今回はバルト三国最北・エストニアの首都のタリンのオススメスポットを紹介します。
タリンのすぐ北は、海を挟んでフィンランドのヘルシンキ。ヘルシンキ~タリンはフェリーで片道3時間あれば到着できるので、北欧旅行の際にも手軽に脚を伸ばして訪れてみたいものですね。
目次
①聖ニコラス教会(歴史地区内)
タリン旧市街の比較的中央にあるのが、この聖ニコラス教会です。
この教会が初めて建ったのは1230年頃のようです。
②ドイツ騎士団時代の料理が味わえる「オルテハンザ」(歴史地区内)
エストニア料理ではありませんが、友人から薦めてもらったこの「オルテハンザ」というレストランがなかなかの風格でした。
場所は、聖ニコラス教会の少し東側です。
スタッフは全員民族衣装(当時のドイツ騎士団の衣装)を着ていて、レストランの中も壁のデザインなどが凝りに凝っています(テラス席もあります)。
ただ、室内が薄暗く、外が快晴だとレストランに入ってから目が慣れるまでに相当時間がかかるので注意して下さい。
注文したのは、鶏肉のスープ(豚肉だったか?)と鮭のグリル。あと、途中からハーブ入りのビールを注文。
室内がくらいので、ご飯はおいしんですけど食べている時はいまいち概観が分からず(笑)
2品+ビールで30ユーロ強でした。
あと、5月の平日に行きましたが中国人の団体旅行客が大勢いました。ここはどこだよ…って思うレベルで。
③聖マリー教会と旧市街の眺め(歴史地区内)
歴史地区の西側には聖マリー教会があります。
この教会自体はどちらかと言えば地味な存在なんですが、この教会がこのあたりを移動する時の目印になります。
また、聖マリー教会から北に歩いて行くと、このエリアが他より一段高い所にあるので、歴史地区の赤い屋根を一望することができます。
歴史地区の向こうには、ヘルシンキを結んでいるフェリー乗り場があります。
④タリン唯一の「木で暖をとる」サウナ・Kalma saun Talinas
こちらも友人の勧めで行ってきました。旧市街の北側、そんなに遠くはなくて宿の場所によっては十分徒歩で行けます。
閑散とした住宅街にありますが、ご心配なく。
こんな建物で、中は
こんな感じです。
ここのサウナは男女別で、男の更衣室では酒盛りの跡が(笑)
一緒にいた人に教えてもらったんですが、タリンにはいくつかサウナがあるみたいなんですが、ここ以外は全て電気でサウナを暖めているみたいです。ここは唯一、木を燃やしているみたいで、他のサウナとは効用が全然違うとのこと。ちなみに、一緒にいた人はエストニア人で、毎週1回サウナに来ているみたいです。
営業時間は、平日が11時~21時、土日が10時~22時。料金は平日が9ユーロ、土日が10ユーロ。サウナを上がって出るまではずっといられるので、長居すれば実質的に安くなることになりますね。
スタッフは英語が通じるので問題ありません。お客さんの中にはロシア語しか通じない人もいるので、簡単なロシア語ができれば話がはずむかもしれませんね(僕はシラカバを使った全身ケア(?)の洗礼を浴びました笑)
公式サイトはこちら:http://www.kalmasaun.ee/eng-ajalooga-koht/
バルト三国を北上してきた場合、最終目的地のここでゆっくりサウナで時間を使うのもいいのではないでしょうか(バスタオルとサンダルは必要です)。
⑤聖オラフ教会から一望できるタリンの街並み
タリンで一番綺麗な景色を眺めるのであれば、聖オラフ教会のてっぺんまで上って360度のパノラマを楽しむのがオススメです。
教会は、パノラマを見る場合は3ユーロ(学生2ユーロ)が必要ですが、ずっと滞在することも可能です(スケッチをしている人もいました)。
教会の屋根に作られた足場(柵はあります)が全方向に用意されているので、東西南北全ての方向のパノラマを楽しめます。
ただ、塔のてっぺんにいくまでの階段が
こんな風にとてつもなく急&延々と続くので、体力に自信が無い方は覚悟して下さい。歩きやすいスニーカーじゃないとダメですね。
この日は快晴でした。
まとめ
いかがでしたか。タリンは歴史地区がコンパクトで、この辺り一帯を回るだけであれば1日あれば十分です。僕は郊外や別の街には行きませんでしたのでタリンの歴史地区を中心に紹介していますが、このブログを街歩きの参考にしてみて下さい。
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