
2026年9月、ポーランドのワルシャワ・ショパン空港で、LOTポーランド航空が運営する「LOT Business Lounge Mazurek」を利用しました。
ワルシャワ・ショパン空港はLOTポーランド航空のハブ空港であり、同社を利用してヨーロッパ各地やアジア、北米方面へ乗り継ぐ際に利用する機会も多い空港です。
今回紹介するMazurekは、シェンゲン圏外への出発便を利用する乗客向けのラウンジです。
実際に利用してみると、室内は比較的コンパクトで、食事もコールドミールが中心という印象でした。
一方で、ポーランドの伝統的な陶器を使った食事の提供や、地元のビール、シャワー設備など、個性的なサービスも見られました。
今回は、写真を交えてラウンジ内の様子を紹介します。
※ショパン空港のシェンゲン外エリアには、プライオリティパス利用のラウンジBOLEROもあります。そのラウンジについては、以下の記事で詳しくまとめています。
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1.LOT Business Lounge Mazurekの概要
LOT Business Lounge Mazurekは、ワルシャワ・ショパン空港のシェンゲン圏外エリアに設置されている航空会社ラウンジです。
ワルシャワ空港にはシェンゲン圏内向けのラウンジもありますが、Mazurekは出国審査を通過した先にあります。
したがって、日本やイギリスなど、シェンゲン協定に加盟していない国へ向かう際に利用することになります。
今回の訪問では、LOTポーランド航空のビジネスクラスを利用するため利用できました。また、スターアライアンスゴールドを保有していても使えます。
加えて、中国、インド、日本、カナダ、韓国、米国行きのフライトを利用するLOTプレミアムエコノミーの利用者も、追加料金を受付で払えば利用できます(料金は不明です)
なお、乗り継ぎで利用する場合は、出国審査に要する時間も考慮しておく必要があります。
2.ラウンジ内部の様子
まずはラウンジ内の様子から。室内は全体的にコンパクトで、大規模なハブ空港のラウンジとしては、やや狭めという印象を受けました。
内装には木目調の家具や青色の椅子が使われており、観葉植物も配置されています。

派手な装飾はありませんが、落ち着いた雰囲気にまとめられていました(利用時は人が混雑していたので、ラウンジ全体の写真はありません)。
窓際には滑走路側を向いた席も設けられており、駐機中の航空機を眺めながら過ごすことができます。

※この写真だけだとわかりづらいですが、窓を向いた席のすぐ前が駐機場になっています。
また、席には電源コンセントも用意されていました。

乗り継ぎ時間にスマートフォンやパソコンを充電したい場合にも便利です。
個人的には、広さよりも窓際からの景色が印象に残りました。
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3.食事はコールドミールが中心
続いては、ラウンジ内の食事。食事はビュッフェ形式で提供されており、コールドミールが中心でした。

サラダやチーズ、ハム、ゆで卵などが並び、野菜類も比較的豊富に用意されています。
サラダはあらかじめ小分けにされたカップでも提供されており、取りやすいように工夫されていました。
また、魚料理やパン類も用意されていました。
温かい料理も一部提供されていますが、全体としては軽食を中心とした構成です。
なお、温かい食事も、スープ含めありましたが、全てポーランド料理で、生活をしていた自分からすると、味が濃くて、バクバクと手が進むわけではないのも事実。

左は煮込み料理、真ん中は不明で右はポテトでした。
ホットミールも食べられますが、しっかりした食事を楽しむというよりは、搭乗前に軽くお腹を満たすのに向いているラウンジという印象でした。
ボレスワビェツ陶器を使った食事の提供
個人的に印象的だったのが、料理の盛り付けに使われていた陶器です。
ビュッフェ台には、紺色と白色の模様が特徴的な、ポーランドのボレスワビェツ陶器が使用されていました。
ボレスワビェツ陶器は、ポーランド南西部のボレスワビェツを中心に生産される伝統的な陶器で、独特の絵柄で知られています。
料理そのものは比較的シンプルですが、こうした食器が使われていると、ポーランドらしさを感じられます。
国際線の航空会社ラウンジで、その国の伝統工芸品に触れられるのは面白いものです。
4.ドリンクはポーランド産ビールも充実
ドリンク類については、食事よりも充実している印象を受けました。
ソフトドリンクは、コカ・コーラやスプライト、ファンタなどの炭酸飲料に加え、ミネラルウォーターやジュース類が用意されています。

