初めてのAirbnb!僕が被ったトラブルあれこれと、それらを回避するためのエアビ利用ガイド
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世界各地に住んでいる人のアパートや物件の一部、あるいは全部をホテルのように借りて利用できるAirbnb(エアビ)。利用するエリアによっては、ホテル(ホテル予約サイトを通して検索・予約できるもの)の供給不足、高い平均宿泊料金などから、エアビを利用するほうが「安くて快適に」宿泊手段を確保して、生活をするように旅をすることができちゃうことも。

 

でも、これまでエアビを使ったことがない方にとっては、「人の家に泊まるのは抵抗がある」「正式なホテルじゃないし、トラブルがあったらどうしよう」という不安もあると思います。

 

今回はそういう人のために、僕が初めてエアビを利用した時に被りまくったトラブルの数々(今思い返しても、よくもまあこんなにトラブルが重なったと思います)と、それらを踏まえて、2回目以降の利用で気をつけていることをシェアしておきます。

 

ここに載せるトラブルのケーススタディは、恐らく100人中99人以上の方が経験することはないと思います(それくらいに、僕が外れクジを引いてしまいました)が、万が一経験することがあるかもしれないので、笑い話半分にしながら事例として活用してみて下さい。

 

これまでエアビを利用したことがない方の1人でも多くに、この記事を読んでエアビデビューをしてもらえればと思います。

 

 

目次

初エアビで僕が経験したトラブルの数々を一挙公開

 

僕が初めてエアビを使ったのは、2017年の秋から2ヶ月ほど、ポーランドのクラクフで生活をするときでした。

 

僕はもともと、2016年夏から1年ほど、ポーランドのワルシャワでワーホリを使って生活していて、ビザが切れてからもビザ無しの3ヶ月滞在でワルシャワに住もうと思っていたのですが、知り合いを通して紹介してもらった、住んでいたアパートの大家さんが「部屋をリノベするから、部屋の延長ができないの………」と言われてしまい。

 

もともと、僕のビザが2017年8月末まで有効で、アパート契約当時は、このビザが切れる8月末までの期間だったのです。が、生活を続けるうちに気に入ってしまって、9月から11月頃までの3ヶ月間だけ延長して生活したい、と思って、2017年3月頃に大家さんに相談をしたのですが、既にリノベの予定が入ってしまっていた、というわけです。

 

当時、9月以降もちょっとだけポーランドに住もうと思っていたので、ワルシャワ市内で別のアパートを借りて住もうかとも考えたのですが、僕が仕事柄、オフィスチェアなどの設備も持ち運ぶ必要があったのと、ワルシャワ市内で更に快適なリッチのアパートに住めない可能性もあって、せっかくなので、ポーランド国内で、旅行で一番人気のある南部のクラクフに引っ越ししてみよう、ということで、エアビを使って色々と部屋を調べて、契約に至ったのでした。

 

ちなみに、当時僕は、仕事の都合で

・オフィスデスクのような、まとまった大きさのデスクが既に部屋にある

・合わせて、大型のデスクライトも備わっている

という2点を、何よりも譲れない条件として部屋を調べて、なかなかいい物件(エアビでは「リスティング」と言います)が見つかったので、2017年6月頃に大家さんにメールを送って、その場で契約に至ったのです。

 

もちろん、この時点で、様々なトラブルに直面するとはつゆ知らずに………

 

(ちなみに、後述するトラブルの数々に引っかかってしまった一番の原因は、恐らく「デスクがある」「デスク用ライトがある」の2つの条件を最優先して、リスティングを調べてしまったからだと思っています。これについても、後で詳しく解説します)

 

 

さて、では僕は一体どんなトラブルに見舞われたのか? 順に解説していきましょう。

 

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①数ヶ月前に下見に行ったのに、大家さんと連絡が取れない!

僕がエアビを契約したのが6月で、入居が9月10日頃。それまで2ヶ月半ほど時間があったので、旅行でクラクフを訪れた際に、エアビの部屋も実際に内見させてもらうと思いました(エアビの場合、普通の賃貸と違って、契約前に内見ができないのがネックですね。僕は契約を終えた後、入居前に下見に行った、という形になっています)。

 

さて、契約後にメールのやりとりをしながら、「7月のいついつにクラクフに行くので、部屋を下見させてもらってもいいですか?」と聞いたら快諾してもらえたので、その時は上手くいくだろう、と思っていたのです。

 

が、が、が。

 

旅行が近づいてきて、再度下見のスケジュールや場所の確認のために再度エアビのメッセージ機能を使ったのですが、全く返信がなく………。

 

エアビは基本的に、エアビ以外の手段(Facebookやインスタのメッセンジャー、電話やSMSなど)を使ってコミュニケーションを取ることを禁じている(エアビ側でやりとりの内容が確認できないため、何かあっても免責になる)ので、エアビで何度かメールを送りながら、エアビのサポートにも問い合わせをしたのですが、結局旅行当日になっても、大家さんからは返信が一切来ず、僕はクラクフで部屋の下見に行けずに、ワルシャワに戻ってきたのでした(エアビで表示される住所を調べて、おおよその場所と付近の様子だけ確認しました)。

 

この頃から、なんだかこのエアビ、外れ物件じゃないのか…という不安が高まっていきます。

 

②入居当日。教わった住所が間違っていて部屋の近くで2時間待ちぼうけ!

