
阿里山森林鉄道の路線のうち、眠月線は、地震による崩落で休止中となっており、現在はハイキングコースとして利用されています。実際に散策しての様子と注意点をまとめます。
目次
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眠月線とは?
眠月線は、阿里山森林鉄道の観光路線で、阿里山駅と石猴駅を結んでいます。
しかし、1999年の地震で甚大な被害を受け、2026年現在まで運休が続いており、現在はハイキングコースとして利用されています。
眠月線の入口までの行き方
眠月線は、阿里山から祝山に行く日の出列車「祝山線」の途中、「十字分道」で分岐しているため、途中までは列車が通る路線になっています。
※祝山線について解説した記事はこちら。
また、十字分道の手前、沼平駅までは、阿里山と沼平を1駅だけ結ぶ「沼平線」が運行しています。
このため、眠月線への入口までは、
1.阿里山から徒歩でハイキングコースを歩く
2.沼平駅まで列車で移動して、沼平からハイキングコースを歩く
のいずれかの方法で行くことになります。
私達は、行きは2.のルートで、眠月線の崩落現場まで行きました。
所要時間は、
・阿里山駅から沼平駅まで:列車で6分ほど
・沼平駅から眠月線の崩落現場まで:1時間強
でした。
阿里山駅と沼平駅を徒歩で移動する場合、15~20分ほどかかると考えておくのがよいです。
また、沼平駅からは、途中まで整備されたハイキングコースを歩いて行けば良いので、道の分岐にだけ気を付けて歩いていけば、眠月線までのアクセスは簡単です。
注意点を挙げるとすれば、ハイキングコースのアップダウンが激しいので、距離の割に疲れるかもしれないという点でしょうか。
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実際に歩いてみた様子
私達が眠月線を歩いたのは、阿里山森林鉄道に奮起湖まで乗り、奮起湖から阿里山までバス移動して、ホテルにチェックインしてからでした。
バスの時間が限られていたこともあり、沼平線に乗ったのが阿里山15時40分発の列車。ほぼ最終列車だったかと思います。
沼平に着いたのが15時45分頃で、駅や列車を撮影して、眠月線に向けて歩き始めたのが15時50分頃。
阿里山を訪問したのが1月中旬だったので、日没の時間も頭に入れての出発でした。
最初はハイキングコースを歩いていたのですが、アップダウンがキツいのと、林の中で、思った以上に日光が入ってこないので、半分は体力、半分は時間との闘いでした。
十字分道あたりからは線路沿いに(というか、線路に入って)歩けます。

なかなか味わいのある景色の中、ひたすら歩いて、行けるところまで目指しました。
途中で休憩することもなく、1時間ほど歩いた16時50分頃に、軽装でたどり着ける果ての、崩落現場のトンネルまでたどり着けました。

このトンネルが、そのトンネルです。
遠目からだと分かりませんが、トンネルの途中で崩落が起こっていてトンネルが分断されており、崩落現場には後で付けられた細いクライミングの道のようなもの(チェーンの手すりが付いている、行き違いができない狭さの道)があります。

この先も行くことはできますが、相応の装備を持って、時間に余裕を持ってチャレンジしないといけないと思います。
なお、想定外のプレゼントと言いますか、このトンネルから見る夕暮れの景色が、思わず息を呑むものでした。

途中まで、林の中を歩いていて、そんなに日光も差し込んでこなかったので、感動もひとしおでした。

崩落現場の引きの絵はこんな感じで、線路のすぐ傍が断崖絶壁になっています。
この先も、行こうと思えば行けるのでしょうが、装備と時間の関係で、ここで小休憩をして、引き返すことにしました。
崩落現場の様子
崩落現場はこんな状況になっていて、普通の散歩の装備だと先には進めないと判断しました。

やや分かりづらいですが、崖側にチェーンの手すりがあるのが分かるかと思います。
・ウィンドブレーカー
・トレッキングシューズ(登山靴)
・手袋、長袖長ズボン
のような服装でないと、(季節によりますが)先に進むのは困難だと思います。というか、登山・トレッキング経験者でないと、この先は難しいかと思いました。
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軽装で行ける?実際に歩いた感想
今回私達が行った崩落現場までは、軽装でも十分行けます。長袖長ズボン、スニーカー、リュックのような服装ですね。
手袋や、ゴアテックスの靴も不要です。
眠月線はどこまで行くべき?
オススメ:崩落現場のトンネルまで。時間がなければ、途中の十字分道まで、あるいはその先の廃線区間の途中まででも良いと思います。
危険:上で説明した崩落現場以降ですね。経験者限定で行ってみる価値はあるかと思います。
私達のような一般人は、今回紹介した崩落現場のトンネルまでが、訪問の限界地点だと思います。
注意点まとめ
・午後に訪問する場合、日没時間に注意する
・沼平駅まで(から)列車を利用する場合、運転時間に注意。早い時間帯に終電となっています。
・ハイキングコースはアップダウン(階段)が沢山あるので、こまめに休憩を取ることをオススメします。
・悪天候のときは無理せず、訪問を見送ってください。
・飲み物、お菓子、あとはヘッドライト(あるいは、スマホのライトと充電器)があると安心です。
眠月線は行くべき?
眠月線は、「阿里山鉄道に乗ったら必ず行きたい」という場所ではありませんが、以下のような方にはオススメできるコースです。
・廃線跡が好き、廃線跡に興味がある
・鉄道にのるばかりでなく、実際に歩いてみたい
・体力に自信がある
・阿里山での滞在の時間・スケジュールに余裕がある(1泊2日、又は2泊3日)
・絶景を見てみたい
これらのどれにも当てはまらないのであれば、無理して行く必要もないと思います。
最後に
阿里山での宿泊とレストラン事情については、こちらの記事でまとめています。
奮起湖から阿里山までの行き方は、こちらの記事でまとめています。
奮起湖の散策ガイド記事はこちら。
阿里山森林鉄道の、嘉義から奮起湖まで乗った記録の記事はこちら。
阿里山森林鉄道のチケット予約方法を詳しく解説した記事はこちらです。
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