ハンガリーワーホリの諸条件について大使館に問い合わせてみた結果
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この記事は、先日更新した以下の記事の続編です。

ハンガリーワーキングホリデーのビザ申請情報の詳細が判明

 

駐日ハンガリー大使館や、ハンガリーの移民局のページを見ているだけでは不明瞭な点がいくつかあったので、年末に大使館に問い合わせたのですが、その回答を頂きました。

 

以下、質問と回答の内容です。

 

目次

①Q:ビザ無しで渡航する場合、1ヶ月ほど他国を旅行可能?

 

A:シェンゲン協定に反しない限り可能

 

ハンガリーワーホリのビザは、①日本で1ヶ月有効のナショナルビザを取ってから現地の移民局に行くか、②ビザ無しで渡航して現地の移民局に行くか、の2通りから選べます。

後者の方法を選んだ場合、片道航空券でハンガリー以外のシェンゲン国に入国してから、90日以内に移民局を訪れれば、そこでまずナショナルビザを発行してもらって、ワーホリ用の短期滞在許可の発行をしてもらうことが可能のようです。

移民局での手続きに時間がかかる可能性も考えて、ビザ無しで90日ギリギリまでいるよりは、最初の1ヶ月~2ヶ月ほど旅をしてから滞在許可申請をするのがいいのではないでしょうか。

※シェンゲン協定について分かりやすく説明した記事はこちら

 

②Q:ビザ申請・滞在許可申請に必要な費用は?

 

A:ナショナルビザは無料、滞在許可証は有料

駐日ハンガリー大使館のホームページでは、「日本でナショナルビザを取得するための費用は無料」と書かれています。これとは別に、ハンガリー移民局のホームページでは、滞在許可申請料として18000フォリントが必要、と書かれています。

 

最初、「日本では無料なのにハンガリーでは有料なの?」と思ったのですが、これはどうやら

・ワーホリ用短期滞在許可証のためのナショナルビザの発行は無料

・短期滞在許可証の発行は有料

のようです。つまり、日本でもハンガリーでも、ナショナルビザの発行は無料でできて、そこから短期滞在許可証に切り替える時に手数料が必要、ということですね。

 

日本でナショナルビザを発行してから渡航する場合には手数料はかかりません。

 

③Q:ビザ申請時の銀行残高の最低金額は決まっている?

 

A:最低金額は決まっていないけれど…

日本でナショナルビザを発行してもらう場合に必要な残高証明の金額目安は、25万円程度とのことです。

 

④Q:保険加入の証明書の準備は必要?

 

A:日本で申請する場合、証書が必要

この質問は、移民局の英語ページには「医療機関で支払うための費用を賄う保険の加入証明か、相当の資産を持っていることを証明する書類の提出」が義務づけられているのですが、日本でナショナルビザを申請する場合は保険加入が義務、という記載がされているので、どちらが正しいのか確認してみた、という経緯があります。

 

回答によると、日本でビザを発行してもらう場合、渡航期間を全てカバーする海外旅行保険の保険証書の提出が必要とのことです。つまり、他の多くの国のワーホリビザ申請と同じ書類が必要、ということですね。

 

補足:現地申請で必要な書類については現在確認中

大使館からの回答で、「ビザ無し渡航をして現地で申請をする場合は、必要書類については現地当局に確認されたほうがいいと思います」とのことだったので、現在移民局に確認中です。保険加入や銀行残高の目安については、分かり次第このブログでも情報を更新していきます。

 

※ビザ無し(観光目的)でシェンゲン圏内に入国してから、ブダペストの移民局で実際にビザ申請をしました。詳しくはこちらの記事で。

ハンガリーワーキングホリデービザの申請方法まとめ!必要書類や申請の流れを知るにはこれでばっちり

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