バルト三国は最短何日で回れるのか?
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僕はポーランドワーホリ中に、バルト三国を旅したことがありました。

 

仕事などのスケジュールの都合で、結局弾丸の3泊4日(これに0日目の夜から、夜行バスで移動を加える)での旅行になってしまったのですが、最低限押さえるべき所を押さえて回ったら、3泊4日でも回れないことはない、というのが僕の結論です。

 

普通、バルト三国を回るのであれば4泊5日~6泊7日ほどのスケジュール感で回ったほうがいいと思うのですが、とりあえず最低限の場所を3泊4日で回るようにスケジュールを組んで、時間に余裕があったらもう数日滞在する、というような柔軟性で旅をするのがいいかと思います。

 

というわけで、今回は僕が3泊4日で旅をしたスケジュールを簡単にまとめておきます。これからバルト三国を旅する!という人は参考にしてみて下さい。

 

※僕が旅をしたのは2017年5月中旬で、日照時間がながい時期でした(エストニアのタリンで、日没が23時くらい)。つまり、1日あたりの行動時間を長くすることができる時期なので、3泊4日でも午前と午後で複数の場所を見て回ることができた、というのもあります。冬場に旅をする場合は同じ日程でも見て回れない箇所が出てくるかもしれないので、その点は予めご了承願います。

 

目次

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0日目の夜:ワルシャワからビリニュスまで夜行バスで移動

ポーランドのワルシャワに住んでいると、夜行バスまで隣のリトアニア・カウナスとビリニュスまではバスで移動できてしまうのが大きな強みです。ワルシャワ~ビリニュス間で8時間くらいの移動時間でした。

 

なお、他のヨーロッパ諸国から移動する場合、居住地を朝一に出るフライトで直接ビリニュスやタリンに向かうのはありかと思います。

 

ワルシャワ~ビリニュスは、バルト三国を股にかけるバス会社「Lux Express」を利用しました。他にもいくつかバス会社は運行していますが、サービスとコストパフォーマンスを考えるとこの会社が一番オススメです。

 

 

※ワルシャワ発の場合、ビリニュス国際空港には夜と朝に到着するフライトも飛んでいるので、時間がない、という方はそれを利用するのもいいでしょう。

 

ワルシャワ~ビリニュスの移動については、こちらの記事で詳しく解説しています。

 

1日目午前:カウナスの杉原千畝博物館を訪問

ビリニュスに到着した後は、ホテルに荷物だけを預けて、バスでカウナスまで逆戻りしました(所要時間1時間ほど)。

 

カウナスでは、バルト三国で一番訪れたかった「杉原千畝博物館」を訪れて、2時間ほどの滞在でまたビリニュスに戻りました。

カウナスは旧市街も綺麗なようですが、バスターミナルや鉄道駅・千畝博物館からは少し離れているので、3泊4日で3カ国を回るのであれば、旧市街は外してもいいかなと思います。

 

参考記事:

 

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1日目午後:カウナスからビリニュスに戻り、更にトラカイへ

千畝博物館を見て回った後は、カウナスから鉄道でビリニュスに戻り、そのままトラカイ行きの列車に乗り換えて「トラカイ城」を訪れました。

トラカイ城についての記事はこちら。

12時台にカウナスを出発する列車でビリニュスに向かい、ビリニュスでの接続もよかったので14時頃にはトラカイに到着しました。

ビリニュスで列車の接続が悪くても、鉄道駅とバスターミナルがほぼ隣接しているので、そこまで時間のロスも多くはないでしょう。なお、リトアニア国内に限らずバルト三国は鉄道よりバスのネットワークのほうが数十倍強力に発達しているので、どちらを利用するかで迷ったときはバスを選ぶほうが賢明です。

 

1日目夕方~夜:ビリニュス市街を散策

トラカイ城は中に入らずに、周りを一通り見て回った後でビリニュスに戻りました。この時点で18時になっていなかったと思います。

 

夏の時期は18時でも十分日が高いので、ここからビリニュスの旧市街を散策するのがいいでしょう。

オススメは、大聖堂などが近くにあるゲディミナス城に上って夕陽とビリニュスの街を一望することです。

 

ビリニュスの街も、郊外のテレビ塔など、時間をかければいくらでもながく滞在できますが、弾丸旅行なら旧市街一帯の散策で十分かと思います。

 

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2日目午前~昼:ビリニュスから十字架の丘へ

2日目はバスにのって、十字架の丘の拠点となる街・シャウレイに行きました。

シャウレイからはバスを使うのが一般的な方法のようですが、本数が少ないのと、最寄りのバス停から十字架の丘まで20分ほど歩かないといけないので、僕はシャウレイバスターミナルからタクシーをチャーターしました。

 

タクシーだと、90分ほど現地で待機していくれるので、時間をそこまで気にする必要もありません。2人以上で行けば当然タクシー代も割り勘できて、お得感があります。

 

2日目夕方~夜:バスを乗り継いでラトビアのリガへ

2日目の夕方にシャウレイを出発するバスにのって、途中マイナーな街で別のバスに乗り換えてリガに向かいます。

2日目の午後以降はほぼ移動だけになってしまいます。シャウレイからリガまでは直通バスもあるようですが本数が少ないので、安上がりに行くならバスの乗り継ぎ、時間短縮を優先するなら、タクシーで行くのもありかと思います。

 

3日目午前~昼:リガ旧市街を散策

リガに到着した日は日も暮れていたので、軽くご飯だけ食べて就寝をして、翌日の午前中で街を見て回りました。

リガも、旧市街周辺だけを見て回るのであれば半日あれば十分です。

参考記事:

 

なお、ラトビアにはユールマラやリエパーヤという海岸沿いの街もあり、夏場であれば訪れてみるのもいいかもしれません。これらの街に訪れるのであれば、リガにもう1泊~2泊するのがいいですね。

 

3日目午後:タリンに向けて出発

リガは、到着翌日の午後には出発です。結局リガには15時間ほどしか滞在しておらず、ちょっとバタバタした移動になってしまいました。19時頃にはタリンに到着したので、旧市街までタクシーで移動してチェックインし、その日はフィンランドサウナに行きました。

参考記事:

 

4日目午前:タリン旧市街を散策

4日目の午前中に、これまた足早にタリンの街を見て回りました。タリン旧市街も、半日ほどあれば歩いて見て回るには十分の規模です。

 

4日目夕方:フライトでワルシャワまで戻る

4日目の夕方にはタリン空港から飛行機に乗って、ワルシャワまで戻りました。

フライトで居住地に戻るのも、タリン港からヘルシンキまでフェリーで移動するのもいいかと思います。

 

まとめ

今回は、バルト三国は最短何日あれば見て回るのか?ということで、自分の旅程をざっくりと紹介しました。見て回る場所にもよると思いますが、最低3泊4日あれば、1国1日でなんとか見て回れるんじゃないかと思います。

 

バルト三国は移動にどうしても時間がかかってしまいますが、夜行バスや飛行機などを上手く利用して、時間をかけずに済ませたいものです。

 

今回紹介した3泊4日コースに、余裕に合わせて各首都でもう数日滞在してみる、というのがいいでしょう。

 

お知らせ・バルト三国旅行の写真集を出版しました

現在Amazonでは、2017年5月に3泊4日で弾丸旅行したバルト三国の写真を収録した写真集を出版しています。

 

Kindle Unlimitedに加入していると追加料金なしで読めますので、是非バルト三国の雰囲気を味わって下さい。

 

 

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