
奮起湖は、阿里山森林鉄道の途中駅として人気の観光地で、短時間でも立ち寄りやすいスポットです。
阿里山森林鉄道を使って、嘉義から阿里山に向かう途中での、奮起湖での小散策に役立つ内容を今回はお届けします。
目次
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1.奮起湖とは?(阿里山森林鉄道の途中駅)
1912年に開通した阿里山森林鉄道にとって、奮起湖は沿線途中での最大の保守基地でした。
かつては、木材と作業員を運ぶ列車が奮起湖で長時間停車し、正午近くになると車掌と乗客が休憩を取っていたことから、弁当(駅弁/鉄路弁当)の文化が発達することになりました。
標高は約1400mで、嘉義から2時間ほどで、ほぼ海抜ゼロ地帯から、高原地帯まで列車で来ることができます。
阿里山森林鉄道の列車のうち、嘉義駅を朝9時に出発する十字路駅行きのものは、この駅ですれ違いのため、1時間ほど停車します。その間に駅周辺の老街を散策して、駅弁を食べたりお土産を選ぶこともできます。
なお、奮起湖駅にはコインロッカーがあります(台湾ドルの現金のみ)
2.奮起湖老街のようす(典型的な台湾の老街)
奮起湖駅の駅舎を出ると、すぐそこには老街(旧市街)が広がります。

老街自体はとてもコンパクトで、約500mの間に弁当屋さん(レストラン)とお土産屋さんが収まっています。駅弁は、お店によっては大人気で待ち時間が発生することもありますが、それ以外のお店を訪れるのであれば、1時間で回るのにちょうどの大きさと言えます。
実際に歩いてみると、想像以上に観光地化されていて、人も多く賑わっていました。
(もう少し静かな、玄人向けの街かと思っていました)
お土産屋さんでは、名物のわさびや、愛玉子、そしてタマリロなどが売られています。

雰囲気は、台湾で一番有名な九份に似ています(実際、「南台湾の九份」と呼ばれているようです)。
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3.奮起湖を訪れたら必ず食べたい駅弁(鉄路弁当)
奮起湖と言えば駅弁。日本でも食べることができる駅弁ですが、日本では徐々に、新幹線の駅でしか買えなくなってきています。
ここ奮起湖では、そんな駅弁を、ノスタルジックな雰囲気の中、レストランの店内か軒先で食べることができます。
一番有名なのは、この「奮起湖大飯店-奮起湖弁当(便當)創始店」ですが、訪問時はとても列ができていて、時間が読めませんでした。
奮起湖には他にも弁当屋さんがあるので、散策してみて、良さげな所を選んでみるのもオススメです。
なお、この大飯店は、ブランドもあるのか少し高めで、駅から少し歩いた所にある駅弁屋さんは、そこまで混雑もしておらず、値段も数十台湾ドル安めでした。その分、店内ではなく軒先で食べるスタイルになっていましたが。
私達は、駅から少し歩いた、老街が終わった先にある「雅湖鐵路便當」屋さんを利用しました。
弁当の種類は、豚肉、鶏肉などがありましたが、一番オーソドックスな豚肉のものを選びました。

こぢんまりした器に、溢れんばかりの具材が詰め込まれています。
台湾のレストランは、(お店に寄りますが)店外から飲み物を持ち込むことができるので、今回は別の駅弁屋さんで台湾ビールを買って、弁当のお供にしました。

大満足の昼食でした。
4.奮起湖駅の周りのようす(車庫を活用した展示・カフェ)

奮起湖駅には、プチ博物館兼カフェ兼の、車庫があります。
車庫の中にはかつて走っていたSLが展示(おそらく、動態保存)されており、看板で鉄道の歴史などを知ることができます。
カフェもあり、コーヒーなどを飲みながら一服することもできるようでした。

台湾ビールと、阿里山森林鉄道のコラボパッケージのビールも販売されていました(これは、終点の阿里山のお土産もの屋さんでも扱われていました)。

※これは、阿里山で買って、帰りの列車の中で撮影したもの。
車庫から駅を眺めると、こんな感じです。

阿里山森林鉄道は、この奮起湖から先、阿里山方面は、すれ違いができる箇所がないため、この駅で時間調整をして、阿里山方面行きの列車と嘉義行きの列車がすれ違うようになっています。
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5.奮起湖の滞在時間とオススメ度
5.1 滞在時間
私達は、約2時間半の滞在をしました。理由は、鉄道で11時半頃に奮起湖に着いてから、14時のバスで阿里山に向かったからです。
滞在時間ですが、1時間だと、駅弁を食べて、駅近くのお土産物屋さんに軽く滞在するくらいしかできないと思います。
2時間半あれば、少し間延びしてしまう感じもありましたが、
・昼食
・土産の物色
・車庫(カフェ・展示)巡り
は一通り、余裕を持ってできると感じました。
5.2.オススメ度:★★★★☆
星5つのうち、4つです。
理由は、終点の阿里山とは全く色合いの違う経験ができるからです。
特に、「台湾の九份に行ったことがない」「典型的な老街を体験したい」という方にはオススメです。
ただ、阿里山森林鉄道で阿里山までの切符が取れてしまった場合は、スルーでもいいかと思います。
※阿里山森林鉄道は、帰りの阿里山→嘉義のほうが取りやすいので、行きは敢えて、鉄道では奮起湖まで行くことにして、そこから先はバスを使う、というのもありです。
6.奮起湖へのアクセス(鉄道とバス)
奮起湖には、阿里山森林鉄道で行くことができるのはもちろん、バスで嘉義から(まで)行くこともできます。
また、奮起湖から阿里山までも、バスが1日何本か走っているため、阿里山森林鉄道で嘉義から阿里山まで行けない場合も、この奮起湖で鉄道とバスを乗り継いで、終点を目指すこともできます。
7.最後に
阿里山森林鉄道の途中にある一大観光地の奮起湖、いかがでしたでしょうか。
阿里山森林鉄道に乗る際は、終点の阿里山だけでなく、是非この奮起湖も合わせて見て回って、楽しさを倍増させてみて下さい。
阿里山森林鉄道のチケット予約・購入方法はこちらの記事で詳しく解説しています。
阿里山森林鉄道で、嘉義から奮起湖まで乗った記録は、こちらの記事にまとめています。
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