ルフトハンザ(LH)743便・関空~ミュンヘン(シルクロードルート)搭乗記
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2023年の5月から運行が再開した、ルフトハンザドイツ航空の関空~ミュンヘン路線(LH742・743便)。

ロシア・ウクライナ戦争の関係でロシア上空を飛べず、以前の同便とは経路も所要時間も大きく異なってしまっていますが、このルフトハンザ743便を、2023年7月に利用する機会がありました。

今回は、以前とは様変わりしてしまったLH743便の搭乗レビューをまとめたいと思います。

目次

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現在のLH743便は、関空深夜発のミュンヘン早朝着

現在のLH743便は、定刻では関空を21時50分に出発して、ミュンヘンには5時10分に到着するダイヤ(※)サマータイム中の夏ダイヤ)となっています。定刻での所要時間はなんと、14時間20分という超ロングフライト。

同じような所要時間のフライトは、普通は東南アジアと北米を結ぶ路線や、オーストラリアと中東を結ぶ路線で設定されており、通常であればロシア・北極圏上空を通れる日本が、いかにヨーロッパと近いかを実感することができるかと思います。

(ロシア上空を飛べる場合でも、日本からヨーロッパは11~12時間ほどかかりますが)

なお、Flightrader24の履歴を調べてみると、LH743便は定刻では14時間を超えるフライトとなっていますが、実際は13時間30分前後のフライト時間となっているようです(それでもだいぶ長い時間ですが)。

とはいうものの、ルフトハンザドイツも公式HPで案内しているとおり、

ルフトハンザの日本路線のうち、ミュンヘン~関空路線は唯一、両空港を深夜に出発するダイヤ設定となっており、利用者の皆さんが時間を有効活用できるような時間での運行となっています

というわけで(※ミュンヘン発関空行きは、定刻では22時20分にミュンヘンを出発し、関空には翌17時20分に到着)、深夜帯の時間を有効活用して、現地滞在の時間を実質的に1日多く取れるようなダイヤになっているのは嬉しい限りです。

(従来のロシア上空を飛ぶフライトでは、確かLH743便は9時か10時台に関空を出発しており、これだと空港には2時間前に到着しないといけないことから、どうしても朝一での移動が必要で、体力的にも時間的にも厳しいものがありました)

今回僕たちは、3時間ほど前に関空に着くリムジンバスを利用したので、19時過ぎには関空に到着しました。

空港では、スターアライアンスゴールドで荷物預けのみの手続き

今回は、スターアライアンスゴールドになって初めてのルフトハンザ利用でした。また、同ステータスを手にしてから2回目の海外渡航でもあります。

※初めての渡航は、こちらの記事で詳しくまとめています。

スターアライアンスゴールド(ANAのSFCカード)の場合、空港のカウンターで利用できるサービスは

・優先チェックインカウンターの利用

・持ち込み手荷物の個数増大

・預け荷物の重量制限緩和(あるいは、個数増大)

などがあります。また、最初のサービスは、SFCカードの保有者のみが利用でき、同伴者は利用できないサービスで、今回は2人で利用したので、普通のチェックインカウンター(厳密には、コンコースの一番手前側にある、オンラインチェックイン済みの手荷物預け用カウンター)を利用しました。

スターアライアンスゴールドの場合、一番奥の「ファーストクラス/スターアライアンスゴールド」の表示がされているカウンターを利用できるようでしたが、誰も利用していませんでした。

手荷物預け用カウンターはそんなに滞りなく進み、列ができていたものの、並んでから10分程度で荷物を預けることができました。

※今回、座席指定は搭乗日の1週間ほど前に、お金を払って行いました。ルフトハンザの座席指定の有料と無料の境目は、こちらの記事にまとめています。

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深夜便の場合、ANAラウンジではなく飛鳥ラウンジが指定される(※2023年7月まで)

