LOTポーランド航空LO1097便ビジネスクラス搭乗記|ワルシャワ→ソウル、B787の座席・機内食をレビュー(LO97便と同じ)
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2026年9月、ヨーロッパ出張から韓国へ移動する際に、LOTポーランド航空(LOT Polish Airlines)のLO1097便、ワルシャワ発ソウル仁川行きのビジネスクラスを利用しました。

LOTポーランド航空は、ワルシャワを拠点とするスターアライアンス加盟航空会社です。ヨーロッパとアジアを結ぶ長距離路線には、主にボーイング787(ドリームライナー)が投入されています。

今回利用したLO1097便は、一般にLO97便として知られるワルシャワ~ソウル線と同じ時間帯に運航される便です。

当日は出発が約3時間遅れ、仁川空港への到着も約3時間遅れることとなりました。

本記事では、沖止めされたB787への搭乗から、ビジネスクラスの座席、アメニティ、2回の機内食、仁川空港への到着までを写真とともに紹介します。

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1.LO1097便とは? LO97便との違い

LOTポーランド航空のワルシャワ~ソウル仁川線を調べると、「LO97便」という便名を見かけることが多いと思います。

ところが、今回私が搭乗した航空券や空港の案内表示には「LO1097便」と記載されていました。

これは便名の誤記ではありません。

2026年の夏ダイヤでは、ワルシャワ~ソウル線で追加便の運航が設定されており、従来のLO97便と同じ時間帯の便に、LO1097という別の便名が割り当てられています。

