収穫の秋!?ジエロナグラ(Zielona Góra)で年に1度のワイン祭りに参加してきた
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9月6日は平日でしたが、休みを取ってジエロナグラ(Zielona Góra)という街まで遊びに行ってきました。

この街は、ポーランドでもマイナーな部類に入るとは思うのですが、場所はここ。

porozumienie_2016

出典:http://www.pzw.org.pl/zozgora/mapa_porozumien

この地図の一番色が濃い部分です。つまり、ポーランドの西の西。ほとんどドイツっていう(笑)

目次

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年に1度のワイン祭りが開催!

実はこの街で、年に1度(約1週間)「ワイン祭り」が開かれるんです。それが今年(2016年)は9月3日(土)~9月11日(日)ということで、僕は間の平日でスケジュールを作って行ってきました。(ちなみに、祭りの名前は「Winobranie」というようです)

おそらく、ドイツで言うところの「オクトーバーフェスト」に近いんじゃないでしょうか。まあ、スケールが違いすぎるので引き合いに出すのも気が引けるのですが(笑)

ちなみに、なぜ土日に行かなかったかというと、あくまでイメージですが
・人がごった返す
・ワインを飲みまくって理性を失った人が相当いて、身の危険を感じそう
という理由でした。

まあ、それは置いておいて、この日は朝7時半の列車にのって足かけ5時間、延々と列車に揺られて午後12時半前に無事ジエロナグラに到着しました。客車列車に揺られて5時間の長旅なんて、もう日本ではできないですよ…。

平日の日中でも思った以上の人、人、人!!

僕はここで、この地方に住んでいる日本人と一緒に祭りに行ってきました。実はこの方もYouTuberなので(ポーランドで2人目!!)、軽く対談動画も撮ったのですが、それはまた改めて紹介しようと思います。

祭りそのものは、駅から旧市街に向かって歩いて行くと露店が見えだして、なかなか想像以上に盛り上がっているようでした。

といっても、さすがに午後1時前から酒にあぶれている人は見かけませんでしたが…。

とりあえずは旧市街を散策。

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これはワインのアテですね。まあ、肉とかジャガイモとかですが。

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ポーランドの街って、街中の電柱(?)に花が生けられているのが粋ですよね。これだけで華やかさが全然違います。

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さすがにこの時間は人がまばら。

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さて、ここからがいよいよワイン祭りの本領発揮です。

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いやー、ワインって「ぶどう」だけじゃなかったんですね…。さくらんぼ、プルーン、イチゴ、洋ナシ……。ポーランド語の授業で習った果物が一通りワインになっているじゃないですか(笑)

もちろん、「テイスティングできますか?」と聞けばできます。ポーランド語で「甘い(ワイン)」は「słodkie (wino)」(スォドゥキエ)、「ドライな味(のワイン)」は「wytrawne (wino)」(ヴィトラブネ)です。

全てのワインボトルにテイスティングカップが付いているので、お金をケチりたい人は(笑)テイスティングで粘るっていうのもありだと思います。といっても、ボトル1本で25ズロチ(約750円)、休憩スペースで飲む用のコップ1杯だと6ズロチ前後(約180円)で買えるので、むしろ日本人はお金落としていきましょうよ…って感じですけどね。(かくいう僕は、結局カップ1杯しか買いませんでしたが…)

ちなみに、この上の3枚の写真のワインは、ここジエロナグラではなく「Kutno」という街のワインだそうです(この街はワルシャワ~ポズナンの間にあります)

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旧市街のど真ん中に向かうと、人も多くなってくるようです。

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↑旧市街の真ん中。

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↑このワイナリーは、ジエロナグラの北、Świebodzinという街からのもののよう。

http://winnicalukasz.pl/

https://www.facebook.com/WinnicaLukaszNaWityniu/(Facebookページ)

うーん、ポーランド語あまり分からないんですけど(笑)、このワイナリーに行けば果物のピッキングとかもできるんでしょうか。ワーキングホリデーでポーランドにお越しの方は、挑戦されてみるといいかもしれませんね。

といっても、ピッキングじゃなくともワイナリー見学だけでも十分できそうですが。シーズンはいつがいいのやら…。

ここからは、グルジア(ジョージア)ワイン。個人的には、グルジアワインとモルドバワインがめちゃくちゃ美味しいと聞くので、これらの国にも行ってみたいです。

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で、このお店何がすごかったかというと、テイスティングなのにカップになみなみとワインを注いでくるところです(笑)。いや、あれは数ズロチ払っていいサービスでした。

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旧市街周辺。

他には、インスタントの絶叫マシーンが街のど真ん中ににありました。僕は絶叫マシーンは乗りませんが、見ているだけでも怖かったです。

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コンサートもステージが幾つかありましたね。これが無料で鑑賞できるってどういうことだよ、って思いましたが…。

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テイスティングだけで十分楽しめるクオリティ

結局、ビールを飲んだり対談を取ったり、あとはなぜか、その日本人のことを知ったジエロナグラのポーランド人高校生も急遽参加して(笑)色んな話をしたりと、瞬く間に時間が過ぎていきました。

ワインは結局、テイスティングで数杯と、後はカップ1杯(購入)だけだったんですが、もうこれで十分でした。しかしめちゃくちゃ美味しかったですよー!!このお祭りはもっと日本人が知ってもいいくらい価値があります。っていうか、告知が下手すぎるんじゃないかな…。

ドイツのオクトーバーフェストは行ったことないので単純に比較できないんですが、このジエロナグラでのワイン祭りのほうが、規模も小さいし人も少ないし、値段も安いので参加しがいがあるのではないでしょうか。

特に「ビールをがぶがぶ飲むよりワインをゆっくり嗜みたい」という方は、是非9月の上旬にジエロナグラにお越し下さい!

参考資料

ジエロナグラのワイン祭りの告知は、ジエロナグラの観光局のサイトで行わます。

http://www.cit.zielona-gora.pl/article,en,275,the_festival_of_wine_2016.html

ただ、「8月に詳細を告知!」とあったのですが8月末までほぼ何の情報もなかったので(期間しか分からなかった)、あまり早めから詳しい情報は入手できないかもしれません。

なお、2016年のプログラムは以下のようなものでした(サーバー上のPDFファイルに飛びます)

http://winobranie.zgora.pl/wp-content/uploads/2013/09/Program-of-events-WINE-FEAST-in-Zielona-Gora.pdf

明らかに週末のほうがスケジュールが多いですが、まあこれは仕方ないですね。ただ、平日でもまずまずの人、そして酔いつぶれている人も多かったので、週末はもっと怖くなるかも知れません(僕も実際、街を歩いていたら、平日の昼間からできあがった人に絡まれました……)

しかし、このイベントは本当に良かったですねえ。来年の8月末でビザが切れるので二年連続で行くのは厳しそうなんですが、どうせならワルシャワのドリームチームも引き連れて(笑)、また参戦したいものです。

※ワルシャワドリームチームについては、ほだかくんのこちらの記事をご覧下さい。

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