【これは神】ブカレストのマクドで注文が伝わらずクレームを伝えた結果…
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ここ数日、自営業の友人と一緒に東欧のルーマニアとモルドバを回っています。

 

ハンガリーのブダペストを朝一の飛行機で出発して、ブカレストに到着してからは「国民の館」の近くのホテルに宿泊して、国民の館のツアーに参加したり、治安の悪さで悪名高いブカレスト北駅などを散策。

 

ところで、今回泊まった宿は素泊まりなので、朝ご飯をどこかに食べに行く必要があるのです。

 

そこで無難な選択肢として、マクドを選ぶワケです(笑)

 

ホテルの近くにマクドがあって、朝マックもやっているのでブカレスト滞在中は毎日お世話になりました。

 

 

で、ブカレスト最終日だったか、友人が朝遅いので、僕が先に起きてマクドまで注文しにいくことにしました。

テイクアウトを使って、ホテルまで持って帰るという方法ですね。

 

 

で、少し不安だったのが、友人がチーズを食べられないので、注文するメニューに「チーズ抜きで!」って一言を付け加える必要があったことです。

 

なぜ不安かというと、ここは東欧のブカレスト。

 

 

果たして英語が伝わるのかと(笑)

 

スーパーで買い物をしている限り、英語は問題なく伝わる感じなのですが、マクドで「チーズ抜きで」なんて注文をするのは人生で初めてなので、一抹の不安はあるというものです。

 

 

で、友人の分は「●●バーガーのチーズ抜き」で、僕の分は、「▲▲バーガー」を注文しました。

 

友人の分を注文するときは、最初 "without cheese!!" と伝えたのですが、なんかいまいち伝わっていなかった感じなので(笑)"no cheese!!" と言い換えて、しつこいほどに伝えました。

 

で、僕の分の注文のときに、"no cheese?"って聞かれたので"with cheese"と伝えたのです。

 

 

朝マックのサイドメニューは「ハッシュポテト」で。

 

これもきちんと伝えました。

 

 

 

で、数分後に出てきたのですが、なぜかハッシュポテトじゃなくてフライドポテトが出てくるという(ブカレストの朝マックは、ポテトを選べるらしいです)。

 

No, I ordered the round potato!

 

ちょっと驚きましたが、スタッフに伝えてきちんと交換してもらいました(「ハッシュポテト」を英語でなんて言うのか分からないのと、スタッフもそこはルーマニア語の単語を話してたので、round potatoとかいう意味不明な単語を即興で作り上げました笑)

 

で、精算も終えて近くのホテルまで持って帰ってきたのですが…

 

 

 

なんと、友人が食べようとしたら普通にチーズが入っているという謎の事態に。

 

 

いやいや、さっきあれだけ"without cheese!" "No cheese!" って伝えましたやん。4回も。

 

まあ、ハッシュポテトじゃなくてフライドポテトが出てきたときに少し不安はあったのですが…

 

 

 

ということで、これはさすがにクレームをつけにいこうということになりまして。

 

友人がチーズ食べられないの、単に好き嫌いの問題じゃないんですよね。

 

さすがにこりゃ「おこ案件」ですわ、と。

 

 

その、チーズが入ったなんたらバーガーを袋に入れて、さっきのマクドまでまた往復運動。

 

僕の対応をしたスタッフを見つけて、やや語気を強めて「いや、さっきチーズなしで注文したんですけど、これバリバリにチーズ入ってますやん」(もちろん英語)と、ちょっと高圧的に伝えたわけですよ。

 

 

まあ、僕たちが想像してのは、アジア人だから少し見下されるのかなあ~、また面倒なことにならないかな~、ってことだったんですけれどね。

 

 

 

 

全然違いました。

 

 

 

そのスタッフさん、近くにいたマネージャーの女性を呼んで、すぐに対応してもらえたんですよ。

 

 

しかもですよ、注文したときは9時45分くらいで朝マックの時間だったのに、クレーム付けにいったときは10時回っていて、もう朝マックは終了していたのにもかかわらず、ですよ(笑)

 

 

待つこと5分くらい、マネージャーさんがわざわざカウンターを出てきて、手渡しでチーズなしのなんたらバーガーを持ってきてくれました。

 

 

しかも、「お詫びの印」として、果実ジャムが入ったホットパイも2個添えて、です(笑)

 

 

いや、まさかルーマニアでここまでの対応してもらえるとは正直思ってませんでした。日本ならまだしも、ここは東欧だぜ?って感じ。友人と2人でめっちゃ驚いていたという(笑)

 

しかもそのマネージャーさん、とても愛想がよくて笑顔も素敵。ご年齢的に、絶対にチャウシェスクの独裁政権時代に青春を過ごした方なんだと思うんですが、やっぱり歴史の激動を乗り越えてきた人の胆力と懐の広さは違うわ…と、これまた2人で帰り道話していました(なんのこっちゃ)。

 

 

結局、ホテルに戻ってバーガーを食べたのですが、2個ずつ注文したからおまけのホットパイは胃袋に入らなかったという…(なんとか食べましたが)。

 

 

正直な話をすると、ルーマニアのマクドでここまでの対応をしてもらえるなんて想像だにしませんでした。てか、クレーム付けに行っても適当にごまかされるんじゃないか…って思ってたくらいだったので(失礼)。

 

 

今回の対応が、この店舗だけの例なのかルーマニア全土に当てはまるマニュアルなのかよく分かりませんが、いわゆる「東欧」のイメージを覆すには十分の体験でした。

 

 

そのマクドは、こちらになります。

 

是非、ブカレストにお越しの際はこちらのマクドナルドを使ってみて下さい。

 

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