2026年9月時点の時刻表では、LO97便とLO1097便は曜日を分けて運航され、いずれもワルシャワを昼頃に出発し、翌朝に仁川空港へ到着するスケジュールでした。

したがって、LO97便のビジネスクラスについて調べている方にも、今回の搭乗記は参考になると思います。

ただし、使用機材やサービス内容は運航日によって異なる可能性があります。

※ワルシャワ~仁川では、これとは別にLO99便というフライトも運航していますが、こちらは別ダイヤで運航される、れっきとした別物のフライトです

2.ワルシャワ・ショパン空港から出発|約3時間の遅延

今回利用したLO1097便は、ワルシャワ・ショパン空港を12時15分に出発する予定でした。

ところが、当日は出発が約3時間遅れることとなりました。

この飛行機の遅延は、1本前のフライト(ベルリン→ワルシャワ)に乗る前に、メールで案内が届きました。

もともと、ワルシャワ空港のラウンジで過ごす予定でしたが、滞在時間が長くなってしまいました。

※ワルシャワ空港のノンシェンゲンエリア・ビジネスラウンジのレビュー記事はこちら。

さて、話を戻して、長距離国際線での3時間の遅延は、予定にかなり影響します。

結果として仁川空港への到着も約3時間遅れとなり、当初予定されていた早朝到着から、午前中の到着へとずれ込みました。

搭乗口の表示には「LO1097」「Seoul」と記載されており、今回の便名を確認できます。

搭乗時には、ビジネスクラス利用者やスターアライアンスゴールド会員を対象とする優先搭乗レーンが設けられていました。

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3.沖止めされたB787にタラップから搭乗

今回のフライトで印象に残っているのは、ボーイング787への搭乗が沖止めだったことです。

ボーディングブリッジから直接機内へ入るのではなく、空港の駐機場でタラップを使って搭乗しました。

大型のB787を間近から見上げられるのは、沖止め搭乗ならではの楽しみでもあります。

機体側面には大きなLOTのロゴが描かれ、エンジンにはロールス・ロイスのロゴも確認できました。

さらに、機体の前方には「Franek」という愛称も記されています。

このように機体を近くから撮影できる機会は限られるため、航空機好きには嬉しい搭乗方法です。

一方で、搭乗客がタラップに列を作るため、実際に機内へ入るまでには多少時間がかかります。

しかも、私が搭乗口にいったときには、既に優先搭乗の人は案内されていたのか、一般のお客さんと一緒のバスで向かったので、ごった返しでした。

4.LOTポーランド航空B787のビジネスクラス座席

4-1.2-2-2配列の開放的なビジネスクラス

機内に入ると、青とグレーを基調としたビジネスクラスの座席が並んでいました。

座席配列は2-2-2です。

最近の長距離国際線では、1-2-1配列の全席通路アクセス型や、ドア付きの個室型ビジネスクラスが増えています。

それらと比較すると、LOTポーランド航空のこの座席は一世代前の設計という印象です。

隣席との仕切りが少なく、プライバシーという観点では最新型のビジネスクラスに劣ります。

一方で、座席自体は十分な大きさがあり、全体として開放的な空間になっています。

4-2.座席の広さと足元スペース

座席には枕や寝具、アメニティ類があらかじめ用意されていました。

青色のストライプをあしらった座席は、LOTポーランド航空らしい落ち着いたデザインです。

実際に着席すると、前方まで十分な距離があり、足元にも余裕が感じられます。

前の座席の下には、靴などを収納できるスペースもあります。

また、座席前方には個人用モニターが設置されており、映画やフライトマップなどを利用できます。

※上の写真に写っている青と緑のポーチは、ANAのビジネスクラスを利用したときに手にしたもので、ポーランド航空に乗っても手に入りません。

4-3.座席の操作パネル

座席脇には、リクライニングやレッグレストなどを調整するための操作パネルが設けられています。

ボタンには座席の形を示すイラストが描かれており、直感的に操作できるようになっています。

また、機内エンターテインメントを操作するためのリモコンも座席脇に収納されていました。

4-4.フルフラットにして睡眠

座席をフルフラットにするとこんな感じです。

写真のように、足をまっすぐ伸ばして横になることができます。身長180cm以上であれば、足が前のモニター部分に当たってしまうかもしれません。

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5.ビジネスクラスのアメニティと寝具

座席には、茶色のポーチに入ったアメニティが用意されていました。

ポーチとしてはサイズがそこそこ大きく、男性であればセカンドバッグとして使えそうな大きさです。なお、ポーチの横に置いてある白い器は、香水系のものだったと思うのですが、乗継時に保安検査をそのまま通れるようです。

最近の航空会社では、アメニティや寝具に外部ブランドとのコラボレーションを取り入れる例も多く見られます。ポーランド航空の場合は、ポーチではなく美容顔パックですが、独自の取り組みが見てとれますね。

LOTポーランド航空も、単なる移動手段としてだけでなく、長距離フライトでの快適性を意識したサービスを提供していることがうかがえます。

6.ウェルカムドリンクと離陸後のサービス

搭乗後には、LOTのロゴが入ったグラスでウェルカムドリンクが提供されました。

グラスにもLOTのロゴが入っているのが特徴です。これはリンゴジュースで、一般的にはオレンジジュースかシャンパンから選ぶイメージがあるので(ANAだけかもしれませんが)、これも印象的でした。

その後、一口サイズの軽食も提供されました。

小さなタルト状の生地に野菜などを盛り付けたもので、見た目も工夫されています。スペイン料理で言うところのピンチョスにあたるのでしょうか。

7.離陸後の機内食|韓国料理も充実

今回のフライトでは、離陸後と着陸前の2回、機内食が提供されました。

ワルシャワ発ソウル行きという路線の特徴からか、韓国料理を取り入れたメニューが充実していました。

7-1.離陸後のメニュー

前菜には、韓国風キンパや豚ロース肉を使った料理が用意されていました。

メインディッシュは次の3種類から選択できました。

  • 韓国風タッカンジョンチキン、ライス、スナップエンドウ、キムチ、スープ
  • 韓国風豚肉料理、シイタケ、米麺、キムチ、スープ
  • サーモンのソテー、ペッパーソース、バスマティライス、スナップエンドウ

