この前、所用でブルガリアのソフィアに行ってきたんですが、出かける前にネットを調べていて出てきたのが、とあるカジノで食べられる無料の食事情報です。
ソフィアのバスターミナル・鉄道駅から徒歩数分のところにあるプリンセス・カジノというところは、カジノへの入場無料で、カジノをプレイしなくてもご飯が食べられるらしい…という情報がネットに転がっていました。
出典はこちら。
ただ、気になったのが、この記事が書かれているのが「2005年」という、干支が一周する更に前の話であるということ。
僕たちがソフィアに行ったのが2019年の1月なので、さすがに最新の情報かどうか分からず…。で、どうせなら「実際に行って検証してみよう」ということになったのです。
ちなみに、当時の情報では、「19時半になると食事が振る舞われる」ようで、その時間になるとどこからともなく、食事目当ての人達が集まってきてご飯に群がるのだとか(笑) 僕たちはさすがに、自営業をやっていてお金に困っているわけでもないのですが、せっかく旅行をするのであれば、普段食べないような食事をしたいよね、ということになって(もっぱら、こういう旅行のときは日本食レストランを開拓するのが最近の傾向なんですが)、せっかくなので足を運んでみました。
目次
プリンセスカジノの場所と入場の仕方
ソフィアのプリンセスカジノは、バスターミナルと鉄道駅のあるエリアから本当に目と鼻の先。
ソフィア中心部に宿泊していたとしても、徒歩20分ほど歩けば全然余裕で行ける場所にあります(ただ、周辺は街灯が少なく、特に冬場は雰囲気が暗いです)。
このカジノは24時間営業で、初めて行く場合でもパスポートを見せれば専用のカードを作ってもらえ、それを見せれば入ることができます。
カジノでプレイする場合
プリンセスカジノで、チップに交換する通貨はブルガリア・レフのみ。ユーロなど、他の通貨を持っている場合はカジノの中に両替所があるので、そこで一旦レフに替えてからチップに交換しましょう。
カジノの中にはスロットマシーン、ブラックジャック、ポーカー、ルーレットなど一通りあって、ブラックジャックなどのテーブルゲームでのミニマムベットは、10レイだったと思います(約500円)。
で、肝心の食事なんですが………。
プレーせずに食べられるものは制限あり
僕たちがカジノに最初に行ったのは午前中で、このときはカジノは当然ながらガラガラ。ただ、レストランが開いていたのでご飯を食べられるか聞いてみたら、入場するときに作ったカードを見せるよう言われて、「食べられるメニューが一部だけです」と言われてしまいました。
それが、水とサンドイッチとサラダ。
周りの人は、もっと豪華な食事をモリモリ食べていたんですが、どうやらスタッフに確認すると、カジノでプレイしないとそれは食べられないんだとか。つまり、作ったカードをプレイするときに、スロットに挿したりディーラーに見せたりして、何らかのデータを書き込んで、それをレストランで確認することで食べられるんだそうです。
僕たちは、前日の深夜に到着するフライトでソフィアに着いてそのままホテルに直行、ホテルは素泊まりなので朝食も取らずそのままカジノに直行したのですが(笑)、少し遅めの朝ご飯としてはまずまずの内容だったかなと思います。
で、結局その後、街を観光して別のカジノに行ったりして、「19時30分頃にご飯がサーブされる」という情報については確認することができませんでした。ただ、レストランの入口に「今日のメニュー」が紙で張り出されていて、その下に注意書きで「カジノでプレイをした人のみ、この食事は食べられます」と書かれてあったので、いわゆる本当の「タダ飯」は、上で挙げた2種類だけになると思います。
食事をするために、最低いくらお金を使わないといけないか、については書かれていなかったので、1回でもプレイすれば問題ないと思うのですが、テーブルゲームだと本当に1回だけプレイして立ち去るのは度胸がいると思うので(笑)、スロットマシンで遊んでみるか、テーブルゲームについてある程度勉強して何回かプレイしてみることを前提で、遊んでみるのがいいんじゃないかと思います。
まとめ
あまり僕自身は、カジノにも行かないし、そこで食べられるご飯にも興味なかったのですが、今回はネットで見つけた情報を確認するのも兼ねて、行ってみることにしました。
これまで行ったことのあるカジノは、たぶんマカオだけなので、人生2回目のカジノだったと思うのですが、ブラックジャックはルールを理解と戦術を理解したら、ある程度確率論でゲームを進められるので(他のテーブルゲームはほぼ運ゲー)、またソフィアに行くときには、実際にプレイしてレストランの食事も楽しんでみようかなと思います。
というわけで、プリンセスカジノにタダ飯目当てでいくのは、あまり現実的じゃないと思うので、街中のレストランで済ますか、ある程度お金を擦る前提で遊んでみるのがいいんじゃないかと思います。
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