8月27日から29日まで、ビザの関係でウクライナのキエフに行ってきました(8月29日からワーホリビザが有効になるので、それまでに一度シェンゲン協定国外に出てから、29日以降に再度ポーランドに入国してスタンプをもらう必要があるからです)。
今回は、キエフのボリスポリ空港から市内までの行き方を簡単にまとめておきます。
※この記事の情報は2018年7月時点のものです。
目次
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キエフへの国際線は「ボリスポリ空港」発着
キエフには空港が二つありますが、国際線は通常、キエフの東にあるボリスポリ空港に発着します。
空港からは「322番バス」で移動
空港からキエフ市内までは、Sky Busというロゴが車体横に書かれているグレーのバス(路線番号322番)を利用するのが一番安上がりです。他の国と変わらず、ボリスポリ空港の到着ロビーにはタクシーへの勧誘がありますが、無視しましょう。
↑空港の到着ロビー(1階)を出ると、右側に進みましょう。このようなバス乗り場の案内があります。運行時間は早朝から夜までで、約20分に一本間隔で動いているようです。ただ、時刻表はなく、待機しているバスの乗客がいっぱいになったら出発、という方法を取っているようです。
「322」と書いてあるのですぐに分かると思います。他の路線番号のバスはないようなので、迷うこともないでしょう。
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気になる運賃
キエフは物価が安く、この空港バスも例外ではありません。
この322番バスは、ドニプロ(ドニエプル)川の東岸(空港側)にある地下鉄のハルキフスカ(Kharkivska)駅と、川の西岸、キエフの拠点となるキエフ鉄道駅の2箇所の乗降所を通ります。2018年7月末の時点で、ハルキフスカまで(から)は60グリブニャで、キエフ鉄道駅まで(から)は100グリブニャ(フリブニャ)でした。
運賃は、出発時に係員の人が徴収しにくるので、そこで払いましょう。小さい紙(チケット)をもらえます。
所要時間は、ハルキフスカ駅までが約40分、キエフ鉄道駅までが約60分です。
ハルキフスカ駅からは地下鉄でキエフ鉄道駅にも行けまて、地下鉄の1回料金が8グリブニャなので、322番バスで直通で行くよりも安上がりにはなります。しかし、40グリブニャ=約160円でしかないので、鉄道駅まではバス1本でいくほうが効率的でしょう。
キエフ市内での到着場所
ハルキフスカ駅の場所はここ。
キエフ鉄道駅の場所はここ。
鉄道駅近くに宿を取っている場合は終点まで乗れば良いのですが、街の中心であるマイダン広場あたりの場合は、ハルキフスカ駅から地下鉄に乗り換えてPloshcha Lva Tolstoho駅で更に地下鉄を乗り換えるほうが便利かもしれません。キエフではGooglemapのナビが使えるので、事前に経路を検索しておくのもいいでしょう。
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市内から空港に戻る場合
322番バスは、空港から到着したバスがそのまま折り返して空港に戻るので、駅から乗る場合は同じバグザールの南側に行きましょう。ここでも、バスは止まっているので乗り込んで出発を待ちます。駅前にはタクシーの客引きもいますが、全部無視しましょう。そこまでしつこくはありません。
空港行きも、途中のハルキフスカ駅から乗車することもできます。ただ、どれだけ座席が空いているか分からないので、確実なのは鉄道駅から乗るか、早めにハルキフスカ駅に行って、数本バスを遅らせても余裕のあるタイムスケジュールで空港に向かうことです。
なお、キエフではUberも使えます。僕は1度、キエフの街中からUberを配車して空港まで向かいました。運賃の相場は300~400グリブニャ(約1200~1600円)と割高ですが、道が空いているとぶっ飛ばしてくれて、ペチェールシク修道院の近くから30分ほどで到着できました。キエフはWiFiが使えるカフェやレストランも多いので、SIMが使えなくても問題ありません。
Uberを新しく始める場合、こちらのクーポンコードを使うと最大約300円の無料乗車を利用することができます。
招待コード:da1xwce3ue
空港から乗る場合も、無料Wi-Fiが飛んでいるので安心です。
まとめ
今回は、キエフ・ボリスピリ空港と市内との移動方法について詳しく説明しました。基本は322番のバスを使って、ホテルの場所によっては途中から地下鉄を使う、あるいはUberを使うのもよいでしょう。
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