
2026年9月、LOTポーランド航空(ポーランド航空)のビジネスクラスを利用して、ワルシャワ・ショパン空港からロンドン・ヒースロー空港へ移動しました。
今回利用したのはLO285便。飛行時間は約2時間で、機材はボーイング737型機でした。
ヨーロッパの短距離ビジネスクラスといえば、エコノミークラスと同じ座席を使用し、中央席を空席にする「ヨーロピアンビジネスクラス」が一般的です。
今回のLOTポーランド航空も同様の仕様でしたが、短距離路線ながら、前菜・メイン・デザートが揃った機内食が提供されるなど、サービス面では充実した内容でした。
この記事では、ワルシャワでの乗り継ぎから、機内の座席、機内食、実際に搭乗した感想まで紹介します。
スポンサードリンク
1.ワルシャワ・ショパン空港での乗り継ぎ
今回のLO285便には、ブロツワフからのLOTポーランド航空LO3848便から乗り継ぎました。
ワルシャワ・ショパン空港での乗り継ぎ時間は、わずか1時間。
ブロツワフからワルシャワまではポーランド国内線ですが、ロンドンはシェンゲン協定の適用外となるため、ワルシャワで出国審査を受ける必要があります。
乗り継ぎ時間が短かったので少し心配していましたが、出国審査場はそれほど混雑しておらず、列に並んでから10分程度で通過できました。
ただし、これはあくまでも今回の体験です。出国審査場の混雑状況や到着便の遅延によっては、1時間の乗り継ぎはかなり慌ただしくなる可能性があります。
ノンシェンゲンエリアのMazurekラウンジへ
出国審査を終えた後は、ノンシェンゲンエリアにあるLOTビジネスラウンジ「Mazurek」に立ち寄りました。
今回は乗り継ぎ時間が短かったため、滞在できたのはほんのわずかな時間でした。
それでも、搭乗前にラウンジに立ち寄ることができたのは、ビジネスクラスを利用するメリットの一つです。
ビジネスラウンジの紹介は、別の記事で行います。
2.LO285便の機材・ビジネスクラス座席
今回搭乗したLO285便の機材は、ボーイング737型機でした。
LOTポーランド航空の短距離ビジネスクラスは、ヨーロッパの航空会社で広く採用されている「ヨーロピアンビジネスクラス」と呼ばれる形式です。
横3席の中央席を空席とし、窓側席と通路側席のみを使用します。
つまり、長距離国際線のビジネスクラスのような大型の専用シートではありませんが、隣に他の乗客が座らないため、一定のプライベート空間が確保されています。

座席にはLOTのロゴとともに、「More space for your comfort」というメッセージが刺繍されていました。
まさに、中央席を空けてスペースを確保するヨーロピアンビジネスクラスの特徴を表した言葉です。
最前列の座席は足元も広々
今回利用したのは、最前列の窓側席でした。

この写真に写っているアメニティポーチは、ポーランド航空の大陸横断フライトで手にしたものです。

最前列ということもあり、前方は壁になっていましたが、足元には十分なスペースが確保されていました。
写真のように、足を前方に伸ばしても余裕があります。
中央席には他の乗客が座らないため、横方向にもゆとりがあり、約2時間のフライトであれば十分に快適だと感じました。
ただし、座席自体は基本的にエコノミークラスと共通です。シートのリクライニングやクッション性など、座席そのものの快適性が大幅に向上するわけではありません。
ヨーロピアンビジネスクラスの価値は、座席の豪華さというよりも、隣席が空いていることによる快適さや、機内食、地上サービスなどを含めた総合的な部分にあると感じます。
※ポーランド航空の大陸横断フライト・LO2006便(ソウル仁川→ブロツワフ)の搭乗記は、こちらの記事にまとめています。
スポンサードリンク
3.LO285便のビジネスクラス機内食
今回のフライトで特に印象に残ったのが、機内食です。
約2時間の夜便でありながら、LOTポーランド航空では、前菜・メイン・デザートが揃った食事が用意されていました。
機内食のメニュー