続いてのトラブルは、入居当日。

 

部屋の下見ができなかったものの、その後は相手と連絡が取れ、当日の入居方法や鍵の受け渡し方法などについてきちんと教えてもらいました。それによると、当日の立ち会いは別の、大家さんの知り合いがするということになっていたのですが………。

 

当日の入居は17時半頃。クラクフまでバスで移動して、バスターミナルからアパートのある通りまで行ったのですが、どうも、事前に教えてもらった住所が、その通りを歩いても確認できません。

 

Google mapを調べても、教えられた住所の近くを歩いても、僕が間違っているということではなく、どうやら間違った住所(通りの番号)が伝えられていたようで、相手のタイポなのかなんなのか分からないのですが、こちらからエアビや、立ち会いの人の電話に連絡をするも、結局全然連絡が取れず………。

 

日も段々と暗くなるなかで、「なんで自分、こんなところで待ちぼうけしてんねやろ」と思いながら、とっても惨めな気持ちになっていたのですが(笑)、結局立ち会いの人と連絡が取れて、最終的に入居はできたんです。

 

が、そもそも大家さんが教えてくれた情報が間違っていて(アパートの立地番号が違っていた)、この時点で大家さんに対する不信感はほぼMAX。ここから約2ヶ月、このアパートで生活する中で何かトラブルが起こったらどうすればいいのか………という気持ちのほうが、入居の時点で大きくなっていました。

 

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③エアビの同居人が酷い!

実はこれ、半分は僕のミスで、初めてエアビを使う時に、居住方法に種類があることを知りませんでした。

エアビには「ルームシェア」「個室(=キッチンやバスルームは共用)」「完全貸し切り」の3種類で宿泊方法を選ぶことができるのですが、僕が初めて利用したときはこの違いをよく知らずに、契約したリスティングは「完全貸し切り」だと思っていたのですが、よくよく見てみたら「個室」で、いざ入居してみると、隣の部屋に人がいるという。

 

まあ、これは僕の確認不足だったので仕方ないんですが、問題はその隣人の挙動です。彼は、ポーランド人ではありませんでしたが(どこの人だったかは伏せておきます)、ネット配信動画を大音量で聞くわ(壁が薄くて音がダダ漏れ)、Skype通話をしていても声が大きすぎ(理由は同じ)、そして挙げ句の果てには彼女を連れてきて、大人の秘め事までし出すという!(壁が薄すぎて、これまた筒抜け笑)

 

隣人がいるのはまだ許せますが、さすがにここまで傍若無人に振る舞われるのは頭に来ましたし、そもそもその情報が、エアビの物件ページに載っていないのはいけないような………というのは、当時は考える暇もありませんでしたが、ホストの対応といい、情報の曖昧さといい、結局僕は、ここぞとばかりに「悪い所全部載せ」のホストに当たってしまったに違いありません。

 

この一件以降、エアビに対してトラウマが生まれてしまって、当面の間エアビにはログインすらしない日々が続きました。

 

 

ただ、その後、ハンガリーでワーキングホリデーをする際に、最初の滞在をエアビで1ヶ月ほどしたりして、エアビの良さも徐々に理解することができました。2018年は、ブダペストのハンガリー、イタリアのローマ、ポーランドのクラクフなどでエアビを利用して、それらの宿泊を通して出会ったのはいいホストばかり。エアビの宿泊が、僕のハンガリー生活やヨーロッパ旅行を彩って暮れたのは間違いありません。

 

では、最初のとりつく島もない外れエアビから、僕は何を学んで、2回目以降の利用でどういう点に注意したのか?ということをまとめていきたいと思います。

 

 

あなたのエアビ経験を素敵なものにするための3つのヒント

 

①ホストの選別は「スーパーホスト」のフィルタリングで

エアビの宿泊物件を探す時には、様々なフィルタリング(絞り込み)を通して、自分に合ったホストやリスティングを絞り込んでいくことができます。

 

フィルタリングの内容としては、個室なのかシェアハウスなのか、物件丸ごとの貸し切りなのか、といった属性や、アメニティや付属設備の有無など多くあるのですが、僕が経験したような「ありえないホストに出くわしたくない!」という場合には、「スーパーホスト」というフィルタリング機能をオンにしてみましょう。

 

スーパーホストというのは、エアビでホスティングを続けて、一定以上の評価や回数をクリアすると自動的に認定される仕組みとなっています。

 

つまり、エアビのホスト経験が長く、かつゲストから一定以上の評価を受け続けている「トップ」のホスト達のみに与えられる称号が、この「スーパーホスト」です。

 

