
ロンドンを旅行するのであれば、一度は体験しておきたいのが、本場英国のアフタヌーンティー。
2026年9月のロンドン滞在中、英国王室との関係が深いことで知られる名門ホテル「The Goring(ザ・ゴーリング)」でアフタヌーンティーを楽しんできました。
伝統あるホテルでいただく紅茶やサンドイッチ、スコーン、ケーキはもちろんのこと、ホテルの建物や内装、食器類も非常に印象的でした。
今回は、予約した18時の回に訪問した際の様子を、写真とともに紹介します。
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1.ザ・ゴーリング(The Goring)とは?
ザ・ゴーリングは、ロンドン中心部、バッキンガム宮殿の近くに位置する5つ星ホテルです。
1910年に開業した歴史あるホテルで、英国王室との関係が深いことでも知られています。
特に、ウィリアム皇太子とキャサリン妃の結婚式に際して、キャサリン妃が前夜を過ごしたホテルとしても有名です。
建物は英国らしい赤レンガ造りで、正面には英国旗が掲げられています。
一般的な観光ホテルとは異なり、入口から英国の伝統と格式を感じられる空間になっています。

ウクライナ情勢が関係しているのか、ウクライナの国旗も掲揚されていました。

宿泊料金は決して安くないホテルですが、アフタヌーンティーであれば、宿泊せずともその雰囲気を味わうことができます。
2.18時からのアフタヌーンティーを予約
今回予約したのは、18時開始のアフタヌーンティーです。
「アフタヌーンティー」という名前からすると、午後2~4時頃に楽しむイメージがありますが、ザ・ゴーリングでは夕方の時間帯にも予約枠が設けられています。
今回は観光との兼ね合いもあり、18時からの回を利用しました。
予約時間より早くホテルに到着しましたが、そのまま館内に入ることができました。服装については、カジュアル(半袖、半ズボンなど)が不可で、男性はジャケット着用が推奨、とのことでした。
ただ、日本からの旅行でジャケットを持っていくのは荷物がかさばると思うので、最低限「襟付き」の服を着ていくのが良いと思います。
このとき私は、ポロシャツにスラックス姿で向かいました。
本当は、仕事で使うスーツを着ていくつもりだったんですが、ロスバゲになって、この予定のときに、ビジネス着一式が手元になかった、という状態で、ポロシャツを着ていて良かったです。
※ロスバゲの対応については、以下の記事で全てまとめています。
さて、話を戻します。
時間より早く施設内には入れたものの、、食事会場にすぐ案内されたわけではなく、予約時間まではホテルのロビーで待つことになりました。
格式の高いホテルということもあり、入館前は少し緊張しましたが、早く着いても館内で待機できたのはありがたいところです。
なお、早めに到着した場合に必ず館内で待てるとは限らないため、実際の案内は当日の状況によると思います。
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3.アフタヌーンティー会場の雰囲気
案内された会場は、ガラス張りの天井と大きな窓が印象的な空間でした。
天井にはシャンデリアが吊り下げられ、植物の装飾も随所に見られます。

豪華な装飾が施されている一方で、自然光が入る明るい空間でもあり、重厚な英国ホテルのイメージとは少し違った開放感もありました。
テーブルには真っ白なクロスが掛けられ、黄色と金色を基調とした食器が用意されていました。
この食器の組み合わせが特に印象的で、アフタヌーンティーが始まる前から特別な場所に来たという気分になります。
4.紅茶のメニューも豊富
アフタヌーンティーでは、豊富な紅茶のメニューから好みのものを選ぶことができます。

紅茶だけでも、ブラックティー、ウーロン茶、緑茶、白茶など、さまざまな種類が用意されていました。
例えば、ブラックティーには以下のような種類が掲載されていました。
- The Goring Afternoon Blend(ホテルオリジナル)
- Assam Gold
- Organic Cherrywood Lapsang
- Royal Blend
- Organic Darjeeling
- Earl Grey
- Chai
- Decaffeinated Ceylon
特に、ホテルオリジナルの「The Goring Afternoon Blend」は、アッサムとダージリンをブレンドした紅茶で、スコーンやクロテッドクリームとの相性も考慮されているようです。
英国の伝統的なアフタヌーンティーでありながら、日本の煎茶(Sencha)まで選択肢に含まれているのは興味深いところでした。
紅茶はポットで提供され、銀製のティーポットやミルクジャグなど、食器にも高級ホテルらしさが表れています。

そして、ティーポットのサイズも大きく、2人で飲んでもなかなか減らない、それくらいの量が1回でサーブされました。
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5.アフタヌーンティーの料理を紹介
ザ・ゴーリングのアフタヌーンティーには、通常の「Traditional Tea」に加えて、シャンパン付きのコースが用意されています。
今回、私たちが選んだのは、最も基本的な「Traditional Tea」です。
公式メニュー上の料金は1人85ポンドで、サンドイッチ、スコーン、ケーキ、紅茶などが含まれます。
アルコールが飲みたいときは、これより上のクラスのメニューを注文する、という流れになります。
なお、今回のメニューは「Timeless Style Afternoon Tea」と名付けられており、英国王室の衣装から着想を得たデザートが特徴です。
最初の一品と5種類のサンドイッチ
最初に提供されたのが、季節のアミューズ・ブーシュ(Seasonal Amuse-Bouche)です。