このほか、季節のフルーツ、ケーキ、タルト、アイスクリーム、チーズなどの選択肢もありました。

7-2.食前のドリンクと前菜

食事前には、スパークリングワインとナッツ、ドライフルーツをいただきました。

その後、前菜が提供されました。

韓国風のキンパを中心に、肉料理やサラダが盛り付けられています。

印象的なのは、ボレスワビェツ陶器が使われていることですね。もともと、ワルシャワ~成田線には使われていましたが、アジア路線での認知度向上も含めて、2026年夏から、ワルシャワ~韓国線にも使われるようになったようです。

また、前菜とともに赤ワインもいただきました。

往路で白ワインを嗜んだので、復路では赤、という感じで選んだのですが、コールドミールにはそこまで合いませんでした…。

※往路のフライト記録はこちらの記事で詳しくまとめています。

7-3.メインディッシュはサーモン

メインディッシュには、サーモンのソテーを選択しました。

サーモンには鮮やかな黄色のソースが添えられ、付け合わせにはバスマティライスや野菜が盛り付けられていました。

メニューには「Fried salmon with pepper sauce」と記載されていました。

韓国料理の選択肢が豊富な一方で、こうした洋食メニューも用意されているため、好みに応じて選べるのは便利です(というよりも、韓国料理が合わない場合は、洋食しか実質選択肢がないですね)。

8.機内の設備と休憩時間

食事が終わると、客室の照明が落とされ、休憩時間に入りました。

座席上部の間接照明や天井の曲線的なデザインは、B787らしい特徴です。

また、化粧室にはスプレーやハンドケア用品などが備えられていました。

化粧室にも、一般的な機内の設備に加えて、利用者の快適性に配慮した備品が用意されています。

9.仁川空港到着前の機内食

目的地のソウルが近づくと、2回目の機内食が提供されました。

朝食も、搭乗後すぐにオーダーが取られたのですが、「洋食が売り切れで韓国料理しかありません」とのことで、こちらにしました。事前オーダーなどができたのかもしれません。

韓国風のチャキン(茶巾)オムレツとライス、豆腐を組み合わせた温かい料理でした。

これに加えて、クロワッサン、ハムやチーズ、野菜料理、フルーツなども提供されました。

朝食という位置づけですが、かなり品数の多い内容でした。

洋風のパンやチーズと、韓国風のライス料理を一度に楽しめるのも、この路線ならではの特徴だと思います。

【写真:IMG_6613 到着前の機内食メニュー】

到着前のメインディッシュには、韓国風の料理に加えて、ジャガイモやフランクフルトソーセージを組み合わせた洋風オムレツも用意されていました。

また、食後には紅茶をいただきました。

紅茶はDilmahのセイロンティーです。

ポーランドはお茶の種類が多いことでも有名で、機内食のドリンクでも、お茶は4種類ほどラインナップがあって、豊富な印象を受けました。

10.約3時間遅れでソウル仁川空港に到着

長距離フライトも終盤となり、仁川空港への着陸が近づいてきました。

フライトマップには、ワルシャワから仁川までの飛行経路が表示されています。

写真撮影時点では、出発から9時間32分が経過し、目的地までの残り距離は36マイルと表示されていました。

当初の予定では早朝に到着するはずでしたが、出発の遅延を取り戻すことはできず、仁川空港には約3時間遅れで到着しました。

11.まとめ|LOTポーランド航空のB787ビジネスクラスに乗ってみて

今回利用したLOTポーランド航空LO1097便のビジネスクラスは、最新の個室型ビジネスクラスとは異なる、開放的な2-2-2配列の座席でした。

座席の設計にはやや古さが感じられるものの、フルフラットにして休めること、足元に余裕があることなど、長距離移動に必要な基本的な設備は整っています。

機内食については、ワルシャワ発のフライトでありながら、韓国料理の選択肢が豊富だった点が印象に残っています。

また、LOTのロゴ入りグラスや、ポーランドの伝統陶器を思わせる食器など、細かいところにも航空会社の特色が感じられました。

今回は約3時間という大幅な遅延に見舞われましたが、ワルシャワからソウルへの長距離移動をビジネスクラスで過ごすことができました。

LO97便またはLO1097便でヨーロッパから韓国に移動する方にとって、今回の搭乗記が参考になれば幸いです。

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