スターアライアンスゴールドのステータスを保持しての楽しみの1つは、やっぱり空港ラウンジですよね。

関空は、長い間ANAラウンジが閉業していましたが、午前中の関空~上海便(ANA便)の再開に伴って、ANAラウンジも復活しました(2023年6月下旬)。

ただ、私たちが利用した2023年7月は、ANAラウンジの営業時間が17時半までとなっていて、21時50分発のルフトハンザを利用する場合、ラウンジが閉まっています。

上のアシアナ航空利用の記事を書いた、022年末のときは、カードラウンジかカフェでのバウチャーを渡されたので、別のラウンジの利用が案内されるかと思っていたら、予想通り、ANAラウンジの代わりに飛鳥ラウンジの利用ができるという案内を、チェックインカウンターでされました。

※2023年8月7日からは、ANAラウンジの営業時間が6:30~21:30(月・水・土)、6:30~17:00(火・木・金・日)に変更になったようです。ルフトハンザのLH743便の運航日が月、水、土なので、この運航に合わせた対応だと思われます。

2023年8月現在、関空には夕方以降に、ユナイテッド(サンフランシスコ、グアム)、アシアナ(仁川、金浦)、タイ国際航空(バンコク)、エアカナダ(バンクーバー)、エバー航空(台北)、ルフトハンザ(ミュンヘン)、シンガポール航空(シンガポール)と、スターアライアンスの航空会社が多数出発するようになっているので、利用日と時間によって、ANAラウンジか飛鳥ラウンジの案内がされるかと思います。

飛鳥ラウンジは軽食だけながら、深夜利用にはちょうどいい内容

この日は、空港に着くまで夕食を食べていなかったので、荷物を預けてから一度、下の階のフードコートで食事をした後、保安検査を通過して飛鳥ラウンジへ。

ルフトハンザは北ウイングの一番端(北側)からの出発で、飛鳥ラウンジはその手前にありました。

これが、カウンターでもらった案内の紙。関空は絶賛リノベーション(?)中で、導線が分かりづらかったです。

飛鳥ラウンジの入口のデスクで、スターアライアンスゴールドのQRコードをアプリで見せ、搭乗券を同伴者の分を含めて提示(ラウンジは、同伴者1名まで無料で使えます)。

以下はラウンジ内の様子。

パンなどの軽食類。今までビジネスラウンジを含めて色々利用してきた身からすると、サービスの質で見劣りするのは否めないとも、実際思ってしまいます。

シリアルも用意されていました。

ビールサーバーも2つあります。プレモルが飲めるのは嬉しいですね。

サラダ、フルーツ、ヨーグルト類の用意もありました。深夜だとこれくらいで十分ですが、日中だと物足りなさそうです。

お寿司やおにぎりも。

酒類はバラエティが豊富でした。

器の写真は撮ってないのですが、照り焼き(?)チキンと焼売があったので、それを夜食的に利用しました。

ドリンク類も豊富です。

ソフトドリンクでも、ちょっといいサーバーが使われていました(笑)

ここで1時間ほど時間を潰したあと、いよいよ搭乗です。

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LH743便の機内の様子

LH743便の機材は、A350-900。3列×3の、並び9席の配置となっています。

今回は、進行方向左側の窓側と中間席を事前に有料指定しておきました。

スターアライアンスゴールドの場合、グループ2での搭乗となるようでしたが、少しもたもたしていたのでグループ3の案内が始まってから機内に向かいました。

ブランケットと枕が用意されていました。

モニター部分にはUSB-Aの充電口が1つ付いているのと、小物置きが前後に2つ付いています。奥側の小物置きはとても底が深いので、うっかり物を入れてしまうと底までいって取り出しにくいかもしれないのでご注意を。

出発時は、機内照明はオレンジ色でした。

以下は食事の写真。まず、離陸後すぐに配られたのがミネラルウォーターとスナック菓子。

その後、離陸してから1時間くらい経ってからでしたが、夕食。この日はカレー(牛丼?)とパスタから選べました。日本時間だと23時を回っているので、この時間に食べるのもなかなかキツかったですが…。