一口サイズの料理ですが、黄色と金色の食器に盛り付けられており、アフタヌーンティーへの期待が高まります。
続いて提供されたのが、5種類のフィンガーサンドイッチです。
公式メニューによると、以下の組み合わせでした。
- ハチミツでグレーズしたDukeshillのハムとポメリー・マスタードのマヨネーズ(白パン)
- John Rossのスモークサーモン、ケッパー入りクリームチーズ、ディル(ビーツ入りパン)
- トリュフ入りClarence Courtの卵とクレス(オニオンブレッド)
- キュウリとクリームチーズ(白パン)
- デヴォン産ホワイトチキンのコロネーションチキン(ブラウンブレッド)
英国の定番であるキュウリのサンドイッチに加えて、スモークサーモンやトリュフ入りの卵、コロネーションチキンなど、多彩な具材が使われています。
パンの種類まで具材に合わせて変えられており、見た目にも華やかな盛り付けでした。
スコーンは2種類
3段スタンドの下段には、英国式アフタヌーンティーの定番であるスコーンが並んでいました。

用意されていたのは、
- プレーンスコーン
- レーズンスコーン
の2種類です。
中央の段には、スコーンに添えるジャムとクリームが用意されています。
日本でもスコーンを食べる機会はありますが、ロンドンの歴史あるホテルで、紅茶とともに楽しめるのは特別な体験です。
エリザベス2世の衣装をモチーフにした3種類のケーキ
今回のメニューで特に興味深かったのが、ケーキの構成です。
「Timeless Style」というテーマのとおり、エリザベス2世の過去の衣装に着想を得た3種類のデザートが用意されていました。
① Bridesmaid Dress 1934(1934年のブライズメイドドレス)
白桃とストロベリーのパルフェを中心としたデザートです。
1934年に、当時のエリザベス王女がブライズメイドとして着用した衣装をテーマにしています。
② Diplomatic Dressing 1961(1961年の外交用衣装)
サフランとカルダモンのムースに、マンゴーとピスタチオを組み合わせたデザートです。
1961年の外交用衣装に着想を得たもので、独特の緑色の装飾が目を引きます。
③ Evening Attire 1970(1970年のイブニングドレス)
濃厚なチョコレートタルトに、オレンジとベルガモットを組み合わせたデザートです。
1970年のイブニングドレスをテーマとしており、華やかな装飾が施されています。
ケーキを単なる洋菓子としてではなく、英国王室の歴史やファッションと結び付けている点は、王室と関係の深いザ・ゴーリングならではの演出です。
アフタヌーンティーを通じて、英国の食文化と王室文化の両方を楽しめる構成になっていました。
6.実際の料金は1人97.75ポンド
今回選んだTraditional Teaの基本料金は、1人85ポンドでした。
ただし、実際の支払額にはサービス料が加算されます。
今回の支払額は、次のとおりです。
| 項目 | 1人あたり |
|---|---|
| Traditional Tea | £85.00 |
| サービス料(15%) | £12.75 |
| 合計 | £97.75 |
2人で利用したため、合計では195.50ポンド相当になります。
決して安価なアフタヌーンティーではありませんが、5つ星ホテルの格式ある空間で、英国王室の歴史をテーマにした料理や紅茶を楽しめることを考えると、ロンドン旅行の特別な体験として十分に検討する価値があると思います。
なお、料金は訪問時のものであり、変更される可能性があります。
最新のコース内容や料金については、ザ・ゴーリングの公式メニュー(PDF)をご確認ください。
7.ザ・ゴーリングのアフタヌーンティーはおすすめ?
今回の体験では、食事そのものはもちろん、ホテルの建物、食器、会場の内装まで含めて、英国らしい時間を楽しむことができました。
特に印象に残ったのは、黄色と金色を基調とした食器、豪華でありながら開放的な会場、そして英国王室の衣装をモチーフにしたケーキです。
また、18時からの予約だったため、日中の観光時間を確保できたのも利点でした。
もちろん、アフタヌーンティーとしては高額な部類に入りますが、通常のカフェとは異なる特別な空間で過ごす時間も料金に含まれていると考えると、納得感があります。
ロンドン観光で少し贅沢な体験をしたい方や、英国王室・伝統文化に興味のある方には、候補としておすすめしたいホテルです。
8.ザ・ゴーリングの基本情報
- ホテル名:The Goring(ザ・ゴーリング)
- 住所:15 Beeston Place, London SW1W 0JW
- 最寄り駅:London Victoria(ロンドン・ヴィクトリア駅)
- 利用日:2026年9月19日
- 予約時間:18時
- 今回のカード決済額:97.75ポンド(複数人で訪問しても、割り勘可能でした)
- 公式サイト:https://www.thegoring.com/
※料金・営業時間・メニューなどは変更される可能性があります。最新情報は公式サイトで確認してください。
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