ANAプラチナ・スターアライアンス上級会員に2021年度に到達。マイル修行の簡単なまとめ
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2021年度に、ANAを利用しまくってブロンズ会員からプラチナ会員になりました。

 

本来であれば(?)、このプラチナ会員には到達できていなかったかもしれず………。自分に取っては、恐らく「唯一」となろうチャンスをフル活用しての、「マイル修行解脱」の1年となりました。

 

今回はそんな、ANAマイレージクラブ上級会員到達の「修行」の簡単なまとめをここに残しておきたいと思います。

 

目次

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特例措置でブロンズ会員が1年延長になってのスタート。これで解脱を考えることに

僕は2019年度にブロンズ会員に到達し、本来は2020年度だけブロンズ会員となり、2021年度は普通の会員に戻る予定(?)でした。というのも、本来この上級会員サービスは基本的に、1年毎に見直され、2020年度はほぼ飛行機に乗る機会がなかったからです。

 

とはいうものの、2020年は感染症が世界で猛威を振るった1年。こんな状況ではどこに行くこともできず、特に混乱をしていた1年で、せっかくANAのブロンズ会員になっても、全くステータスを利用することなく1年を終えてしまうことになりました。

 

そんな中で、ANAがおそらく前代未聞の、「ステータス延長措置」をとります。

 

これは、「2020年度のステータスが、2021年度にも引き継がれる」というもの。つまり、通常であれば、僕は2021年度にはブロンズ会員から普通の会員に落っこちてしまうのですが、この特別措置のおかげで、1年「首の皮一枚で繋がった」状態になったのです。

 

そして、2021年になったわけですが、相変わらず世の中は去年と同じように混乱したまま。

 

僕は心の中でこっそりと、「この状態だと、今回もステータス維持の特別措置が取られるんじゃないか…?」とも思っていたのですが、そういう案内は2021年が進んでも、行われる気配が全くありません。

 

その時点である程度、プレミアムポイント(ANAのステータスを決める指標となるポイント。マイルとは別のもの)を獲得していたのですが、この措置がもう一回取られることはないだろう、と思って、「解脱」を本格的に考えるようになりました。

 

2021年になった時点で、8000プレミアムポイントの「プレゼント」があった

話は前後するのですが、2021年度は、前年度のステータスに応じてプレミアムポイントが特別に(?)付与されました(この制度が毎年行われているかよく分からないのですが、ブロンズに到達した2020年度には付与されなかったので、おそらく特別なものだったと思います)。

 

それが、8000ポイント。

 

今まで説明しませんでしたが、ANAプラチナ会員になるには、

1月1日から12月31日までの1年間で、50000プレミアムポイント(うち、ANAグループを利用して25000プレミアムポイント)を獲得する

という条件を満たす必要があります。

 

つまり、1年間で5万プレミアムポイントを獲得し、そのうちANAグループ利用が最低25000ポイント、残りの25000ポイントは、ANAが加盟している航空連合であるスターアライアンス(ルフトハンザやシンガポール航空)のフライトを利用する、という条件を満たせばいいのです。

 

が、2021年も世の中は混乱したままで、よっぽどの事情がない限り、海外に気軽に行ける状態ではありません。

 

というわけで、プラチナ会員を目指すには実質的に、「ANAの国内線に乗る」ことしか手段がありません。

 

ちなみに、プレミアムポイント獲得の目安としては、

・普通のANAマイレージクラブカード(クレジットカードでないもの)

・ANAの普通の会員(上級会員ではない)

という2つの条件で「羽田→那覇」の普通席を株主優待航空券で利用した場合に獲得できるのが、約1900ポイントです。

 

50000ポイントを獲得するには約27回、羽田と那覇の間をANAで飛ばないといけません(笑)

 

これはさすがに無理なのですが、僕がプラチナ会員に到達できた理由としては、主に以下の要因がありました。

 

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ANAプラチナ会員に到達できた幸運の数々

①ブロンズ会員として8000ポイントのプレゼントがあった

これは上に書きましたね。ANAから、ブロンズ会員には8000プレミアムポイントのボーナスプレゼントがあり、僕がフライトを利用して獲得すべきプレミアムポイントは、残り42000ポイントとなりました。

②プレミアムポイント積算率の高い「プレミアムクラスの株主優待割引運賃」を利用

2つめの要因は、1回のフライトで多くのプレミアムポイントを獲得できる、「プレミアムクラスの株主優待割引運賃」を利用した、というものでした。

 

上に挙げた「羽田→那覇」の場合、プレミアムクラスの株主優待割引運賃でチケットを買った場合、約2900ポイントが加算されます。

 

運賃は当然ながら、普通席を利用するよりも高く付くのですが、それでもアホみたいに羽田~那覇間を往復する気力も時間もない身にとっては、「高い金額を払っても1回で獲得できるプレミアムポイントが多い」チケットは、ありがたい存在でした。

(ちなみに僕は関西なので、そもそも羽田~那覇でANAを利用するのは非現実的なのですが…)

