
2026年9月下旬、ロンドン・ヒースロー空港からユーロウイングスを利用してベルリンへ移動する際、ターミナル2にある「ルフトハンザ・セネターラウンジ(Lufthansa Senator Lounge)」を利用しました。
今回の搭乗クラスはエコノミークラスでしたが、ANAのSFC会員としてスターアライアンスゴールドの資格を保有しているため、セネターラウンジを利用することができました(利用航空会社は、ユーロウイングス)。
ヒースロー空港のターミナル2には、ルフトハンザのほか、ユナイテッド航空、シンガポール航空、エア・カナダなどのラウンジが設けられています。
ただし、ラウンジによって場所が大きく異なるため、搭乗する航空会社によって使い勝手に差があります。
実際に利用してみると、食事やドリンクは充実していた一方、座席がほぼ満席という、これまで利用した国際線ラウンジの中でも特に混雑したラウンジでした。
また、訪問時期がドイツのオクトーバーフェストと重なっていたため、期間限定の特別なビールも楽しむことができました。
今回は、その様子を写真とともに紹介します。
スポンサードリンク
1.ルフトハンザ・セネターラウンジの基本情報
今回利用したラウンジの概要は以下のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 空港 | ロンドン・ヒースロー空港 |
| ターミナル | ターミナル2(T2A) |
| ラウンジ名 | Lufthansa Senator Lounge |
| 場所 | 保安検査後、出発エリア5階 |
| 利用時期 | 2026年9月下旬 |
| 搭乗航空会社 | ユーロウイングス |
| 搭乗クラス | エコノミークラス |
| 利用資格 | SFC(スターアライアンスゴールド) |
エコノミークラスでもスタアラゴールドで入室可能
今回はユーロウイングスのエコノミークラスを利用しました。
ユーロウイングスはルフトハンザグループの航空会社ですが、スターアライアンスの正式加盟航空会社ではありません。
ただし、ルフトハンザグループのラウンジ利用に関する規定により、今回の搭乗便ではSFCに基づくスターアライアンスゴールド資格でセネターラウンジを利用することができました。
受付では、搭乗券と、スターアライアンスゴールドの資格が確認できるアプリ上のステータスカードを提示しました。
これだけで問題なく入室でき、追加料金などは発生しませんでした。
なお、ユーロウイングス利用時のラウンジ入室条件は、航空券の運賃種別やマイレージプログラムによって異なる場合があります。
保安検査でも優先レーンを利用できた
今回、もう一つ便利だったのが保安検査です。
エコノミークラス搭乗でしたが、スターアライアンスゴールドの資格により、ヒースロー空港ターミナル2の保安検査では優先レーンを利用できました。
大規模な空港であるヒースローでは、保安検査の待ち時間を短縮できるメリットは大きいと感じます。
ラウンジ利用だけでなく、空港での各種優先サービスも、SFCを保有する魅力の一つです。
2.ラウンジの場所と、ターミナル2内の移動

ルフトハンザ・セネターラウンジは、ヒースロー空港ターミナル2のコンコースA(T2A)にあります。
保安検査場から比較的近い位置にあり、ルフトハンザグループの欧州域内便を利用する際には便利な場所です。
一方で、同じターミナル2の中でも、コンコースB(T2B)には以下のラウンジがあります。
- ユナイテッド航空「United Club」
- シンガポール航空「SilverKris Lounge」
- エア・カナダ「Maple Leaf Lounge」
T2AとT2Bは別の建物に分かれており、徒歩で10~15分程度の移動が必要になります。
そのため、T2Aから出発するルフトハンザグループの欧州域内便を利用する場合、T2Bまで往復するのは少々大変です。
もちろん、利用資格や時間に余裕があれば、ほかのラウンジを訪れることも可能です。
しかし、搭乗口への移動も考えると、実用上はルフトハンザラウンジが最も使いやすい選択肢になります。
反対に、ANA、ユナイテッド航空、シンガポール航空など、T2B側から出発する便に搭乗する場合には、搭乗口に近いT2Bのラウンジを利用する方が効率的でしょう。
スポンサードリンク
3.ラウンジ内部|座席はほぼ100%埋まる大混雑
今回の訪問で最も印象に残ったのは、何といってもラウンジの混雑ぶりです。
入室してみると、座席はほぼ100%埋まっている状態でした(混雑していたので、ラウンジ全体の様子が分かる写真はなし)。
これまで世界各地の国際線ラウンジを利用してきましたが、ここまで混雑しているラウンジは、私の経験では初めてだったと思います。羽田のANA国内線ラウンジも混雑していますが、国際線でそれを超える混雑ぶりでした。
空席を探すのも容易ではなく、ラウンジでゆっくり過ごすという点では、少々期待外れでした。
ただ、奥の方に、横になれる座席があり、そこはいくつか空席がありました。

ラウンジの内装自体は、落ち着いた色調でまとめられています。

天井が高く、窓際には外光が入るため、空間そのものに強い圧迫感はありません。
また、座席エリアはパーティションなどで区切られており、さまざまなタイプの席が用意されていました。

室内には、ロンドン・アイや地下鉄、街並みなど、ロンドンらしい風景を題材にした写真も飾られています。
ドイツ系航空会社のラウンジでありながら、ロンドンという土地柄も意識した内装になっていました。

