2018年のサッカーワールドカップ・ロシア大会では、南スラブの小国・クロアチアが善戦に次ぐ善戦を繰り返し、初の準優勝を成し遂げました。
特に、現在レアル・マドリードに所属しているミッドフィルダーのルカ・モドリッチの名前と姿は、サッカーに興味のない多くの人たちも耳(目)にしたことがあるのではないでしょうか。
実は、クロアチアの首都・ザグレブには、これまでの同国のサッカーの歩みを刻んだスポーツショップ(兼ミュージアム)が存在します。先日、プリトヴィツェ湖群国立公園に行く際にザグレブを拠点にして回ったときにこの施設を見つけたので、ファンの皆さまのためにもここで情報を共有しておこうと思います。
①ザグレブ旧市街の中心にあるこの施設
この施設ですが、ザグレブ旧市街にある広場「Trg J. Jelačića」の近くにあります。
Google mapで調べるときは、「be proud」で検索すると出てきます。
道に面した壁にある一番インパクトのある写真がこれ。左側に扉が入るので入りましょう。
入ってすぐ左に、イレブンの写真と、顔の部分に自分が入って写真が撮れる、観光地によくあるやつがあります。
この写真には全て写ってませんが、左のほうに訪問者が顔を出せる人の写真があります。
奥に進んでいくと、ユニフォーム類が何種類も販売されていました。
そして驚くべきは、1930年頃からの、サッカーワールドカップとEURO(ヨーロッパ選手権)の、各試合の結果が全てボックスにまとめられていることです。
これは2014年のブラジル大会のもの。出場していたなんて知りませんでした(笑)
ほとんど写真を撮れていないのですが、「いや、ユーゴスラヴィア社会主義共和国を形成してたやろ!」って時代の結果も全て(?)残っているので、昔を知るには貴重な資料です。
こちらも写真を残せていませんが、歴代のユニフォームも展示されていました。個人的には、2018年にも使われていた赤白チェック(シャホヴニツァと呼ばれる、クロアチアのシンボル)があしらわれたものが一番好きですね。
そして、歴代の結果をまとめた展示の何が凄いかというと、ボックスが2030年まで作られていること。
この時期には、クロアチア代表は一体どうなっているのか。
ちなみに、2018年9月現在で、2018年のボックスはまだ空でした。
ここに「伝説」が刻まれる日が待ち遠しいですね!
ここの施設は、日曜月曜が定休日で、それ以外は朝10時から20時まで営業しているので、ザグレブ観光の際にはサクッと立ち寄ってみて下さい。
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