③プレミアムポイント2倍キャンペーンが1年の半分以上にわたって行われた

そして、プラチナ到達の一番の要因はこれに尽きます。

「プレミアムポイント2倍キャンペーン」というのが、もともと3月末から6月末までの約3ヶ月強行われていたのですが、その後、世の中の混乱に応じて(?)何度かこのキャンペーンが延長され、結局11月末まで行われることになりました。

(6月末から少しの間、一旦は終了していたかもしれませんが、詳しいことまでは覚えていません)

 

これによって、例えば通常であれば、羽田~那覇をプレミアムクラスの株主優待割引運賃で利用した場合には、往復で約5800ポイントが貯まるところ、2倍キャンペーンだと11600ポイントが貯まることになります。

 

僕の場合は伊丹・関空発着での長距離路線を同じように利用する必要があるのですが、残りの42000ポイントは、このキャンペーンを使えば、プレミアムクラスを利用すれば4往復程度で獲得できそう、というわけで一気に「解脱」が現実的になったのです。

 

2021年に利用・獲得したANAフライトとプレミアムポイントの簡単なまとめ

というわけで、以下が僕が2021年に利用した、プラチナ会員到達までのフライトと獲得プレミアムポイントの履歴です(括弧内が、獲得したプレミアムポイント)

①羽田→福岡・プレミアムクラス株主優待割引運賃(1817、キャンペーン対象外)

②長崎→伊丹・プレミアムクラス株主優待割引運賃(1225、キャンペーン対象外) 計3042PP

③伊丹→那覇・プレミアムクラス株主優待割引運賃(4494) 計7536PP

④那覇→伊丹・プレミアムクラス株主優待割引運賃(4494) 計12030PP

⑤伊丹→羽田・普通席株主優待割引運賃(1640) 計13670PP

⑥羽田→伊丹・普通席株主優待割引運賃(1640) 計15310PP

⑦伊丹→羽田・普通席株主優待割引運賃(1640) 計16950PP

⑧羽田→伊丹・普通席株主優待割引運賃(1640) 計18590PP

⑨関空→石垣・プレミアムクラス株主優待割引運賃(5644) 計24234

⑩石垣→関空・プレミアムクラス株主優待割引運賃(5644) 計29878

⑪関空→石垣・プレミアムクラス株主優待割引運賃(5644) 計35522

⑫石垣→セントレア・プレミアムクラス株主優待割引運賃(6020) 計41542

⑬宮崎→伊丹・普通席株主優待割引運賃(1676) 計43218

 

これに、付与された8000プレミアムポイントを加えて、合計51218ポイントとなり、めでたく11月中に、ブロンズ会員からプラチナ会員に解脱することができました。

 

航空券の購入にかかった費用はきちんと把握してませんが、多分35万円くらいじゃないでしょうか。何よりも、最初の2フライト以外は全て、プレミアムポイント2倍キャンペーンの期間中に利用したので、普通の時よりも圧倒的に、1ポイントを獲得するためのコストを抑えることができたのが勝因と言えます。

 

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2022年度にはSFCカードに切り替えて、一生プラチナステータスを維持予定

というわけで、めでたくANAブロンズ会員からプラチナ会員になったわけですが(この記事を書いている2021年11月現在は「プラチナ事前サービス」の状態で、正式なプラチナ会員は2022年4月から)、プラチナ会員になったら、他の解脱者と同じように、その年(2022年)のうちにSFCカード(スーパーフライヤーズカード)に切り替えをして、一生プラチナステータスを維持予定です。

 

まあ、これからの世の中がどのように移り変わっていくかは分かりませんが、これからの移動ではできるだけ、国内線でも国際線でもANAとスターアライアンスを利用していくことになることでしょう。

 

まとめ・幸運の連続で到達できたプラチナだからこそ喜びも一入

世の中には、様々なマイル修行僧、そして解脱者がいるわけですが、自分のように、仕事やプライベートの予定を上手くくっつけて、「ついでに」プラチナ会員に到達した人は、どちらかと言うと稀な存在ではないでしょうか。

 

今年利用した、上で挙げたANAのフライトも、「関空→石垣→セントレア」の移動以外は全て、プライベートあるいは仕事の予定を絡めたものでした(逆に言うと、この関空からセントレアの移動だけは、プレミアムポイントを稼ぐために日帰りで移動した、マイル修行の鬼畜移動でした)し、他の修行僧のように、「ただひたすら、心を無にして、限られたお金と時間とにらめっこしながらスケジュールを立てる」ということをする必要がなかったのは、やはり幸運でしたし、恵まれていたと思います。

 

また、振り返ってみると、そもそも2019年度にブロンズ会員に到達したのも、幸運の連続でした。

 

そんな幸運続きの中で、数少ないチャンスを生かしてプラチナ会員に到達できたことを誇りに思いますし、これからはプラチナ会員の待遇をじっくり味わっていこうと思います。

 

※ブロンズ会員に到達した経緯は、こちらの記事でまとめています。

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