皆さんは、海外旅行の航空券を探すときにどのサイトを利用しますか?
僕は学生の頃、初めて自分で航空券を取って海外に行ったときは、素直に航空会社のホームページから日時を設定して購入していました。その後は、H.I.Sやトラベルコちゃん等の旅行代理店を使っていたのですが…
正直言って割高、なんですよね。
そこで今回は、僕が普段使っている航空券検索サイトと、その使い方をお伝えします。
その名前は、このブログの他の記事でも時々出てくるスカイスキャナーというサイトです。
目次
スカイスキャナーって何?
スカイスキャナーというのは、手短に言えば「あらゆる航空券を比較検索してくれるサイト」なんです。例えば、H.I.Sのサイトで航空券を探せば、当然ながらH.I.Sが取り扱っている航空券しか調べることが出来ませんし、それは他の旅行代理店でも同じです。
スカイスキャナーが良いのは、これらのあらゆる代理店や航空券取扱サイトのデータを入手して、それらの情報を全て集めた上で検索結果を表示してくれる、ということなんです。
これって凄いことでして、単純に全世界のあらゆる代理店が扱っている航空券を調べて見ることができるんです。これも「ネットの発達のおかげ」なんて言えそうですが、僕はこのスカイスキャナーを使って、これまでに安い航空券を何度も手に入れてきました。
スカイスキャナーのもう1つ良いところ
それは、手数料がかからないということです。
旅行代理店のサイトで航空券を探したことがある方であれば経験があると思いますが、こういうサイトって、検索時の航空券の値段って、手数料とかが含まれていないことなんですよね。時には、サーチャージも含まれていない時があって、「安い航空券が見つかった!」と思っても、いざ支払い手続きまで進めたら倍くらいの値段がした……なんて、笑えないオチが付いてくることが普通です。
スカイスキャナーでは、そういう手数料は一切かかりません。というか、そういう値段も込みの結果が表示されるんですね(※ごく稀に、海外の代理店から購入する場合はクレジットカード使用手数料で数百円別に支払わないといけない時があります)
簡単に言えば、スカイスキャナーは
・全世界のあらゆる航空券を
・出来るだけ安い値段で(手数料などは別にかからず)
検索して購入できる、非常に有り難いサービスなんです。
スカイスキャナーを実際に操作してみよう!
ではここから、日本からポーランドを行く場合を例に取って、実際のスカイスキャナーの使用方法をお話しします。「変なところクリックしてしまいそう」なんて思っているあなたも、このデモを見て一度なぞってみれば、非常に簡単であることが分かるはずです。では、実際に見てみましょう。
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①まずはサイトにアクセス
ここからスカイスキャナーのトップページに行ってみましょう。すると、
こんなページが見られます。
まず、一番左上が「航空券」となっていることを確認しましょう。「ホテル」「レンタカー」だと、それぞれ宿とレンタカーを検索できるのですが、ここでは必要ありません。
基本的に、スカイスキャナーを使う時に大事なのは以下の3点です。
①往復航空券か片道航空券か、それとも複数都市周遊か
②出発の空港(都市)と到着の空港(都市)
③出発日と帰国日(現地出発日)の入力
そうなんです、これだけ操作すれば後は「検索」ボタンを押すだけなんですよ。
では、順に見ていきましょう。
①往復か片道か、それとも周遊か
日本からポーランドに行く場合でしたら、「往復航空券」です。①の欄は、一番左にチェックを入れましょう。
②出発の空港と到着の空港を選ぶ
これは、自分で入力する必要がありますが、入力をすると推定候補が幾つか出てくるようになるので、そこから選ぶこともできます。
例えば、成田空港から出発する場合は「成田」、あるいは「NRT」と入力。
羽田空港から出発する場合は「羽田」、または「HND」と入力します。
「NRT」とか「HND」というのは全世界共通の3文字の空港コードで、これが分かっている場合が一番いいのですが、分からない場合は堂々と「成田」「羽田」「ワルシャワ」のように入力しましょう(※関空は「関西」または「KIX」と入力して下さい)。
ここで1つ。スカイスキャナーが良いのは、1つの地域に二つ以上空港がある場合、それらの空港全てを選択することもできることです。例えば、出発地に「東京」と入力すると、「成田」「羽田」の上に「東京(全ての空港)」と出てきます。
こうすると、成田発着と羽田発着の航空券を同時に検索してくれるのはもちろん、「行きは羽田出発、帰りは成田到着(又はその逆)」のような航空券も検索してくれるのです。この場合「出発空港と到着空港が異なります」という注意書きが赤文字で出てきますので、そこは注意しましょう。
