ポーランド国鉄のインターシティー(IC)に乗ってみた
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今回は、ポーランド国鉄・インターシティーの乗車記をお届けします。

 

目次

インターシティーとは?

ポーランド国鉄が運行している特急列車の一種。予約や駅での表示は「IC」です。日本で言うと、JRの在来線特急(サンダーバードとか)にあたるものだと思います。

 

ポーランド国鉄の特急には他にも、EIP(ペンドリーノという新幹線列車)、TLK(日本で言うと、絶滅したJRの急行列車。機関車が客車を牽引します)といったいくつかの種類が走っていて、種別によって運賃や所要時間が異なります。また、EIPは一部区間でしか走っていないため、利用区間によってはICとTLKしか動いていないときもあります。

 

今回は、ワルシャワから世界遺産の街・中世都市トルンまで、ICを使って旅をしてみました。

 

インターシティーの車両は?

今回僕が利用したインターシティーは、フロントがのっぺりとしたスタイルのもの。これとは別に、ルブリン~ワルシャワ~ブロツワフだと、流線型の

こういう車両が動いています。

ちなみに、日本人が「国鉄」と聞くと、どうしても旧日本国有鉄道をイメージしてしまうと思うんですが、ポーランド国鉄の最新車両は、そういう意味では「国鉄」っぽくない車両ばっかりです。

 

なお、僕が初めてポーランドに来た2010年は、当然こんな電車特急は走っていなくて、特急列車は全て機関車+客車、でした。今でも時々駅の時刻表を見ますが、当時と比べて夜行列車の数はとても減ってしまっています。そのうち、ポーランドからも「機関車+客車」という玄人好みの編成は消滅してしまうかもしれませんね…。

 

車内の様子

さて、本題に入りましょう。インターシティーの車内はいかにも「現代的」な、2+2シート。

ワルシャワから乗った時点でお客さんで満席だったので、全体の写真は撮れていないんですが、座席の半分は進行方向、もう半分は反対方向を向いていて、日本の特急のように、座席を転換することはできません。このあたりは日本の特急列車に軍配が上がりますね。

 

ただ、座席の背もたれの角度は余裕があって、リクライニングを使わなくてもリラックスできる体制になれますよ。

 

ちなみに、この車両と、上で紹介した流線型の車両は共に、日本の783系のように

車両の両端ではなく、真ん中に1つ扉とデッキがあって、そこから両方に座席空間があります。この構造を取っているのは、果たして783系を手本にしたのかよく分かりませんが、個人的にグッときます。

 

最高時速は約160km!

で、びっくりしたのはその最高速度。

思った以上に速いな~、120kmくらい出ているのかな?と思って、何気なく車内の掲示板を見ると

↑スマホで撮ったのでブレが激しいですが、なんとJRもびっくりの160km!!

 

まさかこんなにスピードが出てるとは思っていませんでした。

 

たぶん、線路の幅が日本より広いので、在来線でも余裕でこのスピードが出せるんですよね。ひどい揺れもありませんでしたし、めちゃくちゃ快適でした。

 

無料WiFiとコンセントもある!

そして、驚くのはインターネットに繋げることと、コンセントも書く座席に付いていること。

コンセントは座席の下に。

インターネットは「Intercity WiFi」です。ただ、人が多いと速度は遅くなります。

 

ビュッフェもあるから泣ける

更に更に、なんと時速160kmを出せる車両であるにも関わらず、半室ビュッフェもありました!

ビュッフェにテーブルは3つしかないので、ここで食べるよりは注文だけして座席に持ち帰るのが良さそうですね。

メニューはドリンクと軽食のみ。

僕はホットコーヒーを頂きました。9ズロチ。

日本でビュッフェ車というと、かつて博多~西鹿児島を動いていた特急「つばめ」しか僕は思い出せません。このビュッフェも、新八代~鹿児島中央で新幹線が開通するときに座席車に改造されてしまっていて、僕は本でその存在を知っていただけなんですよね…。

 

日本で経験できない鉄道の旅が、ポーランドでは追体験できますよ。

 

2時間20分ほどで旅は終了

というわけで、あっという間の鉄道の旅でした。今回は出発時間が16時30分、到着時刻が18時50分で、太陽は15時半頃に沈んでいるので、車窓を楽しむ旅はできませんでした。

 

今後、ペンドリーノと夜行列車(ブルトレ)も使ってみて、乗車ルポも書いてみようと思います。

 

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ポーランド国鉄の特急列車をウェブ予約する方法

 

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