先日のジエロナグラへの旅行の際に合わせて足を運んだのは……
シフィエボジン(Świebodzin)という街。
場所は、ポズナンとベルリンの間(ワルシャワとベルリンを結ぶ特急列車も停車します)。
出典:https://eo.wikipedia.org/wiki/%C5%9Awiebodzin
……恐らく、日本人でご存じの方は相当ポーランド通だと思います。それくらいにほぼ無名の街と言っていいほど、小さな街なんですが、
この街に何があるかというと、世界一高いキリスト像なんですよね。
目次
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リオを抜く世界一高いキリスト像
といっても、恐らく大多数の方は、「キリスト像」と言われれば、ブラジルのリオデジャネイロにある、あの像を思い浮かべるのではないでしょうか。
出典:http://sky.geocities.jp/kmien3/zatugaku2.htm
僕も、当然「キリスト像」と言われれば、ブラジルにある「これ」を思い浮かべます(ただ、どの街にあるかまではよく知りませんでした…)
しかし、しかしですよ。ここシフィエボジンにあるキリスト像は、あのリオにあるキリスト像より高い、「世界一高いキリスト像」になっているんですよね。ちなみに、両方の高さを比較してみると
・リオ 32メートル
・シフィエボジン 36メートル
と、シフィエボジンのほうが4メートル高いんですね。
ただ、これには「リオのキリスト像は地上710メートルの高台にある」っていうオチが付いてしまうんですが(笑)
といっても、「世界一高いことに変わりは無い!」ということで、ジエロナグラに行ったついでにシフィエボジンにも行ってきました。
シフィエボジンの駅からキリスト像までの行き方
シフィエボジンの駅からキリスト像までは、歩いて余裕で行けます。
まず、鉄道の駅とバスターミナルは同じ所にあります。
↑バスターミナルから見る鉄道駅
↑バスで到着する場合は、ここに着きます。
駅前。この写真の右側に木が茂っている場所がありますが、この方向に歩きます。
↑この写真の奥の方向に、二つ道路があります。左側はバスが通ってくる道で、関係ありません。
歩いてキリスト像まで行くには、右側にある、木の下の道路を歩きます。
歩いて行く道から駅を眺めたところ。
公園があります。上の写真にある道路を突っ切ります。
木が途切れると、T字路が見えますので、ここを左折します。
僕が行ったときは道が工事されていました。徒歩だと問題なく通れます。
鉄道の線路をまたぎます。
後は、道なりに歩いて行くだけです。15分くらいでしょうか。
歩道は、道の向かって右側に整備されているので、そちらを歩くほうが無難でしょう。
町並み。
歩き続けます。
で、左手には木がずっと生えているのですが、そこの切れ目を迎えると、キリスト像が目に入ってきます。
↑手前から撮ったところ。ここからだとイマイチ大きさが分かりませんが…。
とりあえず、入口があるのでそを目指して引き続き道なりに歩きます。
ここが入口の道です。車は殆ど通りませんが、歩道がないので注意しましょう。
キリスト像
駐車スペースもありました(観光バス用のものもありました)が、ガラガラ。
このキリスト像は、いわゆる「残念スポット」となっているようです。
なかなか威厳はあると思うんですけどね~。
簡単な休憩スペースもありました。ご飯が食べられます。
メニュー一覧。
僕はポテトとロシア風ピエロギ、そしてケチャップを注文(ピエロギの写真は取り忘れましたが、6個入り)。合わせて10.5ズロチ(約300円)。観光地と言えど、さすがにワルシャワよりは安いですね。
ここが入口。手前にろうそくの寄付箱(?)があって、1ズロチ、2ズロチ、5ズロチ硬貨を入れることができます。ろうそくを買えるわけではないのですが、寄付ということでいくばくかいれておきましょう。
太陽の位置の関係で、入口側からだと影ができてしまうのが残念でした。
キリスト像の足元からの風景。個人的には、キリスト像よりもこっちの景色がすきですね(笑)
足元から見上げるキリスト像にはさすがに圧倒されますね。
キリスト像の写真はどうしてもワンパターンになってしまいますね(笑)
像に行くまでの道路に植樹もされていました。
植樹とキリスト。
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物好きな方は是非ご旅行を!
さて、このキリスト像ですが、めちゃくちゃ行く価値が高いか!?と言われると、人によると思います。そもそも街がマイナーすぎですし、ポズナンからも1時間くらいかかる(しかも、ここの街を通る特急列車は国際列車なので、ポーランド国内の列車よりも値段が割高)ということもあって、「初めてのポーランド」の際にはもっと他の所に行かれたほうがいいでしょう。
ただ、僕はこのキリスト像情報を、ポーランドにいる他の物好きな(もちろん、良い意味で使っていますよ)日本人から教えてもらって、彼ら彼女らも漏れなく足を運んでいるので、「これは僕も行くしかない!」と思って入ってきました。
なので、こういう「誰も行かないようなマイナーな所」に行くのが好きな方は、是非足を運んで頂ければと思います。
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