イタリア観光の入り口となることも多いローマ。

ローマには2つの空港があり、アリタリア航空などが発着するハブ空港のフィウミチーノ空港と、LCCのほとんどが集約されるチャンピーノ空港です。

今回はウィズエアーでフィウミチーノ空港に降り立ったので、フィウミチーノからローマ市内までの鉄道での移動方法についてまとめます。

ローマ・テルミニ駅まではノンストップのレオナルドエクスプレスが便利

フィウミチーノからローマ市内まではリムジンバス、鉄道、タクシーなどがありますが、手頃で時間も読みやすいのは鉄道です。

フィウミチーノ～ローマ・テルミニ駅には、日中15分ヘッドでレオナルドエクスプレスというノンストップのシャトル列車が運転されています。

フィウミチーノ空港に到着したら

僕はターミナル3に到着し、税関を出ると右側に進んだところにレオナルドエクスプレスの券売機がありました。

10人くらい並んでいて購入に時間がかかるので、もし早く移動したい場合は先に駅の方まで移動して、有人窓口で購入するのをおすすめします。

レオナルドエクスプレスは全席一等車という設定で、料金は一律14ユーロ。所要時間は32分でノンストップなので、時間単位で考えるとちょっと割高のような気もします。

チケットを買ったら改札に向かうのですが、ここで注意点が。

改札ではチケットのQRコードをスタッフがかざしてプラットホームに行けるのですが、これとは別にチケットの打刻が必要です。

最初、QRコードでチケットの管理が終わったと思っていて、そのまま危うく車内に入ってしまうところでした。手続きもちょっと面倒です。

チケットの打刻は、裏面を上にして打刻機に通します。

列車の車内はコンセントが全席付いていて、荷物置き場もありました。ただ、これで一等車と言われてもなあ・・・というのが率直な感想。観光地価格ということでしょうか。

コンセントは窓側に2つ付いてます。よって通路側座席に座ると少し使いづらそうです。

ローマ・テルミニ駅には数分の遅れで到着しましたが、これは許容範囲。この駅、ターミナル駅というだけあってホームが23個も横一列に並んでいるのですが、レオナルドエクスプレスは一番南のホームに滑り込みました。

ここから別の長距離列車に乗り換えたり、ローマ市内のホテルに向かうことになります。

まとめ

ローマ・フィウミチーノ空港とローマ市内の移動にはタクシーなども使えますが、一律料金がタクシー会社によって異なっているなど、判別が付きづらいのがネックです（48ユーロか60ユーロ）。大きな荷物がある、テルミニ駅からホテルまで更に移動しないといけない、複数人で移動する、などの場合はタクシーもいいかもしれませんが、まずはレオナルドエクスプレスで移動できないか考えてみるのがいいでしょう。

なお、テルミニ駅とは別のローマ市内の駅を結ぶ普通列車も、フィウミチーノ空港から出ていますが、こちらの列車の情報については今回割愛しました。

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