世界遺産の街であるトルンは、ワルシャワやポズナンから鉄道で約3時間でアクセスできる街です。
ポーランドの街はどこも、旧市街周辺がきれいにまとまっていますが、トルンももちろんそんな街の1つで、旧市街周辺だけを楽しむのであれば半日から1日あれば十分と言えるでしょう。
しかし、トルンのもう1つの魅力は旧市街のライトアップ。夏場は日照時間が長いためライトアップはほぼ楽しめませんが、日照時間が短い晩秋~初夏は、早い時期で午後5時頃からライトアップを楽しむことができます。
今回は、そんなトルンのライトアップを楽しめるスポット3箇所をまとめました。
目次
①ビスワ川にかかる橋からの夜景
トルンには、ワルシャワやクラクフと同じように、ポーランド最長の川・ビスワ川が流れています。旧市街やバスターミナルは川の北側にありますが、鉄道を使って特急列車で到着する場合は川の南側にあるトルン中央駅に着くため、必ず川をまたいで移動する必要があります。
駅から旧市街の入口までは、大きな荷物がなければ徒歩20分ほどで移動できるので、駅に着いたらそのまま歩いて川を渡るのもいいでしょう。
トルン旧市街は東西に長い造りになっていますが、それがすっぽり入る写真をここから撮影することができます。
大きな荷物がある場合は、バスかタクシーでまずはホテルに荷物を預けてから向かうようにしましょう。
川にかかる橋は、上の地図の真ん中を突っ切っている橋です。ピンが立っている方向に旧市街を望めます。
なお、橋には歩道がありますが、夕方は自転車や歩行者も多いので、三脚を使う場合は十分に注意してください。
また、この橋は立派ですが車が通過する度に小刻みに揺れ動くので、夜景撮影は思いの外難しいかもしれません。僕が撮影をしたときは、50枚くらい撮りましたがまともに撮れていたのは2枚程度でした…。
加えて、冬場に夜景撮影をするときは防寒対策に十分注意をして下さい。普通の手袋だとカメラの操作がしづらいので、ハンドウォーマーは必須アイテムですね。
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②ビスワ川対岸からのパノラマスポット
トルンの旧市街ライトアップを楽しむのにいい2つ目の場所は、旧市街から川を挟んで反対側にあるパノラマスポットです。
この場所はトルン中央駅からもほど近いので、同じく鉄道を使って到着した場合は川を渡る前に立ち寄ってみるのもいいかもしれません。
夜景はこんな感じ。
ただ、この場所は回りに灯りがほとんどないので、カメラの操作をしたり三脚を組み立てたりするのが少し大変です。夜景ハンティングでトルンに出向く場合は、ヘッドライトも持参した方がいいでしょう。
とは言っても、このスポットから写真を撮影しても、旧市街全体がフレームに収まるわけではないので、写真目的であれば①の橋から撮影するほうがいいかもしれませんね。こちらはこちらで、橋の揺れが気になるわけですが…。
なお、このパノラマスポットへの行き方は、トルンの駅を出てから道をまたぐと、すぐ前に舗装されていない道があります。その道を歩いて行くと到着しますが、道中も灯りがほとんどないので、ライトなど合わせて持参されるのがいいでしょう。
③トルン旧市街の中ならやっぱり広場周辺
旧市街の中であればライトアップはどこでも絵になりますが、オススメはやはり中心にあるRatusz(市庁舎)の周辺でしょう。
トルンは、あのコペルニクスの故郷。コペルニクスとRatuszの塔を一緒にフレームに収めるのはいかがでしょう。
冬場は本当に観光客も少なく、物憂げな感じがまた東欧っぽくていい味を出しています。
場所はここですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。トルン旧市街はコンパクトなので、ライトアップされた夜の佇まいを楽しむにはオススメの街です。昼間の旧市街との違いを楽しんだり、コペルニクス生家も合わせて見て回るなど、是非素敵なトルン滞在にして下さい。
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