コーヒーメーカーもあります。

アルコール類も豊富で、ワイン、ウイスキー、ジンなどが並んでいました。

特に印象的だったのが、ポーランド産ビールの品揃えです。

ポーランドのクラフトビール「PINTA」
ビール用の冷蔵庫には、ポーランドのクラフトビールブランド「PINTA」の製品が並んでいました。
PINTAはポーランドのクラフトビールブランドで、さまざまなスタイルのビールを展開しています。
ラウンジで地元のクラフトビールを楽しめるのは、ビール好きには嬉しいポイントでしょう。
そのほか、ポーランドを代表するビールブランドの一つである「Żywiec」も用意されていました。
実際に、窓際の席でŻywiecと軽食をいただきました。

このラウンジは、ワルシャワからソウルに行くフライトの搭乗前に使ったのですが、かつてポーランドに住んでいたときを思い出すように、ポーランドっぽい料理で揃えてみました。
これは、その地に住んだことがないと体験できないことで、当時は大変なことのほうが多かったかもしれないのに、挑戦しておいて良かったなと思いました。
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5.シャワールームも利用可能
今回のラウンジで、特に紹介したい設備がシャワールーム。Mazurekにはシャワールームが設置されており、搭乗前に汗を流すことができます。
利用する場合は、ラウンジのフロントでスタッフに申し出て、鍵を借りる仕組みでした。

鍵に会社のノベルティグッズが付けられているのは初めて見ました(笑)。しかもかわいいですし。
私が利用した際には、明確な時間制限についての案内はありませんでしたが、時間制限が設けられていないかどうかは確認できていないため、利用時にスタッフに確認するのが確実です。
シャワールーム内部
シャワールームは個室になっており、シャワーブースのほか、洗面台とトイレも設けられています。


ラウンジ自体はコンパクトですが、シャワールームは比較的ゆとりのある造りでした。
シャワーブースはガラス扉で仕切られており、室内にはタオルも用意されています。
洗面台には大きな鏡が設けられ、壁にはドライヤーも設置されていました。
全体的に清潔感があり、搭乗前に身支度を整えるには十分な設備です。

LOTとZEWのコラボアメニティ
シャワールームには、ポーランドの男性向けグルーミングブランド「ZEW for men」とLOTポーランド航空のコラボレーション製品も置かれていました。

写真で確認できるのは、ハンド・ボディウォッシュジェルやシャンプーなどです。
黒色のボトルに「ZEW × LOT」のロゴが入っており、航空会社オリジナルの特別感があります。
こうした地元ブランドとのコラボレーションも、LOTらしさを感じられるポイントでした。
6.共用手洗いにもZEWのアメニティ
シャワールームだけでなく、共用の手洗いにもZEW for menの製品が設置されていました。

確認できたのは、以下の3種類です。
- FACE CREAM(フェイスクリーム)
- BEARD OIL(ひげ用オイル)
- FACE WASH GEL(洗顔ジェル)
いずれもLOTとのコラボレーション仕様で、黒色のボトルが印象的です。
航空会社ラウンジのアメニティといえば、ハンドソープやハンドクリームが中心というイメージがありますが、ひげ用オイルまで用意されているのは興味深いところです。
このあたりにも、ポーランドのブランドを積極的に取り入れている様子がうかがえました。
7.まとめ:コンパクトながらポーランドらしさを感じるラウンジ
今回利用したLOT Business Lounge Mazurekは、ラウンジの広さや食事の豪華さという点では、特に際立った施設ではありませんでした。
食事もコールドミールが中心で、長時間滞在して食事を楽しむというよりは、搭乗前の短い時間を快適に過ごすためのラウンジという印象です。
一方で、ボレスワビェツ陶器を使った食事の提供、ポーランド産ビール、ZEWとのコラボアメニティなど、ポーランドならではの要素が随所に感じられました。
また、シャワールームが利用できることも、大きなメリットです。
特に、長距離フライトへの乗り継ぎや、複数便を乗り継ぐ旅程では、搭乗前にシャワーを浴びられるだけでも快適さが大きく変わります。
ワルシャワ・ショパン空港でシェンゲン圏外への便を利用する際には、立ち寄ってみる価値のあるラウンジだと思います。
※これまで利用した、スターアライアンス加盟会社ラウンジの記録は以下の記事でまとめています。
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