今回は、ヴロツワフ空港からヴロツワフ市内(とその逆)の行き方をまとめました。
ヴロツワフは、ポーランド南西部に位置する街で、人口はポーランド国内で4番目に多い大都市です。ポーランド国内からはバスと鉄道でアクセスするのが普通だと思いますが、ワルシャワから飛行機が飛んでいるのに加え、ドイツはミュンヘンとフランクフルト、また、LCCがイギリスのロンドン、ニューカッスル、アイルランドのダブリン、イタリアのローマ、そしてノルウェーのオスロからも飛んでいるため、案外周辺国からもアクセスがしやすい街です。
さて、ヴロツワフ空港は、市内から西に約10キロほど離れた所にあり、市内へのアクセスはバスかタクシーのどちらかです。今回は、僕が利用したバスについて詳しい情報をまとめました。
目次
バスの路線番号と運賃は?
ブロツワフ空港から市内に行くバスは、106番の1本のみ。空港に到着して外に出ると、右手に進んで行きましょう。
↑こういう看板があるので分かりやすいかと思います。空港からはこの番号のバスしか動いていないので、乗るバスに迷うことはないと思います(ナイトバスは206番で、106番と同じルートを通ります)。バスは終点がブロツワフ中央駅なので、降車は特に焦る必要はありません。
バスのダイヤは、平日と土曜は基本的に20分おき、日曜日はもう少し間隔が延びます(本数が少ないです)。
チケットは3ズロチで、ワルシャワとは違って「Single journey」のチケットを買う必要があります。このチケットは市内のトラム、バス共通のチケットです。
恐らくですが、最初にバス・トラムに乗ってから、目的地に到着するまでは乗り換えをすることができるはずです。Single journeyというのは、折り返してバスなどに乗る場合は別のチケットを買わないといけない、という意味でしょう。
チケットはバス乗り場とバスの車内にありますが、飛行機に乗ってきた人は大概バスに乗るので、バス停の券売機は列ができますし、バスに乗っても、券売機が1つしかないので購入するまでに時間がかかります(しかもバス車内も混みます)。僕は最初、バス停の券売機で並んでいましたが、チケットを買うまでにバスが来てしまったので、バス車内で購入しました。が、切符を買えなかった人がこれまた全員車内で買うので、不便といえば不便でしたね…。
なお、大きいスーツケース等を持っている場合、路線バスの中で荷物を置きづらいので、タクシーを利用されるのもいいかもしれません。
ヴロツワフ空港から市内までは、バスの時刻表によると所要時間は約40分ですが、僕が市内に向かうときは夕刻ラッシュで道が渋滞していて、60分程かかってしまいました。市内から空港に向かう場合も、日中や夕方の便を利用する場合は渋滞に巻き込まれる恐れもあるので、時間には余裕をもって移動しましょう。
ヴロツワフ市内のバス停はどこを使う?
さて、106番のバスは終点がブロツワフ中央ですが、宿泊地によってはその前のバス停で降りたほうが便利かもしれません。
宿が旧市街のほうにあるのであれば、1つ手前のRenoma
のバス停で降りるのもいいでしょう。
ただ、このバス停からも旧市街までは距離があって(手ぶらで徒歩10分くらい)、トラムも乗り降りに段差があるので、荷物が多い場合はお金を払ってでもタクシーを利用するのがベターです。
なお、旧市街と中央駅の間に宿がある場合は、終点のDworcowaで降りれば大丈夫です。
なお、市内から空港に向かう場合は、旧市街周辺はバスの経路が異なるので注意が必要です。
駅前のDworcowaは同じですが、ここから一筆書きのようにWzgórze Partyzantów、
その後、Renoma(空港から来る場合とバス停が違います)
の順に通って、あとは同じルートを通っていきます。
空港行きのバス停のほうが旧市街周辺からは近いので、その辺りに泊まる場合は何かと便利かもしれません。
それでは皆さん、素敵なヴロツワフ滞在を!
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