長期の海外生活でどうしても気になるのが、ホームシック。
特に、料理については1年生活していれば、数ヶ月に一回は「ああ、日本の料理が食べたい」と思うようになることと思います。そんな時、もちろん現地にある日本料理屋で食事をするのもいいですが、どうしても割高になりますし、寿司一つをとっても、アメリカでは「カリフォルニアロール」なんてものもあるわけですから、「レストランに行ったけどローカライズされた日本料理だった…」なんてことになりかねません。
そんな時に頼りになるのが、日本食材屋さんで食料・食材を調達することです。かくいう僕も、海外で生活するときにどうしても気になるのが「日本のだしと湯船」なんですが、少なくともだしについては、食材屋さんで買うこともできますよね。
ワルシャワの中心にあるKUCHNIE ŚWIATAに行こう
ポーランド、それもワルシャワの場合、ワルシャワ中央駅に隣接する大型ショッピングモール「Złote Tarasy」の中に、ありがたいことに日本はおろか、世界各地の食材が集まっている小売店があります。
それがKUCHNIE ŚWIATA(クフニエ・シヴィアタ)なんですが、今日足を運んでみました。
入口はこんな感じ。
Złote Tarasyは、地下一階、地上四階の五階建てなんですが、KUCHNIE ŚWIATAはその地下一階にあります。ワルシャワ中央駅と直結している通路沿いにあるので、分かりやすいとは思います。
中に入ってみると、あるある、日本食材がありますよ…
これはお茶。
続いて、インスタント味噌汁とだしの素。
インスタントラーメンやうどん、素麺もありました。
他には、寿司用の海苔や鰹節、七味唐辛子、醤油も置いてあったので、調味料関係は一式買うことができそうです。カレールーもありました(バーモントとかこくまろではありませんでしたが)。
ただ、気になるのはその値段ですよね。
この写真にも写っていますが、ペットボトルのお茶が11.5ズロチ(約340円)。
12袋入りの味噌汁は27ズロチ(約810円)。
インスタントラーメン一袋が3.9ズロチ(約110円)。
インスタントラーメンは日本でもスーパーで、安いのが100円前後で売られているのでまあ同じですが、お茶も味噌汁も高すぎる…。素麺は9ズロチだったので270円にも届きませんでしたが、当然ながら、値段は張りますね。しかも、30ズロチあればスーパーで数日分の自炊用食材はたんまり購入できるので、それを考えるとやっぱり割高感があります。
ちなみにこのお店、世界の食材が売ってあるので当然ながら中国、韓国、タイなど、他のアジア諸国の食材も手に入ります。キムチが売っているかどうかは確認し忘れましたが、おそらく売っているでしょう。
このお店の存在自体は、数年前にワルシャワに来たときに知っていたのですが、そこから特に変わった様子もなくて安心しました。
まさに市の中心に位置する食材店なので、日本料理が恋しくて恋しくてたまらなくなったら、真っ先に駆け込みましょう!
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ちと被害妄想ではないですか。物価目当てで訪れる日本人が増えても最初のきっかけにす…