今回のメニューは以下のとおりでした。
前菜(FIRST COURSE)
ブレザオラ(牛肉の生ハム)を、フィラデルフィアクリームチーズのムース、グリルしたアーティチョーク、バルサミコ酢でマリネした玉ねぎとともに提供。
メイン(MAIN COURSE)
カッテージチーズを詰めたダンプリング(ピエロギ)、マッシュルームのグヤーシュ添え。
デザート(DESSERT)
ラズベリーチーズケーキ。
ドリンクについても、赤・白ワイン、スパークリングワイン、ビール、ウイスキー、ジン、ウォッカなどのアルコール類から、ソフトドリンク、コーヒー、紅茶まで一通り揃っていました。
前菜・メイン・デザートが一度に提供

機内食は、テーブルにクロスを敷いた上で、トレーにまとめて提供されました。

メインのピエロギは、ポーランドの伝統的な料理です。
小麦粉の生地で具材を包んだ料理で、餃子や水餃子にも似た見た目をしています。
今回のメニューでは、カッテージチーズ入りのピエロギに、マッシュルームのグヤーシュが添えられていました。
メイン料理に加えて、ブレザオラを使った前菜、ラズベリーチーズケーキのデザートまで付いています。
短距離路線とはいえ、しっかりとした食事が提供されるのは嬉しいところです。
一方、今回の乗り継ぎでは、ワルシャワ到着前にも食事を取っており、さらにラウンジにも立ち寄っていました。
そのため、フライトの時間帯や乗り継ぎの状況によっては、機内食を無理に食べず、休息に充てるという選択肢も十分にあると思います。
特に今回のような夜便では、サービスが充実していることと、実際に食事を必要としていることは、必ずしも同じではないと感じました。
4.食後のコーヒーと機内サービス
食事が終わると、食後のドリンクが提供されました。コーヒーは何度も飲んだので、紅茶で。

今回のフライトでは、食事の提供と食後のコーヒーで、一連の機内サービスが終了しました。
約2時間という飛行時間を考えると、個人的にはこれくらいのサービスがちょうどよいと感じました。
長距離路線のように、何度もドリンクサービスが行われたり、時間をかけてコース料理が提供されたりするわけではありません。
その一方で、食事はしっかり提供され、食後には温かい飲み物を楽しめる。
短距離路線のビジネスクラスとして、過不足のないサービスだったと思います。
スポンサードリンク
5.まとめ:LOTポーランド航空の短距離ビジネスクラスは快適だった
今回のLO285便は、ワルシャワからロンドンまでの約2時間の短距離国際線でした。
座席自体はヨーロピアンビジネスクラスの標準的な仕様でしたが、中央席が空席となることに加え、今回は最前列だったため、足元にも十分なゆとりがありました。
また、機内食については、短いフライトにもかかわらず、前菜・メイン・デザートが揃った内容が提供されました。
食事の後にはコーヒーも楽しめ、機内サービス全体の流れもスムーズでした。
一方で、今回はブロツワフからの乗り継ぎ時間が1時間しかなく、出国審査を含む乗り継ぎがやや慌ただしくなった点も印象に残っています。
それでも、出国審査は10分程度で通過でき、Mazurekラウンジにも短時間ながら立ち寄ることができました。
LOTポーランド航空の短距離ビジネスクラスは、座席そのものに豪華さを求めるものではありませんが、空港ラウンジや機内食を含めて考えると、快適に移動できるサービスだと感じました。
特に今回のような約2時間のフライトでは、食事を楽しみ、食後のコーヒーを飲んでいると、あっという間に到着です。
ヨーロッパ圏内の短距離フライトのビジネスクラスとしては久しぶりの利用でしたが、短すぎず長すぎずの、ちょうどよい体験となりました。
なお、このフライトの乗り継ぎ時間が短かったため、最後の最後でロストバゲージとなってしまいました。その経緯と顛末は、こちらの記事にすべてまとめています。
スポンサードリンク










ちと被害妄想ではないですか。物価目当てで訪れる日本人が増えても最初のきっかけにす…