機内が減光されるまでは、赤色の照明が点いていました。

こちらは、お手洗いに行った際に確認した、ギャレーで自由に取れる軽食類。パンケーキ(?)、おにぎり、チョコレートなどがありました。深夜帯なので窓側や中間席からだと出づらいですが、通路側の方であれば行きやすいのではないかと思います。

その後、とても長い夜を過ごして、着陸1時間ほど前に朝食が出されました。こちらは選択肢なしで、サンドイッチとフルーツです。サンドイッチはプレーンの薄味でした。

シルクロードルート上空の様子

従来であれば、関空からヨーロッパを目指す場合、新潟上空→ロシア→ロシア上空をずっと飛行→フィンランドorポーランド上空、というルートで飛んでいくのですが、今はこれができません。

というわけで、LH743便は、韓国から中国大陸に向かって飛行します。

中国上空の飛行時間がとてつもなく長いです。そりゃそうですが。

ちなみに窓側だと、星空がとてもキレイに見えました。

「イルクーツク」の文字も見えるのですが…。早くロシア上空を飛べる日がまた来て欲しいです。

中国→ウズベキスタン→トルクメニスタン、と飛んで、カスピ海に抜けてからバクー、トビリシと飛び、黒海上空を飛び(進行方向左側の窓からはトルコが見えました)、ブカレスト、ハンガリー南部と飛んで、ミュンヘンに到着です。

機内エンタメ、あるいはWi-Fiの利用もオススメ

私は全く機内映画などを見ないのですが、日本の映画も海外の映画もあるので、それを見るのもいいですし、今はYouTube PremiumやPrime Videoから動画・映画をダウンロードすることもできますし、フライト時間が長くなってもそこまで不便には感じないかもしれません。

また、ルフトハンザの機内Wi-Fi「FlyNet」も使えるので、こちらを機内で購入するのもオススメです。

実際に、昔利用したことがあり、その時の内容は以下の記事にまとめています。

情報が少し古くなっていますが、今回の旅行でも復路で、飛行中の全期間で使える「サーフプラス」を利用し、その料金が25ユーロだったので、この記事でまとめたときよりも全体的に値下がりしているかもしれません。

14時間を超えるフライトでも疲れを感じなかった

実際のフライト時間は、予定通りの14時間ほどで、他の日のフライトよりも若干所要時間が長かったようですが、出発前にラウンジが使えたり、久しぶりのヨーロッパで気分が高まっていたこともあるかと思いますが、そこまで疲れを感じることもない長距離フライトでした。

関空からヨーロッパを目指す場合、現時点ではルフトハンザ、フィンエアー、エールフランス、オランダ航空しか選択肢がありません(2023年秋以降は、エティハド航空の新規就航やターキッシュの再開もあるようです)。海外旅行ツアーでもルフトハンザ743便を使うものが多くあるようですので、今後このフライトを利用される方の参考になれば幸いです。

こちらの記事も合わせてお読みください

ミュンヘン空港で乗り継ぎをする方も多いかと思います。SFC会員、スターアライアンスゴールドのステータスを持っていれば、ミュンヘンのセネターラウンジをを使うことができます。

ミュンヘンに着いたら、ノイシュバンシュタイン城に向かわれる方もおられるのではないでしょうか。こちらの記事では、バイエルンカードを使ってミュンヘン中央駅からノイシュバンシュタイン城に行く方法をまとめています(情報は2019年12月のものなので、古くなっている可能性があります)。

LH743便の往路となる、LH742便には、むかしビジネスクラスで利用したことがあります。当時とはダイヤなどが違っていますが、こちらもご覧ください。

こちらも、昔の記事になってしまいますが、ルフトハンザ715便、羽田からミュンヘン行きを利用したときのまとめです。

ミュンヘン空港から帰国するときに、買い物での免税手続きが必要な方向けに、手順をこちらの記事でまとめています。

スターアライアンスゴールドに到達したときの内容は、こちらで簡単にまとめています。

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