
今回は、ポーランドで外食をする時に使ってみたいポーランド語のフレーズをいくつか紹介します。
ポーランドのレストランやパブでは、ワルシャワといった大都市では英語が基本的に使えます。
ただ、せっかくポーランドに来たのであれば、片言のポーランド語も使ってみたいものですよね。
そんな時にぜひ一度は使ってみたいフレーズを、今回はまとめました。
目次
①イートインかテイクアウトか
これはカフェに行った場合ですが、店内で食べるか持ち帰りにするかを伝える必要があります。
ワルシャワの観光地周辺だと英語でも大丈夫だと思いますが、僕がいつも利用しているカフェは、ほとんどポーランド人ばかりなので、僕は他の人が言っているフレーズを聞いているうちに覚えることができました。
店内で食べる場合はna miejscu(ナ・ミェイスツ)、テイクアウトの場合はna wynos(ナ・ヴィノス)と言えば、カップの種類を分けてコーヒーを作ってもらえますよ。
(店内で食べる場合も、持ちやすい紙コップで飲みたい場合はna wynosと言ってみましょう)
②メニューをもらう
レストランなど、テーブルで注文を取る場合はメニューが運ばれてきます。基本的にしばらくすると運ばれてきますが、店員に忘れられているような場合は、まず
Przepraszam!(プシェプラシャム!)(すみません、の意味)
と伝えた後、
Proszę karta menu(プロシェン・カルタ・メヌー)/Poproszę karta menu(ポプロシェン・カルタ・メヌー)(メニューを下さい)
と言います。poproszęはproszęよりも丁寧な言い方ですが、普通はproszęで大丈夫です。
※この時に、日本人であれば英語のメニューが運ばれてくることが普通なので、注文の際は英語にしましょう。
※店舗によっては、ポーランド語表記に合わせて英訳が書かれていることもあります。
③メニューを注文する
メニューについては、料理の名前を挙げ出すとキリがないので、今回は簡単なフレーズだけ。
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「~を下さい」
「~を下さい」は、②で見たとおりproszę(プロシェン)です。この後に個数とメニューの名前を付ければ、注文はできますよ。
注文の個数
数は、多くても5人くらいでレストランに行くとことになると思うので、ここでは1~5までを紹介します。
1 = jeden(イェデン)
2 = dwa(ドゥヴァ)
3 = trzy(チシィ)
4 = cztery(チュテルイ又はチテルイ)
5 = pięć(ピェンチ)
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ビール・ワイン・ジュースと、ワインの種類
ビールはpiwo(ピヴォ)、ワインはwino(ヴィノ)、ジュースはsok(ソク)。
ワインは、赤と白、甘口と辛口がありますね。
赤ワイン=wino czerwone(ヴィノ・チェルヴォネ)
白ワイン=wino białe(ヴィノ・ヴィアウェ)
甘口はsłodkie(スウォドゥキエ)、辛口はwytrawne(ヴィトゥラフネ)、この中間はpółsłodkie(プウスウォドゥキエ・「半分甘口」の意味)と言います。
④「召し上がれ」はSmacznego(スマチュネゴ)
さて、ポーランド語には、フランス語でいうところの「Bon a petit(ボナプティ)」に相当する単語があります。それがSmacznego(スマチュネゴ)。Smaczny(スマチュニ)というのは「おいしい」という意味です。
時々勘違いされる方がおられますが、これは日本で言う「いただきます」とは別物です(ポーランド語に「頂きます」に相当するフレーズはありません)。なので、時々自分が食事をする時にSmacznegoと言う方がおられますが、これは間違い。レストランだと、ホールスタッフが料理を運んできたときに言ってくれますよ。
⑤お手洗いの場所を確認する
店内を見渡してもトイレの場所が分からない場合はGdzie toaleta(グジェ・トアレタ?)と聞きます。昔英語を習ったときは、「英語でtoiletという単語は下品なのでWhere is the lavatory?と聞きましょう?」というような話がありましたが、ポーランド語ではストレートにtoaletaという単語を使ってOKです。
⑥領収書をもらって会計を済ます
さて、食事が終わって会計をする時がきました。
まずは領収書をもらう必要がありますから、Proszę rachunek(プロシェン・ラフネク)と店員に伝えて領収書をもらいましょう。その時に一緒に、現金支払いかクレジットカード支払いかを伝えることができるので、
現金で支払う=Proszę płacić na gotówką(プロシェン・プワチチ・ナ・ゴトゥフコン)、
カードで支払う=Proszę płacić na kartą(プロシェン・プワチチ・ナ・カルトン)
と伝えましょう。ちなみに、ポーランドは、少なくとも大都市はほぼクレジットカードが使えるので、現金は万が一の時のために最低限財布に入れておけば大丈夫です。
なお、クレジットカードの決済通貨を日本円かポーランドズロチかで選ぶ必要がある場合があります(VISAブランド)。実は、ズロチ建てで払うほうが若干安上がりになるので、ズロチで支払いたい場合はProszę płacić na Złotówką(プロシェン・プワチチ・ナ・ズウォトゥフコン)と伝えましょう。
参考記事:海外でクレジットカードを使う場合、円建て決済は損?現地通貨建て決済のススメ!
ちなみに、ポーランドズロチの場合、為替チャートのレートが1ズロチ=30.00円だとすると、クレジットカードのレート(ズロチ建て)は1ズロチ=30.60円ほど、クレジットカードを円建てで使う場合は1ズロチ=31.40円ほど、と、ズロチ建てと円建ての間で、1ズロチで0.8円ほどのレートの差があります。
なので、100ズロチの食事をした場合、ズロチ建て決済と円建て決済との間では80円程の差ができてしまうんですよね…。たかが80円、という話ですが、ポーランドだと1円(ズロチ)の価値は日本とは異なるので、クレジットカードを使って沢山買い物をする場合は、ズロチ建てにするのが無難です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回はポーランドで外食をする時のお役立ちフレーズをまとめてみました。なかなか、ポーランド語をレストランで使う日本人は多くはないので、この記事をご覧になった方は、次回からレストランに言った場合は「ドヤ顔」でポーランド語を使ってみて下さい。
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