こんにちは、ポーランドでの1年強の生活を終えて、僕は今度はハンガリーにやってきました。
ハンガリーに限らず、海外で長期間生活する時に気を揉むのが「日本食材を買えるのか?」ということですよね。僕はワルシャワにいたときに定期的にアジアンマーケットを訪れていましたが、品揃えがそこまでいいわけでもなく、結局寿司屋さんやうどん屋さんにもちょくちょく足を運ぶことになっていました。
そして、ハンガリーでの生活でもアジアンマーケットの存在は必須なわけなんですが、今回は実際にそのアジアンマーケットを訪れてきたので、どんな日本食材をどれくらいの値段で買えるのか?について、まとめておきたいと思います。
目次
ブダペストのアジアンマーケット・Kínai Élelmiszerbolt
ブダペストにはいくつかアジアンマーケットがあるのですが、友人から教えてもらったのが、ペスト側の8区にあるKínai Élelmiszerboltです。ここは中国人が経営しているのですが、日本食材の品揃えも良い、と聞いていたので、早速確かめに行って来ました。
場所はここ。
メトロ4号線の駅「Rákóczi tér」からも徒歩3分程で行けます。
実際に中に入ってみた
このアジアンマーケットは、大きな市場の一角を利用して経営しているようで、外観のイメージ以上に奥行きが大きいお店です。以下、実際に何が買えるのかを写真でまとめていきます。
(日本円とのハンガリーフォリントの為替レートは、1円≒2.3フォリントなんですが、分かりやすく考えるなら、フォリントの金額の半分が日本円相当額となります)
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①オタフクソース(1500フォリント)
オタフクソースはポーランドでも見たことがありません。1本750円くらいなので高いですが、海外でこの値段で買えればいいかなと思ったり。
②ウスターソース/中濃ソース(1800フォリント)
続きましては、ウスターソース/中濃ソース。これもポーランドでは見たことがなく…。このソースがあれば、トンカツも問題なく食べられそうですよね。
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③すし酢(1350フォリント)
続きましてはキッコーマンのすし酢。最初みりんかと思っていましたが、違いましたね…。
④照り焼きソースとウナギのタレ(それぞれ1000フォリント)
おそらく日本食レストランで使うのが一般的なのでしょうが…。照り焼きソースとウナギのタレも置いていました。しかも日本円で約500円と、海外価格にしてはお手頃ではないでしょうか。
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⑤ダシつゆ(鰹、鰹と昆布)(それぞれ1250フォリント)
ポーランドでは、ここまで大きなサイズのダシつゆは見たことがなく…。これがあれば、麺類も肉じゃがも、なんでも作れてしまいますね。ポーランドにいたときは日本から粉末のだしの素を持ってきていましたが、ハンガリーだとその必要もなさそうです。
⑥お醤油(1200フォリント)
ダシつゆの隣にはお醤油が。ただ、これはお寿司屋さんで使うのがメインでしょうか…。海外生活で自炊をするときに、あまり醤油は使わなかったので。
⑦焼きそばソース(3000フォリント)
醤油の棚にしれっと置かれているのが、この焼きそばソース。日本円で約1500円なので割高感は否めませんが、麺を用意すれば焼きそばもへっちゃらですし、これだと焼きうどんも問題なく作ることができそうです。
⑧ポカリスエット(900フォリント)
更に驚いたのはポカリスエットです。運動のときよりも、熱が出たときにお世話になっている印象がありますが、まさかブダペストで目にすることになろうとは…(でもちょっと高いです)。
⑨ソフトパン粉(800フォリントくらい)
パン粉もありました。フライものもこれで作ることができますね。というより、なんでこんなに品揃えがいいのか…。
⑩味噌(1500~1800フォリント)
味噌もなぜか、複数種類置いていました。そんなにニーズあるんでしょうか…。
⑪うどん、そば、そうめん(乾麺、800~1500フォリントくらい)
乾麺も謎にレパートリーが多いです。ここまで多いと逆に、どれを選ぶか迷ってしまいそうですね。
⑫ねぎ、もやし、きのこ類(300フォリント前後)
もはや懐かしさを覚える食材も陳列されています。もやしは地味に貴重な食材ですね。これとソーセージと野菜があれば、炒め物もできますし。
⑬インスタント味噌汁(1000フォリント前後)
こちらは、ド定番と言ってもいいインスタント味噌汁。値段も良心的です。
⑭納豆(1200フォリント前後)
納豆もなぜか複数ブランドを取り扱っています。ただ、金額が600円くらいするので、高いのは事実ですね。
⑮レトルトカレー(900フォリント)
こちらはなんと、レトルトパウチのカレー。1パック450円ほどと高いですが、ルーを買って野菜を切って調理する手間が省けるのは、メリット大きいかもしれません。ちなみにカレールーは売っていませんでした(笑)
⑯お菓子類(値段は様々)
こちらは写真でイメージを掴んで下さい。たまに、中国ブランドのものもありました(笑)
これは、絶対にビールに合うやつ。
これはお菓子じゃありませんが、同じ棚にあったので。いなり寿司のアゲですね。
これが、日本のお菓子に見せかけて純中国ブランド。ブランド名が「皇族」っていうのは、中国のものだそうです。
コアラのマーチは、なぜかロシア語版もありました。
ここまで来ると、本当に日本かよって思いますが…。
⑰インスタントラーメン(200フォリント)
出前一丁があるのは、ポーランドも同じでした。「香港製造」らしいですが(笑)
⑲炊飯器(12000フォリント前後)
なんと、炊飯器も同じお店で買えます。中国ブランドでしたが。
⑳インスタント焼きそば(280フォリント)
こちらは日清なので安心です。フライパンにお湯を張って、麺をほぐす調理方法のものですね。少し調理が面倒と言えば面倒ですが…。
㉑だしの素(顆粒)
液体ではなく、顆粒のだしの素もありました。まさかここまで品揃えがいいとは思っていなかったので、驚いてばかりでした。
まとめ:ブダペストのアジアンマーケットは最強?
写真をご覧頂ければ分かりますが、あまり知名度の高い国ではないにも関わらず、ブダペストのアジアンマーケットの品揃えは抜群です。ポーランドではワルシャワとクラクフで似たようなお店を利用したことがありますが、月とすっぽんレベルの違いがありますね。
ハンガリーはワーキングホリデーも始まりましたし、QOL高く海外生活を送ることができる国の候補の1つかもしれません。長期生活予定の際は、ぜひこのアジアンマーケットにも足を運んでみて下さい。
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