今回は、先日プラハに行ったときに利用した長距離バス「FlixBus」の利用記です。
FlixBusはドイツの格安バス会社で、ドイツを拠点に周辺諸国の長距離バス路線を網羅しています。まさかワルシャワ~プラハの第三国どうしを結ぶ路線があるとは知りませんでしたが、直前の予約でも激安料金で利用できたので、今回使ってみることにしました。
目次
FlixBusの予約方法
FlixBusは公式サイトから予約ができますが、僕はその前にGoEuroを使って、ワルシャワ~プラハのチケットを検索していました(そこからFlixBusのサイトに直接飛ぶ、というものです)。
ワルシャワ~プラハのFlixBusは、ワルシャワは西駅(Dwodzec Zachodni)、プラハは中央駅とフローレンスバスターミナル(Florenc)の両方に停車します。ワルシャワ発のバスだと、中央駅→バスターミナルの順に向かうようですが、これらの距離はそこまで遠くはないので、どちらで降りてもいいでしょう。
予約手順はここでは詳述しませんが、日程とバスの時間を選んで、あとは購入するだけです。僕は、8月10日にその日の夜出発のバスを予約しましたが、21ユーロ(約2500円)で購入することができました。
スケジュールは、ワルシャワ西駅を20時50分に出発して、フローレンスに翌日6時過ぎに到着するというもの。
途中、ポーランドのウッチとヴロツワフに停車をします。
なお、FlixBusは予約時に、預け荷物のタグのPDFファイルがメールで送られてきました。トランクに預ける荷物には、任意ではありますが自分でタグを用意して(印刷して切り取って、荷物にくっつける)おくのがいいと思います。この辺りにコスト意識が現れていますね。
ワルシャワ西駅の出発プラットフォーム
ワルシャワ西駅は11番までホームがありますが、僕が利用した時は11番ホームからの出発でした。
11番ホームは、一番幹線道路側です。
似た時間帯に、ワルシャワ~ブラチスラバ~ブダペストのFlixBusも動いているようなので、間違えないようにして下さい(こちらは20時30分発のようです)。
室内はこんな様子。シートはそれなりに快適です。というより、Polskibusのシートは固すぎて、ポーランドのバスではありますけどあまりオススメはできませんね…。
シートピッチも余裕があります。なお、国際バスではありますが、なぜかペットボトルの水は支給されませんでした。
ワルシャワ西駅のバスターミナルにはキオスクがいくつかあるので、そこで調達しておきましょう(クレジットカード利用可)。
座席は自由席でした。
嬉しかったのは、休暇シーズンであるにも関わらず、利用客がガラガラだったと言うことです(途中、ヴロツワフで満席になりましたが)。
ワルシャワ~プラハはPolskibusも1日に数本運行していて、購入時にこちらのサイトを確認すると売り切れになっていたので、Polskibusほうが知名度は高いのかも知れませんね。
この後、22時頃にウッチ、確か日付が変わってからヴロツワフに到着して、そのまま国境を越えてほぼ定刻にプラハに到着しました。バスの中でぐっすり眠ることはできませんでしたが、安さと快適さ重視で選ぶなら、このFlixBusがオススメです。
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