先日、ワルシャワの旧市街にあるキュリー夫人博物館に行って来ました。
目次
キュリー夫人とは?
キュリー夫人…マリー・キュリー(マリア・スクウォドフスカ=キュリー(Maria Skłodowska-Curie))は、ポーランドの偉人三傑(と勝手に思っています)。物理学者・化学者として放射線の研究をし、1903年にノーベル物理学賞、1911年にノーベル化学賞を獲得しています。(ちなみに、僕が思うポーランドの偉人三傑はショパン、コペルニクス、キュリー夫人です)
なお、キュリー夫人はポロニウム、ラジウムを発見(新元素を発見)しています。前に日本でもようやく、新元素の命名権を理化学研究所の研究者が得た、という話がありましたら、ポーランドでは既に「ポロニウム」という名前が元素に付けられているんですね…。
キュリー博物館はどこにある?
キュリー博物館は、ワルシャワ旧市街の少し北側にあります。旧市街の散策ついでに訪れるもよし、キュリー博物館を目当てで訪れるもよし(ただ、規模が小さいので30分くらいで見て回れます)。
参考:公式サイト(英語) http://en.muzeum-msc.pl/
住所はul. Freta 5で、トラムで行く場合はCentrumから北に動いている15番、18番、35番に乗ってMuranowという乗り場で降りるのが便利です。もちろん、旧市街も合わせて回るのであれば、175番等のバスに乗って旧市街の南側からアクセスすることもできます。
↑入口から旧市街を望みます。この時点で15時50分頃。サマータイムが終わり、ワルシャワの日没時間はなんと16時頃という…。
定休日は月曜日で、営業時間は夏期(6月~8月)が10時~19時、冬期(9月~5月)は9時~16時30分までです。1年の大部分は閉館時間が早いので注意しましょう!
なお、入場料は一般11ズロチ、学生6ズロチでした。僕はなぜか、50ズロチ札を出したら44ズロチ返ってきたので、まだ学生で通用するのかも知れません…。
↑これが入口。
博物館の中は
受付が地上階にあって、2階(ポーランドで言う1階)が展示スペースです。
↑周期表。自分が知っているのと違っているんですが…。18族元素が一番左にあるようです。
あと、アルファベットも所々ギリシャ文字?キリル文字?が混じっていて、なんの元素なのかよく分からない箇所もありました。
↑右にあるのはデシケーターですね。
↑天秤のようです。
放射線の研究をしていた、ということですが、この研究室のレプリカを見ても、僕には何をどうやって実験していたのかがよく分からず…。
まとめ
いかがでしたでしょうか。キュリー博物館は正直言ってマイナースポットだと思いますが(笑)、旧市街を訪れて時間がある場合は是非お立ち寄り下さい。なお、彼女は人生の多くのフランスで過ごしたので、フランスに立派な博物館が作られているようです。
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