こんにちは、たつやです。
ポーランドについて知って頂くシリーズ、今回は「文化編」です。
番号は、前回の記事からの通し番号で表記しています。
⑤食事がおいしい
詳しくは別記事で紹介しようと思いますが、ポーランドの食事はすごく日本人の舌に合います。
味付けがシンプルで、食材も日本とさほど変わりません。フランス料理のようにエスカルゴのようなものもありません(少なくとも、私は見たことがありません)
例えば、日本で言うハンバーグのような食事や↓
こちらは、ピエロギという「餃子」↓など、
(ただ、具は肉だったりキノコだったりフルーツだったり魚だったり、バラエティ豊富。ゆがくので「水餃子」に近いでしょうか)
日本人でも「とっつきやすい」料理ばっかりです。そして美味しい。
ただ、ポーランドの食事の難点を挙げるとすれば…カロリーが高いことでしょうか(笑)
基本的に肉+じゃがいも(か、魚+じゃがいも)で、野菜が添えられるんですが、
とにかく「みんな肉を食べる」。
そして、ふんだんに油を使うので(笑)、食べれば食べるほど胃に溜まっていきます…。
そうそう、ポーランドはスープも種類が豊富。
これは鶏ガラのあっさりめのスープですが、他にもトマトスープや、ライ麦を発酵させて作るスープ等もあって、一週間違うスープが楽しめるほどです。
⑥敬虔なカトリックの国
ヨーロッパの多くの国はキリスト教ですが、ここポーランドは敬虔なカトリックが殆ど
(人口の95%前後を占めています)
私の友人でも毎週日曜は教会でミサ、というスケジュールの人は多くいます。
(さすがに、若い世代でそういう人は減ってきているようですが…)
キリスト教と言えば、クリスマスも本格的です。
私は一度だけ、友人宅でクリスマス前後の数日間をホームステイさせてもらいましたが、
とにかく料理が超本格的。
↑はクリスマス(12月25日)の晩餐ですが、肉を一切利用しない徹底ぶり。
私が経験した時は、24日間での数日間で肉を「これでもか!」と言うほど胃の中に入れて、
25日は肉を食べずに胃を休める(?)という流れでした。
ちなみに、ポーランドは当然雪も降るのですが、私がクリスマスを過ごした時は、こんな感じでした↓
ので、「肉を食べてカロリー摂取!」というのも分からなくはないですね。
↑のように、真っ平らな白銀の世界もロマンに溢れています。
ちょっと話が脱線してしまいましたね。
⑦アルファベットは英語と同じ。でも言葉は難しい。
ポーランドの公用語はポーランド語。
言語的にはスラブ語に属して、一番の親戚は隣国のチェコ語やスロバキア語ですが、さすがにこれを比較で出しても分からないと思うので、
「ロシア語と似ている」と思って頂ければ大丈夫です。
そして、アルファベットそのものはラテンアルファベットなので、英語やフランス語、イタリア語などと似ています。
(なので、アルファベットは読めるけど単語が読めない!なんてことになってしまうんですが)
ちなみに、ちょっとマニアックな話になってしまうんですが、ポーランド語は「取得するのが難しい外国語」の中でも上のレベルに属している、と言われます。
一番難しいのが日本語やアラビア語なんですが、その下に属する、というわけですね。
これは、文法の変化が多すぎる、というのがその理由です。
・簡単に言えば、男性名詞と女性名詞と中性名詞があって、
・それぞれ単数形と複数形で形が違い、(しかも複数の場合、対象が全員で男性である場合と、そうでない場合、つまり女性や「モノ」が1つでも含まれている場合で形が違う)
・格変化(日本語でいう「~の」「~が」「~を」みたいなもの)も複雑で、
いろんなパターンがある、っていうのがその理由なんですが、
大丈夫です。旅行やプチ滞在をするだけであれば、そこまで覚える必要はありません(笑)
なお、旅行で役立つ簡単な単語やフレーズの紹介、
そして、ポーランド語の読み方(街の名前を読むのに助かる)も、ゆくゆくはこのブログでお伝えしていく予定です。
⑧伝統工芸と言えばボレスワビェツの食器
ヨーロッパでは各国で「伝統工芸」と呼ばれる産業がありますが、
ポーランドでずば抜けて有名なのは、ボレスワビェツ。
例えばこんな感じ。
日本でも最近は取り扱っている店が増えてきましたが、まだまだ知名度は高くありません。
喫茶店などで使われている場合もあるので、「あ、これボレスワビェツだ!」と分かるようになれば楽しいですよね。
さて、今回はここまで。
次回以降も、別の側面からポーランドについて知って頂けるようなコンテンツを配信していきますね。
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