ワルシャワに行く場合、到着地の所には「ワルシャワ」または「WAW」と入力します。ワルシャワには、LCCが発着する別の「モドリン空港」というのもあるのですが、今回それは対象ではありませんので、「WAW」と入力するほうがベターです。
③出発日と現地出発日を決める
自分の旅行したい日が決まっているのならその日付を入力しましょう。今回は仮に、日本出発を2016年11月8日、ワルシャワ出発を2016年11月16日としてみました。
こういう入力結果になります。
もし「乗り継ぎはどうしても嫌だ!直行便だけしか乗りたくない!」というのであれば、「出発日」の下にある「直行便のみ」の欄にチェックを入れましょう。今回は入れません。
さて、これで検索ボタンを押してみると…
こんな結果が出てきました(スクリーンの大きさの関係で上位2つの結果しか切り取っていませんが、画面をスクロールしていけば10個以上の結果がみれますし、次ページに飛ぶことも出来ます)
ここで注意したいのは、①の値段、と②の到着日。まず①については、安い順に並んでいるので大丈夫だと思います(そして、この表示料金に基本的に手数料などはかかりません。この表示額=支払金額と考えて大丈夫です)。問題は②の「現地の空港に到着する日」です。一番上のトルコ航空だと「+1」となっているのが分かると思いますが、これは、11月8日に本を出発した場合、ワルシャワに着くのは11月9日、ということです。(ワルシャワから日本に戻るときも、+1とあれば1日後に到着、+2とあれば2日後に到着します)。
この「現地空港到着日」を見落とさないようにして下さいね。例えば、会社勤めをしていて「11月20日の日曜日には日本に着いていないといけない」のに、ワルシャワ出発日を11月20日にすると、時差の関係でどうしても1日またいでしまうので、日本到着は11月21日以降になってしまいます。航空券を探す場合、日本到着日が決まっている場合、ワルシャワ(もとい他のヨーロッパ諸国)の出発日は、日本到着日の1日前か2日前にして検索して下さい。2日前まで余裕を見るのは、スカイスキャナーだと、安い航空券はどうしても移動時間に2日ほどかかってしまうものがヒットしてしまいがちだからです。
航空券の詳しい情報を知るには
ところで、この検索結果だけだと、乗り継ぎ空港で何時間待つのか、あるいは飛行機に乗っている時間はどれくらいなのか、ということが全く分かりません。こういう情報は「詳細」ボタンを押すと確認することができます。
「(全て現地時刻)」とあることに注意して下さいね。この詳細情報が分かれば、空港での乗り継ぎ時間や便名も全て分かります。にしても、中東経由だとそこに行くまでに10時間以上ですからね…東京からトルコへはジェットストリーム(逆風)のために13時間もかかるんですね、疲れそうです…。
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航空券の予約に進む
この検索結果で自分の納得がいく航空券が見つかったら、詳細のページで各代理店の値段も比較できるので、してみましょう。例えばトルコ航空の場合、
こうなっているようです。一番安いのは海外のサイトでしょうか。英語での予約手続きに抵抗があるのでしたら、エクスペディアやDeNAトラベルを使いましょう。3000円くらい高くなりますが、日本語でスムーズに手続きをするための快適さを得るのなら安いです。
あとは、「予約」ボタンを押せば各代理店の購入ページに飛んで、クレジットカード番号とかを入力して購入完了です。
手荷物はどうなるのか
少し気になる手荷物に関しては、大手の航空会社だと預け荷物も無料で当然預けられます。スカイスキャナーを使う場合、Peach等のLCCを使う時は預け荷物等は別料金で払う必要があるので、スカイスキャナーで調べた後、代理店ではなく航空会社のホームページに飛んで予約をするのが無難かと思います。
まとめ:安い航空券はスカイスキャナーでどんどん探そう!
僕がスカイスキャナーを知ったのは2012年頃でしたが、この頃から、航空券の検索はスカイスキャナーしか使っていません。それくらいに、ありとあらゆる検索結果を表示してくれて選ぶことができるのはあ有り難いんですよ。これを使えば「他に安い代理店がないのかな?」なんて不安になることもありませんし、なんといってもオープンでクリーンなのがいいですよね。
ぜひ、東京からポーランドに飛行機で行く方法と、関西からポーランドに飛行機で行く方法、の二つの記事も合わせてご覧頂き、使ってみたい航空会社のチケットを調べてみて下さい。思っている以上に安いチケットが見つかるかも知れませんよ。
それでは皆さん、素敵なポーランド旅行を!!
※アイキャッチ画像はこちらから拝借しました。
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