審査直後のゲートで、ラウンジのほうが遠くにあるため、ラウンジに行ってから搭乗口まで引き返すことになりました
ビジネスクラスおよびスターアライアンスゴールド会員向けの優先搭乗レーンが設けられています。
搭乗開始予定時刻は7時42分。
私はANAのSFCを保有しており、スターアライアンスゴールド会員でもありますが、今回はビジネスクラスを利用しているため、搭乗クラスだけでも優先搭乗の対象となります。
今回の機材はA321-200

搭乗する機材はエアバスA321-200。単通路のナローボディ機で、日本と韓国を結ぶ短距離路線ではおなじみの機材です。
近年はA321neoなどの新しい機材も増えていますが、今回搭乗したのは従来型のA321-200。
機内の設備にも、それなりに年季を感じる部分がありました。
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5.ビジネスクラスの座席

今回のA321-200に搭載されていたのは、昔ながらのリクライニング式ビジネスクラスシートです。長距離国際線に導入されているフルフラットシートとは異なり、大型のリクライニングシートを採用しています。
座席は濃いグレーを基調とした落ち着いたデザイン。大きなヘッドレストと幅広のアームレストを備えています。
外観はやや古めかしいものの、エコノミークラスとは一線を画すゆったりした座席です。
足元は広々

今回利用したのは、前方が壁になっているバルクヘッド席です。目の前に座席がないため、足元にはかなり余裕がありました(なぜか、1Aではなく7Aから始まる座席ナンバリングでした)。
実際に着席して足を伸ばしてみても、前方の壁まで十分な距離があります。
1時間半程度のフライトであれば、これだけの空間が確保されていれば快適です。座席横の大型コンソールも印象的で、飲み物などを置くスペースにも困りません。
このあたりは、同じ短距離路線でも、ヨーロピアンビジネスクラスよりも上級感がありますね。
※今回の出張で利用した、ポーランド航空のヨーロピアンビジネスクラスのレビューはこちら。
電動リクライニングと座席操作

座席の位置は電動で調整できます。
アームレスト付近に設けられたスイッチでは、背もたれや座面、レッグレストなどの位置を操作できるようになっています。

座席側面には、機内エンターテインメント用のリモコンやUSB端子も設けられていました。
リモコンのデザインからも機材の世代を感じますが、短距離路線であれば十分な設備だと思います。
電源コンセントも利用可能

座席間には、110Vのユニバーサルタイプの電源コンセントもありました。写真で実際に充電器を接続しているのは隣席の方ですが、充電などでも問題なく利用できます。
短距離路線とはいえ、スマートフォンやノートパソコンを充電できるのはありがたいところです。
スリッパなどの備品

座席前方のポケットには、安全のしおり、機内食メニュー、ヘッドホンなどが用意されていました。
また、アシアナ航空のロゴが入ったスリッパも備えられています。わずか1時間半程度のフライトですが、こうした備品が用意されているのは、フルサービスキャリアのビジネスクラスらしいところです。

6.OZ1145便のビジネスクラス機内食
今回のフライトで楽しみにしていたのが機内食です。
韓国発の朝便ということで、ビジネスクラスでは朝食が提供されました。
短距離国際線ながら、きちんとしたメニュー冊子が用意されていたのも印象的です。
朝食メニューは2種類から選択

メニューは日本語でも案内されていました。朝食のメイン料理は次の2種類です。
- サワラのテンジャン焼き
- チャイブオムレツとポークソーセージ、ソテーポテト
このほか、ヨーグルト、旬の果物、各種パンが用意されています。韓国らしいサワラのテンジャン焼きも気になるところですが、今回は洋食のチャイブオムレツを選びました。
ドリンクメニューも充実

アルコールの品ぞろえも充実しています。
ワインは、白ワインにイタリア産のColterenzio Chardonnay、赤ワインにはフランス産のLa Vieille Fermeが掲載されていました。
さすがに朝からワインを飲む気にはなりませんでしたが、朝食提供のときにCA酸が押し気味に"Would you like wine?"と皆さんに勧めてきたのは、ちょっとシュールな光景ほくそ笑んでしまいました。

さらに、レミーマルタンXO、バランタイン17年、アブソルートウォッカ、ビーフィータージンなどのスピリッツ類も用意されています。
ビールは韓国のCass、Kloudのほか、ハイネケンなど。1時間半程度のフライトとしては、なかなか充実したラインナップです。

ソフトドリンクやジュース、お茶、コーヒーなども種類が豊富です。
紅茶にはダージリンやアールグレイ、ハーブティーにはカモミールやルイボスバニラなどが掲載されていました。
朝食はチャイブオムレツ

こちらが実際に提供された朝食です。
メインプレートには、大きなチャイブオムレツ、ポークソーセージ、ソテーポテト、野菜が盛り付けられています。
一般的な短距離国際線では、簡素な機内食や軽食だけで済ませるケースもありますが、アシアナ航空のビジネスクラスでは、陶器の食器を使用した温かい朝食が提供されました。
トレーにはヨーグルト、バター、そして韓国エアラインの専売特許とも言うべき、コチュジャンなども用意されていました。
韓国の航空会社らしく、洋食のメニューであってもコチュジャンが付いてくるのは面白いところです。
食後のコーヒー

食後にはコーヒーをいただきました。今回は早朝のフライトということもあり、アルコールではなくコーヒーを選択。
機内で温かい朝食とコーヒーをいただいていると、あっという間に日本が近づいてきます。
デザートにはフルーツ

食後にはフルーツもいただきました。
パイナップル、メロンなどが小皿で提供されています。
短いフライトにもかかわらず、メイン料理だけでなく、食後のフルーツや飲み物まで楽しめました。
機内食全体として、短距離路線のビジネスクラスとしては十分に満足できる内容でした。
最後のアシアナ航空フライトを終えて
こうして、アシアナ航空OZ1145便は関西国際空港に到着しました。
2026年9月のヨーロッパ・韓国周遊旅行も、これですべて終了です。
今回のOZ1145便は、機材こそ年季の入ったA321-200でしたが、広々としたビジネスクラスの座席、スリッパなどの備品、そして充実した機内食と、フルサービスキャリアらしいサービスを楽しむことができました。
そして何より、私にとっては最後のアシアナ航空便となったことが印象に残っています。利用回数だけを見ると、今回を含めてたった6回の搭乗でしたが、アシアナ航空にはお世話になりました。
今回の旅行でも、往路は羽田から仁川までOZ177便に搭乗し、復路の最後にこのOZ1145便を利用しました。
思えば、アシアナ航空で始まった今回の旅は、アシアナ航空で締めくくられたことになります。
最後の搭乗が、きちんとした食事とゆったりした座席を楽しめるビジネスクラスだったのは、個人的には良い締めくくりになったと思います。
ありがとう、アシアナ航空。
これまでの搭乗体験を思い出しながら、最後のアシアナ航空便の搭乗記を終えたいと思います。
※往路の、羽田からソウル仁川までのアシアナ航空OZ177便のビジネスクラス利用レビューはこちらの記事です。
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