エアビでこの「スーパーホスト」の絞り込みをするには、検索窓で訪問予定の街を入力し、宿泊先の検索結果が出たら「フィルター」をクリックし、

この「スーパーホスト」の欄のボタンをクリックすると、

 

 

これで、フィルタリングをかけて検索可能になります。

 

僕はこの「スーパーホスト」で絞り込みをかけて、ハンガリーのワーホリ生活での最初の滞在先を決めました。ハンガリーのワーホリは、現地でビザ申請をする必要があるのですが、その際に「仮滞在住所証明」のような、とりあえずのハンガリーでの滞在先の住所を提出する必要があります。

 

その提出をするのに、ホテルで泊まるには高すぎるし、かといってビザが降りる前からアパートを正式契約するのもリスクがある………というわけで、エアビが確実だろうという結論に至ったのですが、クラクフでの苦い経験があるので、試行錯誤した結果、この「スーパーホスト」のフィルタリングが案外使える、ということを知ったのです。

 

このフィルタリングをかけるだけでも、評価の少ないホストは除外されるので、地雷を踏みたくない方や、女性にとっては確実に優良ホストの物件に宿泊できる安心感が高まると思います。

 

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②スーパーホストが割高に感じる場合は、レビューが多いホストで選ぶ

とは言っても、場所によっては、スーパーホストのリスティングは割高で、これなら普通のホテルに泊まったほうが安い………なんてことも起こり得ます。「スーパーホスト」は、普通のホストよりも宿泊料金を高く設定できる優遇措置があるので、これは致し方ないことなのですが、ロンドンやスイス、あるいは他の西欧の都市だと、ホテルも軒並み高いし、かといってエアビでスーパーホストを絞ってもホテルとたいして変わらない………なんてことになりかねません。

 

もし、エアビを体験してみたいけれど、スーパーホストのリスティングだと料金的に合わない、というのであれば、レビューの数が多い、かつ高評価が多いホストを優先的に探して、コンタクトを取ってみましょう。

 

当たり前ですが、レビューと高評価が多いということは、それだけ多くのゲストが満足して滞在を終えたことの証拠なので、手当たり次第にホストを探すよりは良いリスティングを、かつ、スーパーホストほどいい値段のしないリスティングを調べることができます。

 

僕は、スーパーホストだと料金的に条件が合わない所が多いな……と思ったときに、このフィルタリングを外して、評価の数と質+おおよその立地で再度絞り込みをして、自分の指標に合ったホストを探すようにしています。

 

③宿泊料金が安くても追加料金がかかる場合があるので要注意

これはエアビのトラブルというよりは落とし穴といったほうがいいと思うのですが、エアビでは、検索結果に表示されるのはあくまで「1泊当たりの宿泊料金」です。

 

この宿泊料金は、ホテルのように日付や曜日、滞在日数によって変わるのですが、エアビのネックは、検索結果一覧に表示される宿泊料金に加えて、予約ページでサービス料金や清掃料金など、ホストが自由に設定できる追加料金が加算される場合が多い、というころです。

 

なので、検索結果では1泊3000円、となっていても、いざ日にちを決めて予約を使用とすると、予約画面で「サービス料2000円/泊」「清掃料金1500円/回」のような料金が後から加算されて、結局支払いにかかる費用が割高になってしまう場合があります。

 

これを防ぐには、候補をいくつか絞って、丹念に比較していくしかないのですが、何度かエアビを利用したことがある身としては、サービス料2000円/泊、清掃料金数百~千数百円、というのは妥当なんじゃないかと考えています(地域差はあると思います)。

 

なので、あまりにもサービス料金が高いとか、清掃料金が高いと思える場合は再考してみてもいいでしょうが、追加料金がゼロのリスティングは皆無なので、検索時に表示される宿泊料金はあくまで目安と考えておきましょう。

 

 

まとめ:コツさえ掴めばエアビはむしろ楽しい

 

いかがでしたでしょうか。今回は僕が経験したとんでもないエアビホストのあれこれと、エアビをこれから使ってみようという人向けに、リスティング検索時に注意したい内容や検索のコツをまとめました。

 

僕の体験で言うと、最初のホストがとんでもないことが逆に幸いして、2回目以降のエアビ利用では良いホストにばかり恵まれるようになりました。

 

僕が2回目以降のエアビ利用で気をつけていることは、上に挙げた三点だけ。初めて訪れる街の土地勘はほぼないので、立地で決めるのは難しいですが、有名な観光スポットや主要駅の近くを地図で調べて、そこの近くでリスティングを探してみる、ということをよくします。

 

エアビは、ホテル利用では体験できないような現地のアパート生活や住みよい暮らしをかじってみることが可能。リスティングによっては、ホストが使っている身の回り品(キッチンにあるコーヒーや紅茶、調理器具など)も自由に利用できる場合があるので、素敵なホストを上手く見つけて、普通の旅行では体験できないようなことを経験してみて下さい。

 

 

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ここからは、まだエアビを使ったことがないという方へのオファーです。

 

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今回紹介したエアビのあれこれも参考にして、是非素敵なエアビ初体験をしてみて下さい。

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