このブログでは、これまでに何度も、ブダペストの日本食レストランを紹介してきました。
しかし、これらの他に、僕がもう一つオススメしたいレストランがあります。
それが、ブダペスト西駅の近くにある焼き肉レストラン「Yamato」。今回はこのレストランを紹介したいと思います。
場所はこちら。
目次
ウリはなんと言っても、日本式焼き肉と韓国式焼き肉
レストランYamatoが誇るべきは、なんといっても日本式焼き肉と韓国式焼き肉。日本式の、牛の各部位の肉を焼いて食べたり、韓国式のプルコギやサムギョプサルなどがメニューに揃っていて、好みに応じて食べ分けることができます。
また、焼き肉と一緒に食べられるサイドメニューも多く、寿司や刺身(ヨーロッパで刺身はなかなか食べられません)、カレーや石焼きビビンバ、サラダ、白ご飯、キムチ、鍋、弁当、焼きそば、チャーハンなど、豊富すぎる品揃えです。
Yamatoの特徴は、メニュー表がタブレットになっていること。ここで全てのメニューを写真付きで見ることができます。
ただ、このタブレットから注文はできないんですよね…(笑) せめてスタッフを呼ぶシステムとか、日本の居酒屋のように自動で注文できるシステムも備わっていればいいんですが。というか、それないのになぜタブレットにしたんだ、って話ですけども…。
店内の雰囲気はこんな感じ。ブダペストでは、いわゆる「敷居の高い」お店に分類されると思います(値段的にもそうですが、それよりも雰囲気的に)。
フロアは地上と2階に分かれていて、2階だとややスタッフの目が届きにくいかなあ、という印象です。
地上階のカウンター。これはもはや、焼き肉屋じゃなくてバーです。
それでは、これまでに食べたメニューの一部を写真付きで。
シャケのお造りは、大サイズ(10切れ)で3280フォリント(約1450円)。お造りを海外で食べるのは簡単ではないのと、このお作りは鮮度が高いので、この値段を出しても食べる価値はありますね。
キムチやナムル、白ご飯がセットになる付け合わせは1人990フォリント(約400円)。焼き肉用のソースも5種類含まれています。
こちらはプルコギ。
大きなサイズの肉が10切れ入っていて、2980フォリント(約1200円)。1人で食べると少し量は多いかなあと感じます。
こちらはカルビ。2切れで3620フォリント(約1450円)。
アンガスビーフのヒレ、4980フォリント(約2000円)。
こちらはビーフン料理。トッピングの種類によって値段が細かく変わるんですが、だいたい3000フォリント(約1200円)前後です。
で、こちらがビビンバ。
日本でも、ここまで美味しいビビンバはなかなか食べられないんじゃないでしょうか(まあ、そもそも日本で韓国料理を食べることが少ないですが…)。これで4180フォリント(約1670円)。
価格帯から分かりますが、完全に観光者向けあるいは富裕層向けです。会計には12.5%のサービス料が追加されて、例えばビビンバ+プルコギ+水を注文すると、おおよそ9000フォリント(約3600円)の会計に。ブダペストに住んでいて、大きなイベントが終わって一息つきたいときに利用したり、大切な人と一緒に来るのに最適ですね。
プルコギを焼いている様子。
ただ、火の通りがめちゃくちゃ速いので、調子に乗って焼いていくと食べるスピードが追いつかなくなってしまいます。そこはご注意を。
目安の予算はどれくらい?
このレストランで以前友人とご飯をしたときは、たらふく食べまくって2人で約29000フォリント(約12000円)ということがありました。この時はさすがにちょっとびっくりしましたが、サービス料込みの値段として考えるとそこまで高くはないかもしれません(実質、1人4800円分くらいの食事なので)。
平日の昼食時にはランチメニューもあって、そちらは3000フォリント(約1200円)で食べられますが、夕食時にしっかり食べたいのであれば、1人7000~10000フォリント(約2800円~4000円)ほどの予算で考えておいたほうがいいかもしれません。
ただ、その金額を払うだけの価値は十二分にあるので、値段を見て躊躇するのであれば、1回だけでも食事をされてみることをオススメします。
あまり知られてないけど、ブダペストで間違いなく一番の日本食レストラン。是非お見知りおきを
今回紹介したレストラン「Yamato」は、どちらかと言うとハンガリー人をはじめとするヨーロッパの人向けのレストランと言えるかも知れません(ブダペストに住んでいる日本人は、このブログの最初に紹介したレストランのほうがよく行くと思います)。
ただ、逆に日本人が多く訪れないことと、普通に想像する「焼き肉屋さん」とは全く違う雰囲気が出ているお店なので、その空間と食事を楽しむために、訪れて損はないレストランと言えます。
僕も1ヶ月に一度程度、大きな仕事が終わって一段落着いたときや、出張前のエネルギー補給に定期的に利用しているこのお店。是非1度、使ってみて下さい。「東ヨーロッパでもこれだけのクオリティの日本料理が食べられるんだ!」ということに感動を覚えますよ。
※レストランの公式サイト(英語)はこちら。
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