雑誌類を用意したコーナーもありました。
英国の旅行・ファッション・ビジネス関連の雑誌などが置かれており、紙媒体を手に取って過ごすこともできます。
4.食事|温かい料理からサラダ、フルーツまで
混雑は非常に激しかったものの、食事のラインアップは比較的充実していました。
温かい料理

温かい料理のビュッフェには、ライス、カレー風の煮込み料理、野菜料理、スープなどが用意されていました。
単なるスナック類だけでなく、しっかりと食事を取れる内容になっています。
私もライスと煮込み料理を中心にいただきました。

このときは、ライスに加えて、豆類を使った煮込み料理などを盛り付けました。
ドリンクにはオレンジジュースなどを選び、出発前の軽い食事を済ませることができました。時差ボケや、ロンドン滞在中に色々と口にして、それほどお腹が空いているわけでもなかったので、夕食を兼ねて軽く済ませました(ロンドン発が19時で、ベルリン着が22時だったので)
サラダバーも充実

サラダコーナーには、レタス、ニンジン、枝豆、コーン、豆類、パスタサラダなどが並んでいました。
野菜の種類が比較的豊富で、温かい料理と組み合わせれば、バランスのよい食事が取れそうです。
フルーツ類

フルーツも用意されていました。
カットフルーツにはブドウやメロン、パイナップルなどがあり、バナナも置かれていました。
食後のデザートとして楽しめるほか、軽く何かを食べたい場合にも便利です。
スポンサードリンク
5.アルコール・ドリンク類|種類豊富なセルフサービス
ルフトハンザラウンジでは、アルコール類も充実していました。

ワイン、ウイスキー、ジン、リキュールなどが並んでおり、好みの飲み物をセルフサービスで楽しめます。

写真では、メーカーズマーク(Maker's Mark)やスリーバレルズ(Three Barrels)などの銘柄も確認できます。
また、マルティーニやカンパリなども置かれており、カクテルを自分で作ることもできそうです。
生ビールと瓶ビール

ビールサーバーも設置されており、ドイツのビールブランドであるホフマイスター(Hofmeister)などが用意されていました。
さらに、冷蔵コーナーにはベックス(Beck's)などの瓶ビールもあり、ビールの選択肢は豊富です。

ソフトドリンクは、コカ・コーラ、コカ・コーラゼロ、ファンタ、スプライト、トニックウォーターなどがありました。
アルコールを飲まない方でも、ドリンク類に困ることはないでしょう。
6.オクトーバーフェスト限定企画|ERDINGERの特別ビールを堪能

今回、特に印象に残ったのが、オクトーバーフェストにちなんだ特別企画です。
オクトーバーフェストは、ドイツ・ミュンヘンで毎年開催される世界的に有名なビールの祭典です。
私が訪問した2026年9月下旬は、ちょうどオクトーバーフェストの開催期間と重なっていました。
そのためか、ラウンジ内にはオクトーバーフェスト仕様の特設コーナーが設けられていました。
バイエルン地方の民族衣装を描いたパネルや、青と白のチェック柄の装飾が施され、普段のラウンジとは異なる雰囲気になっています。
プレッツェルを模した飾りもあり、ドイツらしい季節感を演出していました。
ERDINGER Oktoberfestを飲んでみた

今回いただいたのが、「ERDINGER Oktoberfest」というビールです。
エルディンガー(ERDINGER)は、ドイツ・バイエルン州のエルディングを拠点とするビールメーカーで、ヴァイスビア(小麦ビール)で知られています。
今回のオクトーバーフェスト仕様のビールは、通常の銘柄とは異なる特別なラベルが使われていました。
ラウンジでこうした季節限定のビールを楽しめるのは、ドイツ系航空会社ならではの魅力だと感じました。
ロンドンにいながら、ドイツのビール祭りの雰囲気を少し味わえたのは、今回の訪問のよい思い出になりました。
7.まとめ|食事とドリンクは充実。ただし混雑には注意
今回、ヒースロー空港ターミナル2のルフトハンザ・セネターラウンジを利用して感じたのは、食事や飲み物の充実度と、ラウンジの快適性は必ずしも一致しない、ということです。
食事は温かい料理、サラダ、フルーツまで一通りそろっており、アルコール類も比較的豊富でした。
さらに、訪問時にはオクトーバーフェストにちなんだ特別企画もあり、ERDINGERの限定ビールを楽しめたのは非常によかったと思います。
その一方で、ラウンジ内は座席がほぼ満席という状況で、静かに過ごす場所としては、あまり快適ではありませんでした。
もちろん、混雑状況は曜日や時間帯によって異なるため、今回の体験だけで普段の様子を判断することはできません。
それでも、これまで利用した国際線ラウンジの中では、特に混雑が印象に残る訪問となりました。
また、ヒースロー空港のターミナル2では、搭乗する航空会社によって最適なラウンジが異なります。
ルフトハンザグループの欧州域内便を利用する場合には、保安検査場から近いルフトハンザラウンジが便利ですが、T2Bから出発する長距離便では、ユナイテッド航空やシンガポール航空などのラウンジも候補になります。
スターアライアンスゴールドを保有していれば、対象便のエコノミークラス搭乗でもラウンジを利用できることがありますので、搭乗前に利用条件と位置関係を確認しておくことをおすすめします。
※これまでに訪れた、世界各地のスターアライアンス加盟会社ラウンジはこちらの記事にまとめています。
スポンサードリンク










ちと被害妄想ではないですか。物価目当てで訪れる日本人が増えても最初のきっかけにす…