シベリア鉄道でユーラシア大陸横断(2)~北京から張家口までの車窓
スポンサードリンク

シベリア鉄道の旅は、北京を出発して中国の内陸地へ。

dsc_0316

まずは北京郊外の車窓。

dsc_0318

dsc_0319

しばらくすると、大きな川を渡ります。出発して30分くらいでしょうか。

dsc_0321

この辺りから、北京市ともお別れです(たぶん)。しかし、川の大きさが既に違うので、圧倒されるばかりですね…。

 

北京駅から東側に出発した列車は、ぐるっと弧を描いて北京の南を西進して、内モンゴル方面を目指して行きます。

 

dsc_0325

dsc_0327

 

出発して1時間くらいですが、既に絶景が広がっているんですよ。こりゃすごい。

 

dsc_0334

だんだんと内陸に入っていきます。

dsc_0335

dsc_0336

dsc_0338

dsc_0339

ちなみに、コンパートメントの同乗者は中国の成都在住のアメリカ人女性(たぶん僕の年齢はほぼ変わらず)と、そのご両親。仕事の休暇を取って、両親を中国まで呼んでシベリア鉄道でウランバートル→ウランバートルで1週間くらい滞在、というスケジュールのようです。

 

dsc_0342

通路にあったマガジンラック。何も入っていません(笑)

dsc_0343

dsc_0345

川沿いにひた走ります。Google地図で確認すると「洋河」というようですね。

dsc_0347

↑シベリア鉄道の代名詞?とも言える「サモワール(湯沸かし器)」。これがあるので、長時間の旅でもインスタントラーメンやインスタントコーヒーがあれば食事はできます。

dsc_0350

 

dsc_0353

 

川沿いにひた走ります。

dsc_0355

↑乗車からしばらくしてのコンパートメント内の様子。既にそこそこ生活感がありますね(笑)

dsc_0357

dsc_0360

dsc_0364

dsc_0366

しばらくすると、川からはずれ、起伏の多いエリアを移動するようになりました。余裕で「絶景スポット」と言えるでしょう。これだけでも、シベリア鉄道に乗る価値はあると思います。

dsc_0368

dsc_0369

↑客車の通路。車両によって赤と白の中国風だったり、茶色の木目調だったり、バリエーションがあるのが面白いです。

dsc_0370

dsc_0372

相変わらず絶景が続きます。なんなんだ、この鉄道は…

dsc_0373

dsc_0374

遠くに川が見えます。

dsc_0375

dsc_0376

だんだんと山がなくなり、高原地帯をひたすら走るようになりました。

 

さて、この時点で確か14時くらいだったと思うのですが、相部屋の3人と一緒に食堂車に行ってみることにしました。

img_0462

実は、中国を越えるまでの2食(昼食、夕食)は無料で着いてくるんですね。インスタントラーメンを日本から買って持ってきていたんですが、ここでは出る幕なしでした。食券?は出発してからしばらくすると車掌さんから渡されました。

 

dsc_0379

食堂車はダダ混み。列車が北京を出発してから一段落したのでみんなで行ってみたら、めちゃくちゃ並んでいて驚きました。

dsc_0380

↑こんな感じの場所。僕は日本で、新幹線の食堂車もブルートレインの食堂車も利用したこともないので、これが初めての食堂車でした。

dsc_0381

まあ、食事はめちゃくちゃ質素だったんですが(笑)

 

dsc_0382

↑ここに写っているおじさんが、相部屋にいるお父さん。

 

dsc_0383

食堂車からの車窓。

dsc_0384

一輪の花。こういう彩りが大好きなんですよね~。

 

その後も列車は延々と西に進みます。

dsc_0386

 

dsc_0390

だんだんと草原っぽいというか、砂漠っぽくなってきました。

dsc_0393

 

dsc_0397

途中で貨物列車も追い抜かして、

dsc_0401

 

ただひたすら西へ。

dsc_0412

dsc_0413

↑この2枚は、同じ車両の別の列車に乗っているお客さんたち。この日は確か、オーストラリアからの団体旅行客がいて、客車内の3割くらいは、オーストラリアの人でしたね。といっても、アジア系、西欧系の面立ちと色んな方がいて、オーストラリア人といっても一括りにはできないようですが。

 

他に同じ客車に乗っていた人としては、インドからハネムーンでシベリア横断をしているインド人カップル、中国の重慶から大学の夏休みを利用してサンクトペテルブルクまで旅をする中国人青年、そして(恐らくオーストラリラ人ご一考をエスコートする)ロシア人のツアーガイド(たしか、ウランウデ出身でモンゴル系の顔をしていた)など、国籍も人種も様々。日本人は全車両を含めても僕だけだったと思います。

 

16時くらいに、張家口駅に到着。

dsc_0417

dsc_0418

ここで機関車を交換して、列車は更に内モンゴル、そしてモンゴルとの国境を目指します。

 

 【お知らせ】

2016年7月に旅した、北京~ワルシャワ間のシベリア鉄道の旅の写真集を出版しました。車窓風景はもちろん、車内や途中で立ち寄った街の景色もこちらでお楽しみ頂けます。Kindle本で、Kindle Unlimitedに登録済みの方は無料でお楽しみ頂けます。

 

TRANS SIBERIAN JOURNEY 北京からワルシャワまで足かけ2週間 「裏」シベリア鉄道写真集 

 

スポンサードリンク

おすすめの記事