
阿里山森林鉄道は台湾を代表する山岳鉄道です。本記事では、2026年1月に、実際に嘉義駅から奮起湖まで乗車した体験を写真付きで紹介します。
目次
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0.嘉義から奮起湖行きの列車について
私達が乗ったのは、嘉義から十字路行きの列車。
嘉義を9時ちょうどに出発して、途中の奮起湖には11時21分に到着するダイヤとなっています。
※終点の十字路まで行ってしまうと、その先、阿里山まで行く方法がないので、駅弁でも有名な途中駅の奮起湖で下車して、そこからはバスに乗って阿里山の目指すルートを取るのが良いです。
なお、嘉義から阿里山まで鉄道で移動することもできますが、人気すぎて予約の倍率が高すぎるので、なかば運頼みになってしまいます。
ですので、裏ルートとして、比較的競争の少ない、この嘉義から奮起湖まで列車に乗る選択肢がオススメです。
オンラインでの予約方法を以下の記事で紹介していますので、是非ご参照ください。
1.嘉義駅での出発前
1.1.出発準備
9時ちょうどに出発する列車は、嘉義駅に10分ほど前に入線してきます。

嘉義駅は、台湾鉄道の嘉義駅と阿里山森林鉄道の嘉義駅が接続していて、阿里山鉄道は、嘉義駅の一番東側のホームの片側に1線だけスペースが設けられていて、こぢんまりした様相です。
2026年1月現在、台鐵の嘉義駅が高架化される工事が進行中でして、ゆくゆくは高架化されると思うのですが、阿里山鉄道のホームなどがどのようになるのかは不明です。

列車は機関車に引っ張られて入線してきます。機関車の付け替えを行うことなく出発するのですが、機関車とは反対側の客車の先頭に運転台が付いていて、機関車と制御を一体化して運行するスタイルです。
ヨーロッパのTGVやICEも同じ部類に属しますね(あちらは電気機関車ですが)。
なお、列車は5両編成で、機関車側(嘉義駅側)から1号車、反対側(阿里山駅側)が5号車となっています。
切符に印刷されている号車と座席番号の座席に座る必要があります。
なお、一部の車両は自由席となっているようで、予約が取れなかった方でも、当日窓口で切符を買って(?)乗車できるようになっていると思います(正確な情報ではありませんので、ご注意ください)。
1.2.荷物置き場
阿里山森林鉄道に乗る場合、日帰りでの旅行は難しいので、基本的に阿里山に1泊以上することになると思います。
ですので、阿里山森林鉄道に荷物を全て持って乗車することになると思うのですが、キャリーケースなどの大きめの荷物を置けるのかどうかが不安な方もいると思います。
結論を言うと、車両の一部の号車に大型荷物置き場があるので、そこを使うことができるので、持ち込み~預け用荷物(中型くらいまで)だったら、一人1個は持って移動することができます。
やや難点があるとすれば、指定座席のある号車に荷物置き場がない場合があることで、この場合は、先に座席に座ってから、車両連結部の扉を開けて隣の車両に荷物だけを置きに行く必要があることです。
盗難などの心配は要らないと思いますが、貴重品は必ず手元のカバンに入れるようにしておきましょう。
嘉義駅出発までの時間は僅かですが、写真撮影をすることは可能です。
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2.嘉義駅をイザ出発
9時になると、定刻通り列車は出発しました。ここから奮起湖までは、2時間半弱の行程となります。

車内の様子です。
ナローゲージ(762mm)なので、座席は2×1の、やや手狭な配置となっています。
なお、写真で分かるように、天井に網棚がありますが、リュックが置ける程度でキャリーケースは置けません。冬場であればコートなどの羽織り物は置けます。
車内販売などは当然ながらないので、飲み物は最低確保しておきたいですね。
奮起湖に付いたら、駅周辺で駅弁を食べることができるので、食事に関してはお菓子などがあれば十分だと思います。
列車は、車庫のある北門駅に停まり、ここでもお客さんを拾って、いよいよ嘉義市外に出て、阿里山方面を目指していきます。
4駅目の竹崎を出発すると、徐々に列車は高度を上げて、高山鉄道感が少しずつ高まっていきます。
竹崎から先は、高度を稼ぐためにクネクネとしたり、ループ線もあったりと、山岳列車特有の設備を駆使して、工夫がされています。
樟脳寮駅を過ぎると、名物の三重ループに突入していきます。
座席によっては、今上がってきた路線が眼下に見えるかもしれません。

高度が高くなるにつれ、車窓から見える植生も変わります。
阿里山はウーロン茶でも有名ですが、茶畑も車窓に広がっている所もあります。
ループ線を越えて独立山駅、梨園寮駅、交力坪駅、水社寮駅と順に停まっていき、2時間半ほどで遅れもなく奮起湖駅に到着です。

乗車した日は、交力坪駅から水社寮駅まで、1区間だけ、団体のお客さんが「体験乗車」をされていました。
3.奮起湖駅に着いたら
この列車は、奮起湖駅で長時間停車するので、この先まで乗車する人も、駅周辺で食事をとったり、周辺を散策することができます。

奮起湖駅はすれ違いができる路線構造になっていて、長時間停車する理由は、この駅で、嘉義行きの列車と待ち合わせをするためでもあります。
奮起湖駅周辺の散策記事は、別の記事にて。
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4.奮起湖って何?
奮起湖は、標高1400mにある、阿里山鉄道を語るに欠かせない場所です。
1912年の開通当時、奮起湖は沿線途中で最大の保守基地であり、木材と作業員を運ぶ列車がお昼時に奮起湖で長めの停車を行い、乗務員らが昼食を取っていたことから、駅弁が生まれるようになりました。
同時に、この地区が、商売の中心地としても発達することになり、今でも老街には様々なお土産物やさんが軒を連ねています。
5.最後に
今回は、阿里山森林鉄道の道中の雰囲気を知ってもらうための記事を書きました。
旅行を考えている方の参考になれば嬉しいです。
阿里山森林鉄道のネット予約方法について詳しくまとめた記事も、合わせてご覧下さい。
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